里の部屋

日々思ったことを綴っていこうと思います。

節分の便りが届きました

2010年01月29日 | 日々のつぶやき
今年も、間もなく節分を迎えますので、湯豆腐で有名な、順正より、豆腐用大豆で、招福豆を作られたのを、送って下さった。


 

送られて来た封筒です。




この紙に豆が包まれていました。




豆が包まれていた紙の中は、お手紙になっています。


手紙の概略

今年は、寅年、トラのパンツで金棒を持つ鬼。

頭の角、大きな鼻、大きな耳、鋭い爪、毛むくじゃらの体と、鬼は牛と虎を掛け合わせた怪物ですね。

陰陽道では丑寅(北東)の方角が鬼門で、鬼が出入りする方位とのこと。京都では比叡山の方向にあたり、酒呑童子も代々ここに住んでいたのですが、都の鬼門を守るべく延暦寺の造営を託された最澄に追い出され、大江山で成敗されます。

古くは日本でも中国でも鬼には角が無かったと言うのですが……

鬼門=丑寅でこんな姿に変わって行ったようです。

さて、今年も豆腐用大豆で招福豆を作りました。

この一年の皆さまの御多幸・御健康を祈念し、わずかばかりの福をお届けします。御笑納いただければ幸いです。



お手紙の中に包まれていた豆です。

毎年、お手紙の文章だけが、その年、その年に合った内容で送られて来ます。

季節や、行事を感じさせられる、温かい贈り物です。感謝!