雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 4月13日」(木) 東アジア大戦の危機

2017年04月13日 23時22分50秒 | 雨宮日誌

 雨宮日記 4月13日」(木) 東アジア大戦の危機

 昼閒、ニュース・ショーの一部は、アメリカが北朝鮮を武力攻撃する可能性についてやっていました。

 「米軍基地が攻撃される可能性」あるいは「東京が攻撃される可能性」まで、いってました。

 ある人が言っていたように「わたしたちは平和的に解決されることをのぞむ」です。

 だいたい、アメリカは世界最大の核戦力をもっていて、他国に「持っちゃいかん「持ったら攻撃する」とは、どういうこと?

 典型的な「二重基準」?

 アメリカは空母を北朝鮮に接近させ、しかも、日本は護衛艦を米空母と共同訓練するという。

 日本が、軍事的な圧力と同調していいのでしょうか。

 もっとも、北朝鮮も軍事的な脅迫国です。だからといって、日本も軍事的脅迫国になってはいけません。

 ただし、北朝鮮から無法な軍事攻撃をしかけるなら、日本は「正当防衛」で武器を取ってたたかうことを余儀なくされます。

 もっと思考と論議を。



雨宮日記 4月12日(水) 食べ忘れ

2017年04月13日 17時32分26秒 | 雨宮日誌
 雨宮日記 4月12日(水) 食べ忘れ

 気温があがって、すごしやすくなりました。

 昼閒、則子さんは孫の世話で長女のところへ行ったので、ひとりパソコンにむかって勉強してまあした。といっても、新しい本を読むより前のファイルを整理して、整列し直してました。

 夕方、則子さんが買ってきて、夕食で1階へおりました。

 自分でもびっくりしたのは、昼食を食べ忘れていたこと。「夢中で勉強してたんだ」と弁解して、2食分、食べました。

 さすがに、お腹がいっぱいになりました。1日に食べる量は同じだからといって、2~3食分、いっぺんに食べるのは無理ですね。


新・本と映像の森 50(歴史3) 加藤文三『民謡歳時記 上』青木書店、1980年

2017年04月13日 13時43分30秒 | 本と映像の森

 新・本と映像の森 50(歴史3) 加藤文三『民謡歳時記 上』青木書店、1980年

 加藤文三『民謡歳時記 ー くらしの文化史 ー 上』青木書店、1980年第1版第1刷、382ページ、定価3000円

 民謡からくらしに入り込んで、くらしのなかのモノや技術を精細に分析した本。あまり類書がないので、古本であったら高くても買っておいた方が得です。

 「日本では「もの」よりも「こころ」の問題をとりあげたほうが評判がよいことを、私は知っている。・・・・だが、私はこの本で、雪・月・花をめぐる日本人の精神史ではなく、衣・食・住という日本人の生活の基本にかかわる「もの」の歴史をあつかうことにした。
 調べてみて、たちまち気がつかざるをえなかったのは、衣食住という「もの」についての私の基礎的知識の不足である。私は身のまわりの生活のごく基本的な「もの」について、何も知らないのだ。・・・・私は「ことば」を知っていて、「もの」それ自体を知らないのである。
 唯物論というのは、個々の物への関心に基づいているはずなのに、私はその「もの」を知らないのだから、「唯物論」ではなくて、「マルクス主義的観念論」の立場にたっていたのだ。それでいて、「生産と労働」を基本にして歴史を教えるなどと言ってきた。」(p9)

 これは著者の反省と探求の貴重な記録である。

 毎週、民謡の紹介と「もの」の探求が組み合わさっている。

    ☆

1月  1 正月様ー餅、 2 万歳唄ー床の間、3 小正月ー小豆、4 寒天唄ー寒天
2月  5 節分の夜ー大豆、6 紙漉唄ー和紙、7 砂糖締唄ー砂糖
3月  8 雛祭りー菓子、 9 蕨萌ゆー山菜、10 油締唄ー燈油
4月 11 駕籠かき唄ー駕籠、12 石切唄ー石材、13 桑摘唄ー桑と蚕、
   14 茶摘唄ー茶、 15 大漁祝唄ー鰊と鰯
5月 16 茨の花ー香料、17 菖蒲湯ー薬、18 鮎の唄ー鵜飼 19 田植唄ー稲6月 20 麦打唄ー麦、 21 舟唄ー船、 22 梅雨空ー塩、23 鰹釣るー鰹節7月 24 木挽唄ー木炭、25 紅花摘唄ー紅花、26 七夕唄ー竹
27 藍こなし唄ー藍、28 蓙(ござ)織唄ー畳、29 麻刈唄ー麻
30 漆掻唄ー漆

下巻へ続く