雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

原発と放射能の本 11 広河隆一著『チェルノブイリから広島へ』岩波ジュニア新書、1995年

2012年08月23日 06時10分41秒 | 原発を考える1

原発と放射能の本 11 広河隆一著『チェルノブイリから広島へ』岩波ジュニア新書、1995年

 いま福島原発事故の放射能について、心配しなくてもいい、という学者達と、人間の健康に危険だという科学者の意見の相違は、昨年から私たちがよく体験し、この2種類の学者の違いは何なんだろうと、考えてきたと思います。

 その違いが、すでにチェルノブイリ事故や、はるか以前の広島原爆の時から、ずっと続いていたことを、著者の広河さんの実体験と詳細なデータに基づいてわかりやすく解明した、とてもいい本です。

 この本が1995年に出版されていることに、とくに留意してください。ぼくがこの本を買ったのは何年なのか、わかりませんが、たぶん興味があって買ったのだと思いますが、入念に読んだ記憶や形跡がありません。残念ながら。

 広島、チェルノブイリ、福島と続く、事態を防げなかったのは、多くの人がそうだと思いますが、痛恨の極みです。ずっっと、何もしてこれなくて、ごめんなさい。

 


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