古代ブログ 84 古代史の本 8 『縄文貝塚につどう 蜆塚遺跡のくらし』浜松市博物館、2003年
A5版。34ページ。
博物館の発行する古代史本には2種類ある。正式の分厚くて数千円の遺跡発掘報告書と、もっと小さくて薄い読みやすい数百円のパンフレット類。
これはパンフレット。
浜松の縄文時代といえば蜆塚遺跡。これを読めば蜆塚遺跡がだいたいわかるようになる。
◎時代 4千年前から3千年前
◎場所 台地の上
◎貝塚の発掘 貝塚に残る縄文人の食
◎「矢じり」が突き刺さった鹿の骨
◎「屈葬」 葬られた70才前後の長老の骨
◎装身具 貝でできた腕輪、動物の骨でできた髪飾り、土製の耳飾り
◎佐鳴湖と御前谷(ごぜんだに)低地は海だった
◎蜆塚遺跡のヒスイの首飾り
◎黒曜石
◎実験考古学 ① 周囲の森で木の実を採集すると
◎実験考古学 ② 縄文時代の衣服 カラムシ(苧麻 ちょま)
◎マンガ 縄文時代の狩り
<全国各地の貝塚>
◎日本最大の縄文貝塚群、関東平野
◎若狭湾周辺の縄文貝塚
◎東海 ① 知多半島 篠島「神明寺貝塚」からウミガメやクジラの骨
◎東海 ② 三河湾奧 海岸線の「ハマ貝塚」
◎仙台・松島湾周辺の縄文貝塚
◎琵琶湖周辺の縄文貝塚
◎瀬戸内海の貝塚の例、岡山県