のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

MOMA

2007-11-12 | 旅日記
 昨日は、飛行機で2時間半ずつしか寝ていなかったことと、セバスチャンのベットが広くて寝心地が良かったので、ぐっすりと眠れました。朝、散歩に行こうと言っていたアナトリも、ゆっくりと寝ていて、みなで朝の遅い休日を迎えました。

 朝食を歩いて5分もしないベーグル屋さんでとりました。アナトリはしきりに、
「こういうところ、ラスベガスにはないよね。安くておいしいお店。なんでもラスベガスは仰々しくてさ。」
 と、このなんでもないといえばなんでもないお店で、食事をすることを本当に喜んでいました。

 セバスチャンとお友達とはここで一旦別れ、私達は地下鉄に乗って『MOMA』に行きました。ここは、私が以前から一度行ってみたいと思っていた美術館です。
 館内はたくさんの人。でも、5分と並ばずに入場券は買えました。バックパックとジャケットを預けて入場。
 ひとつ階を上がると、6階まで吹抜けになった大きな空間に、天までとどくかのような木製のはしごが展示してありました。いきなり興味深い作品です。
 建物も素敵だと思ったら、谷口吉生氏の建築だとか。
 各階に、いろいろな表情の作品があります。ゆっくりと美術館で時間を費やせる贅沢。私は、ここには現代美術だけあるのかと思っていたら、ピカソやゴッホ、モネなどの近代美術もあって、間近に美術家の作品を見ることができました。

 気が付くと、もう外は暗く、今日泊まる家の友人に連絡をすると、ここまで来てくれました。友人の案内で街を歩き、時には屋台で焼栗を買って食べ歩きながら、ニューヨークの夜を楽しみました。ロックフェラーセンターにはもうクリスマスツリーが届いていました。その下にはスケートリンクがオープンしていて、楽しそうにすべる子供や大人の姿が見られました。

 友人の家は再び現代美術館へ来たのかと思うようなモダンな内装で、素敵でした。
 私は他の友人と食事をしてから遅く到着しましたが、その間、彼女はアナトリと付き合って下さいました。
 「手作りの日本食までご馳走になったよ。」
 と、彼は大喜び。有難いことです。

 セバスチャンは風邪を引いてしまい、夜は会えないことになりました。電話でお別れ。残念です。その分、彼女の家でゆっくりさせて頂きました。

 出張がお互い多く、一緒にいる時間が少ないというご夫婦。旦那様が明日から出張という貴重な前日の夜をお邪魔してしまいましたが、楽しい時間を過ごさせて頂きました。
コメント
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