雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

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雨宮日記 8月11日(月)の7 小笠原豊樹著『マヤコフスキー事件』を読む

2014年08月11日 17時47分30秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 8月11日(月)の7 小笠原豊樹著『マヤコフスキー事件』を読む

 きちんと「本と映像の森」を書く時間がないので簡単に紹介。やはり、詩人マヤコフスキーは、1930年4月14日月曜日に、自宅でスターリンによって殺害された、と見るのが正しいようです。

 演出家メイエルホリドがスターリンの指示で、1940年2月2日に銃殺されました。メイエルホリドの妻も殺害されました。

 だとするとあの時代、マヤコフスキー原作、メイエルホリド演出の演劇「南京虫」の音楽をつくったショスタコービッチが生き延びたのは「奇跡」としかいいようがありません。

 もしかしたら1937年に「交響曲第5番」を書いたから、助かった?

 おそらくついに演奏されなかった「交響曲第4番」を1936年に演奏していたら、、ショスタコービッチは「銃殺リスト」に掲載されていたでしょう。

 このあたりの問題の、フランス共産党の詩人アラゴンとのつながりや、日本共産党の小説家宮本百合子との関係については、別途書けるときがあるでしょうか。

 なおこの問題でスターリン弾圧を系統的に追っている不破哲三さんが月刊『前衛』に連載している。ぼくは完結して本になってから読みます。

 

 

 

 


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