四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

親友よさらば

2008-02-09 08:06:39 | 生かされて今日
 残る雪に震える日、突然なくなった友の葬儀に夫婦で参りました。ご夫婦で敬虔な法華経行者の大工さんでした。あまりの突然な別れに呆然とするばかりです。
ぼくとつな新潟人でいつも冗談を飛ばしてお元気でしたのに、信じられません。「ちょっと早すぎたかなぁ」と冗談が飛び出すような普段のお顔でした。
自らが普請した立派な自宅での葬儀で、法華経をしつかり読誦してお別れしました。今からでしたのにとても残念無念です。諸行は無常だ。

 かの友の訃ぞ電話機の冷ゆるなり  駿

 底冷えをふりはらふやう喪服立つ  駿
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