里の部屋

日々思ったことを綴っていこうと思います。

ポツリと言ったひとこと

2010年01月31日 | 日々のつぶやき
今日、お昼ご飯を食べたあとで、主人が、ポツリと「○○さん、もう、灰になってしまったなぁ」と言いました。

一瞬、何の事かと思いましたが、すぐ理解出来ました。

昨日の夕刻6時に、お通夜に行った人の事を言っていました。

この亡くなられた人と言うのは、我が家の3人の子供たちがお世話になった保育園で、主人が同じ時に、この保育園の保護者会の役員をしていたメンバーの中の一人です。

みんな、殆ど同じ年くらいの保護者でした。

我が家の長男から末っ子の娘まで6年間、この保育園でお世話になり、あとの4年間、主人も保護者会の役を務めました。  

月1回の保護者会の会議があり、7時か8時から会議があったようですが、会議の後、園長も一緒に、保育園で、おじさんたちばかりで、しゃべって飲んで、2時か3時にならないと家に帰って来ませんでした。

本当にこの時の仲間の人たちは、みんな年も同じくらいで、よく気が合う人たちでした。

この役員の人たちの子供が、みんな卒園した後も、この時の保護者会の役員たちで、よくあちこち旅行したり、又、子供たちが、小学卒業や、中学卒業と言うような、節目の時は、観光バスで、子供と親で、家族旅行を企画して下さり、一泊旅行をし、楽しい思い出作りをして貰ったメンバーの一人です。     

このメンバーの中の人が、去年の10月にも一人肝臓病で亡くなられ、そして、又一人、同じく肝臓病で、亡くなられ、昨日お通夜で、今日の10時からが告別式・11時出棺でしたので、お昼過ぎに主人が、ポツリと「○○さんは、もう灰になってしまったんやな」と言いました。

主人と同じように、かつての親友が、共に相次いで肝臓病で亡くなられたことが、主人自身の身(肝臓病)に置き換えて、身につまされているんだなと、私も悲しくなり、涙を隠すのに必死でした。

ずっとずっと主人には長生きして欲しいと、心から願っています。