Giulio Scatolaさんのワークショップ

　ワークショップのお知らせが出ていました。何のワークショップか、そのお知らせでは分からなかったのですが、先生の経歴を調べてみると、ダンスではないかと。私の苦手な分野のダンスでもなさそうですし、行ってみることにしました。
　初めていくダンススタジオなので、早目に出て正解。番地通りの場所に辿り着いても、なかなかダンススタジオを見付けられませんでした。ようやく見つけて中に入ると、とてもきれいなダンススタジオ。ラスベガスに、このようなダンススタジオがあるとは知りませんでした。
　久しぶりのダンスのレッスンを気持ち良く受けていましたが、先生は「提供するだけでなく、それぞれの中にあるものを引き出す手伝いをしたい。」ということで、ジュのクラスのようなこともしました。ダンスがあまり得意ではなさそうな子も、その時間は輝いていたり。私はというと、即興やジュのクラスのようなことはあまり好きではないので、やることはやりますが、その反対でした。
　最後に、先生が得意とされるフォッシーの振付に、先生のアレンジを加えた『シング・シング・シング』をしました。それまであまり汗もかかずに踊っていた私ですが、この時間が終わった時には、猿のように真っ赤な顔になっていました。そのまま外に出るのが恥ずかしいほど真っ赤な顔になるまで汗をかいたのは、何時ぶりでしょうか。たくさん身体を動かすことができ、気持ちの良い時間を過ごしました。

　晩ご飯を食べに行きました。席に着くと店員さん、「ショーに出ていますよね。私、ＫＡを観に行ったばかりなのです。」と話し掛けられたのは、友人。友人は、しばらくその店員さんと話し、「彼女なら出ていますよ。」と向かい合わせに座っていた私を指差すと、店員さんはこちらを見て、私の名前を言い当てました。その友人は、よくアーティストに間違えられるそうです。お蔭で私の身元も割れました。