24 黄釈子 Blog 「My Days」by Oldman+1(吉住)

コロナ予防接種0回、インフルも0回、30年間健康診断0回の後期高齢+1、元原告団長の下り坂人生、日々の戯言。

雲丹の話

2015年07月19日 | グルメ
送信from Y.Yoshizmi:一度書こうと思って、長い間忘れていた話。

福井のスーパーでは、夏場になると写真のような底の薄い小さな円形の容器に50g程度の中身の入った「雲丹」が魚の加工品売り場に並ぶ。明太子や小さなパックのカタクチイワシの干し魚(昔は、もっともっと安かった!)と同じ。

年末の冬は数の子と同様、このサイズと量で、安ければ1500円前後、1980円が相場で、高いもので2500円。多少、質や量が異なり、安ければ「韓国産」という表示がある。

韓国産で、私は少しも「異議」はなく、ひと夏に、2箱が普通で、3箱は余程特別な場合。

ぜいたく品だ。この中身は固く、たっぷりの塩で練った練りウニであり、生うにの原型など全く見当たらない。カニの甲羅に入っている、少しこりこりした赤みそと似ている。ただ、箸の先でわずかに取って、温かいご飯の上に載せると、熱で溶け始める。これが昔から大好物で、夏はトマトのスライスに塩をふったものと、このウニがあれば、もう、毎日何も言うことなし、なのだ。

で、ここからが田舎者だという話だけど、30歳過ぎまで、私はこれが「雲丹」だと思っていた。で、生まれて初めて「生うに」を食べたのが、新婚旅行でハワイに行って、海鮮レストランで注文したとき、あの「生臭い粒々」が、栗のイガのような海の中の生き物の、卵巣だと初めて知ったのだ。

もちろん、それから35年も生きているのだから、すし屋で軍艦巻きのウニも、うに丼も、同じ塩で練った練りウニでも、高級なウニを食べている。それなりに、めちゃめちゃおいしくて、私の好物の範囲に入っているのだが、それでも、このウニと温かいご飯が一番だということに変更はない。

福井の名店では、50g程度で、1万円を超す、練りウニが売られているし、店は福井駅にも入っている。

で、私は、韓国産が気になっているので、大きな缶詰にになって輸入され、三国の早崎商店(オーロラ印の味付けたらで有名)がパック詰めしていると思っているから、まとめて買えば安いに違いないと、ネットで調べるのだが、同一商品が一切発見できない。

つまり、日本中で、このような商品があるのは、福井だけだと分かった。早崎商店に出かけて調査するつもりだが、韓国産というのは、その素材のウニを韓国から輸入しているということに違いない。塩で練って加工する工程は、きっと福井特融に違いないのだ。

改めて、発見だね、この年になって、さ。

王者の試合

2015年07月19日 | 日記
送信from Y.Yoshizmi:小1時間で戻ってきたが、風抜ける涼しいところで観戦していたにも関わらず、立っていたせいか、戻ると汗が流れる。

また、地区大会が盛り上がってきて、フェニックススタジアムで試合が行われるようだったら、観戦しよう。若いエネルギーに元気をもらえるのは、ありがたいからねえ。


敦賀気比

2015年07月19日 | 日記
送信from Y.Yoshizmi: 春の選抜高校野球で見事日本一になった敦賀気比のチームを、目で見るチャンスはないだろうから、目の前のフェニックススタジアムでの試合を、ちょっとチャリで見に行った。一塁側の階段上のゲートはステンレスの横棒が入ったシャッターが下りているが、間から十分観戦できる。目の前に敦賀気比の野球部員がいる。

ちょうど、福井高専と3対2で敦賀気比が1点リードの福井高専の攻撃が終わった6回裏。敦賀気比が1番バッターで始まった。目の前の部員は散々ふざけあって仲間どおしがおしゃべりし、笑いあっているのだが、応援が始まると、真っ赤なメガフォン片手に大声を張り上げる。それが、見事に揃うのだ。

一度も一人も乱れない。声が揃う。実に「慣れている」。若さが溢れる。こちらは立っているだけで、足腰に微妙な震えを覚えて、急激に筋力が落ちていることを、この瞬間に自覚した。50年、彼らの肉体との年齢差を思って、思わず笑みが出る。ここに立っているだけで、元気をもらえるなあ。

敦賀気比の部員たちは楽しくて仕方がないのだ。試合に出られないことは寂しいだろうが、自分たちが日本一に輝いたという自信が全員にいきわたっていて、どの顔も屈託が全くない。

で、この回は1点、1点、また1点と次々点数が入ってくる。頑張っていた福井高専の背番号1のピッチャーが、明らかに元気がない。すると、11番に交代したが、それもつかの間。結局、7点を入れて、10対2 となり、回が終わると同時にサイレンが鳴って、試合が終わった。コールドゲームだ。

鬼百合

2015年07月19日 | ニュース
送信from Y.Yoshizmi:[ 24c,30c,50% 71p67k ] 晴れ

かろうじて朝の気温が25度を下回ったので、涼しく感じるし、朝は大気が気持ちいい。しかし、湿度計を見ると79%もある。雨上がりだからとも言えるが、まだ、きっと梅雨明けしていない。というか、梅雨という概念が消えてしまった亜熱帯への仲間入りなのだろう。

今朝は我が家の百合が一斉に咲いている。やっと大地に十分な水が届いて、稲もすくすく育っている。もう1か月もすると、稲刈りシーズンになるのだと思えば、暑い暑いと不平ばかり言わずに、夏をきっちり味わうことも心がけなきゃ。

風鈴でもぶら下げようか?