四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

愛らしき詩人

2008-02-26 07:58:07 | 俳句
 第32回三渓園の「投句箱」コンテストの表彰式がありました。青少年の部では七才のかわいい俳人、関 海音さんが表彰されました。お名前もヨコハマらしくて素敵ですね。
 ♪ありさんのお仕事道はいそがしそう   海音
季語は「蟻」で夏。うずくまって蟻の行列を見ている小学一年生の彼女の姿が浮かびます。また、働き蜂の出社風景も重なります。

 三渓園は生糸貿易で活躍された明治の富豪、原 三渓のお住まいで、現在は横浜市の有形文化財として市民の癒しの場となっています。
寒風のなか梅の花がかがやいて、俳句大会(横浜俳話会)に155名の参加がありました。強風の荒れた朝から80才を越える方もあまた参加され、詩人魂を見せ付けました。
 ♪身のうちの煙る星雲梅の花   駿
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