雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 10月20日(土) 北区の三方原会館で福島のお医者さんの話

2012年10月20日 20時15分52秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 10月20日(土) 北区の三方原会館で福島のお医者さんの話

 明日の自分の講演(60分)の準備や他の印刷などで忙しかったのですが、ようやく自分の講演原稿とレジュメと資料が完成したので、今日は午後、福島県郡山市で医療生協の診療所のお医者さんのお話を則子さんと聞きに行きました。

 いろいろぼんやりと感じていたことが、直接、お話を聞いて、いろいろ明確になりました。聞けてよかったです。則子さんとも、「逃げる権利」と「残る権利」について、いろいろ話をして合意できました。うれしいな。

 つまり、科学の世界は「謎解き」ですね。事実と道理に基づいてですが。いろいろ分からないことが、分かってくる、それが科学であり、歴史であると思います。

 そのためには、真実から目をそらして、逃げてはいけないし、自分がいま「真実」と思っていることを他人に押しつけてもいけないと、いうことを痛感しました。

 夜は次女のIさんが録画した「チーム・バチスタの栄光」を見ました。心臓の「バチスタ」手術を性交させてきたチームに手術中の患者の死があいついで…病院内の「不定愁訴外来」(病院内では「愚痴外来」と揶揄される)の女性医師と、厚労省の特命調査員がタッグを組んで(組んでるのか?)おこなう調査で。

 謎解きは「入れ子」「二重構造」になっているのですが、外部の構造はよくできていますが、内部の構造はちょっと基礎建築がうまくできていなくて、解決編が伏線がなくて、少し無理がある感じです。つまり犯人の異常さだけがそこで突出しすぎているかなと。

 


本と映像の森 228 五十嵐大介さん著『海獣の子供 1』小学館

2012年10月20日 19時58分59秒 | 本と映像の森

本と映像の森 228 五十嵐大介さん著『海獣の子供 1』小学館、イッキコミックス、2007年(平成19年)8月4日初版第1刷、316ページ、定価本体714円+消費税

 「星の。星々の。海は産み親。人は乳房。天は遊び場」

 東京まで電車で2~3時間の港町に住む少女、アズミ琉花(るか)。中学生の琉花が、父の勤務する「江ノ倉水族館」と海岸を舞台に、不思議な少年たち、海と空に出会い体験する物語です。

 各地の水族館で発光して消えていく魚たちが続出します。

 琉花は、海くんや空くんと海でサカナや動物たちと不思議な体験をします。

 夜の海岸で、琉花と海くんの目の前に明るい隕石が海に落ちていきます。

 素敵な、海洋の生きものたちと人間たちの物語が始まります。

  ☆

 もちろん、琉花さんの名字が「アズミ」なのは、物語からすれば必要な伏線ですね。日本古代史が好きな皆さんにはピンとくると思います。