ALGOの塾長日記~愚公移山~

-学習塾方丈記-

学習指導の由なしごとを
    徒然に綴ります。

『子供の話に耳を傾けよう』

2007年08月06日 | 中学受験 合格力随想
今回は、短いですが、私がとても好きで、繰り返し読み、心に留めている(留めていようと努力している)詩の紹介です。

『子供の話に耳を傾けよう』 ウェイトリー(教育学者)

きょう、少し
あなたの子供が言おうとしていることに耳を傾けよう。
きょう、聞いてあげよう、あなたがどんなに忙しくても
さもないと、いつか子供はあなたの話を聞こうとしなくなる。

子供の悩みや欲求を聞いてあげよう。
どんな些細な勝利の話も、どんなささやかな行いも誉めてあげよう。
おしゃべりを我慢して聞き、いっしょに大笑いしてあげよう。
子供になにがあったのか、何を求めているのかをみつめてあげよう。

そして言ってあげよう、愛していると。毎晩毎晩。
叱ったあとは必ず抱きしめてやり、
「大丈夫だ」と言ってやろう。

子供の悪い点ばっかりをあげつらっていると、
そうなってほしくないような人間になってしまう。
だが、同じ家族の一員なのが誇らしいと言ってやれば、
子供は自分が成功者だと思って育つ。

きょう、少し
あなたの子供が言おうとしていることに耳を傾けよう。

きょう、聞いてあげよう、あなたがどんなに忙しくても。
そうすれば、子供はあなたの話を聞きに戻ってくるだろう。

澪標
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