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ALGOの塾長日記~愚公移山~

-学習塾方丈記-

学習指導の由なしごとを
    徒然に綴ります。

シカ・キノボリ・ニワトリ

2007年11月28日 | 中学受験 行雲流水録
奈良公園には、シカがいます。そのシカによって、いろいろな問題があるはずですが、不思議とシカの放し飼いはやめようという声は上がりません。既に、歴史的な伝統があるからです。ヨーロッパの公園には、放し飼いのリスがいて、人になれているところがあります。これも、いろいろな弊害があるはずですが、だれも文句を言いません。日本人はツバメを大事にするので、家の軒先にツバメが巣を作ります。これも、もちろんフン害などがあるはずですが、みんなそれを当然のように認めています。

そこで、私がいつも思っていることは、全国の公園にニワトリなどを放し飼いにしておけば、子供たちが毎朝タマゴ探しをして楽しく遊べるだろうということです。また、全国の街路樹を味気のないユリノキなどでなく、食べられる果樹にすれば、これも毎日子供たちが木登りをして楽しいだろうと思います。もちろん、このことによっていろいろな問題が出てくるでしょうが、面白さに比べたら出てくる問題はいずれも小さなものです。

更に、全国の公園で、野球やサッカーのグラウンドのような出来合いのスペースを広くとらずに、だれでも自由に火をたけるカマドを作れば、いつでも近所でキャンプができて楽しいはずです。これも、いろいろな問題があるでしょうが、すべて楽しさ優先に考えれば問題は解決します。

管理する人は、いつでも、参加者の自由裁量の余地をできるだけせばめようという発想をしがちですが、いちばんいいのは、管理者をおかずに、それぞれの人が自己管理をすることです。しかし、日本は真面目な人が多いので、こういう提案は実現しそうにありません。

しかし、こんな愚にも付かないことをつれづれに考える冬の夜も、それはまたそれで楽しいものです。


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