一昨年のクリスマスイブに主人と用事があって出かけていて、帰るのが遅くなったのでレストランで夕食を済ませて帰ることにした。
イブとあって家族連れや若いカップルで混んでいた。入り口付近で名前を書いて順番待ちをし、空席が出ると店員さんが順番に案内された。
私たちが案内されたテーブルに着いた後、近くのテーブルに若い男性2人が案内されて来た。その2人が案内された両サイドのテーブルには、仲睦ましいカップルが楽しそうに食事をされていた。
すると案内されて来た2人の男性の1人が、床に座り込んでこの場所はいややと、まるで幼い子が駄々をこねる時のように足をバタバタさせて抗議し始めました。
もう1人の男性が、その駄々っ子をなだめて何とかその席に落着きましたが、よほど両サイドのカップルが羨ましかったのか、自分たちが惨めに思えたのか、見ていた私も少しこの2人の男の子が気の毒に思えました。
あれから今日で2年経ちましたが、あの時の男の子に今は彼女が出来たかなぁと、2年前の光景がよみがえって来ました。
今年の我が家のクリスマスイブと言えば、息子がスペイン産の
カバロゼと言うワインだかシャンパンだか私にはよく解りませんが、買って来て、家族みんなで夕食時に飲もうと言う事になりました。
そして私と娘で買い物に行って買ってきた
握り寿司を食べ、息子はお寿司だけでは足りないだろうと、
ピザも用意しておいたのでそれも食べました。
食後は生協に注文していた
ケーキが届いていたのでそれもみんなで食べたと言うような我が家のクリスマスイブでした。
私としては、子供たちとこのように家族でささやかなイブを共に出来るのは嬉しいですが、それこそ2年前に見た男の子2人のように、30近い息子と娘が、クリスマスイブに一緒に食事など共にする相手がいないのだろうかと、そのことも少々複雑な気持ちです。