雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 10月29日(金) 「ディーセントワーク」の学習会をしました

2010年10月30日 04時57分16秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 10月29日(金) 「ディーセントワーク」の学習会をしました

 浜松学習協で相談して、月刊雑誌『学習の友』の中身を使って、毎月、ざっくばらんに、いろいろ話せる学習会をしていこうということで第1回をしました。

 N子さんと私も含めて5人で、やりましたが、それぞれの働いてきた職場の話を語って、初めて聞く話も多くて、おもしろかったです。
 元県立高校の教師、元JRの機関士、遠鉄の修理工、保育士~介護者、本屋~配送業と、それぞれリアルな話を聞けました。


 厚生労働省のHPでは以下のように書いています。

 「ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)について
 ILOにおいては、「『ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)』の実現」を、ILO憲章により与えられた使命達成のための主目標の今日的な表現であると位置付けている。
 我が国としては、「ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)」を、以下のように整理している。
 
◎ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)とは、人々が働きながら生活している間に抱く願望、すなわち、
 (1) 働く機会があり、持続可能な生計に足る収入が得られること
 (2) 労働三権などの働く上での権利が確保され、職場で発言が行いやすく、それが認められること
 (3) 家庭生活と職業生活が両立でき、安全な職場環境や雇用保険、医療・年金制度などのセーフティーネットが確保され、自己の鍛錬もできること
 (4) 公正な扱い、男女平等な扱いを受けること
といった願望が集大成されたものである。

◎ ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)の実現を図るためには、各国は、以下の4つの状況に照らし、国内事情等に応じそれぞれに達成可能な目標を立てることが重要である。
 (1) ILOで制定された労働に関する国際的な基準(条約等)の適用状況
 (2) 雇用と収入の確保の状況
 (3) 社会的保護や社会保障の適用状況
 (4) 政労使三者を含む関係者による対話促進の状況」

つまり、「ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)」とは、
 ① まともな収入(年間200万円以上)
 ② 意見が言えて、楽しく働ける職場
 ③ 「男」「女」や「正規」「非正規」の差別・区別のない労働
 ④ 家庭生活・社会生活と両立する労働時間
 ということでしょうか。

 これからも「友」学習会をやっていこうということになりました。
 

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