送信from Y.Yoshizmi:一度書こうと思って、長い間忘れていた話。
福井のスーパーでは、夏場になると写真のような底の薄い小さな円形の容器に50g程度の中身の入った「雲丹」が魚の加工品売り場に並ぶ。明太子や小さなパックのカタクチイワシの干し魚(昔は、もっともっと安かった!)と同じ。
年末の冬は数の子と同様、このサイズと量で、安ければ1500円前後、1980円が相場で、高いもので2500円。多少、質や量が異なり、安ければ「韓国産」という表示がある。
韓国産で、私は少しも「異議」はなく、ひと夏に、2箱が普通で、3箱は余程特別な場合。
ぜいたく品だ。この中身は固く、たっぷりの塩で練った練りウニであり、生うにの原型など全く見当たらない。カニの甲羅に入っている、少しこりこりした赤みそと似ている。ただ、箸の先でわずかに取って、温かいご飯の上に載せると、熱で溶け始める。これが昔から大好物で、夏はトマトのスライスに塩をふったものと、このウニがあれば、もう、毎日何も言うことなし、なのだ。
で、ここからが田舎者だという話だけど、30歳過ぎまで、私はこれが「雲丹」だと思っていた。で、生まれて初めて「生うに」を食べたのが、新婚旅行でハワイに行って、海鮮レストランで注文したとき、あの「生臭い粒々」が、栗のイガのような海の中の生き物の、卵巣だと初めて知ったのだ。
もちろん、それから35年も生きているのだから、すし屋で軍艦巻きのウニも、うに丼も、同じ塩で練った練りウニでも、高級なウニを食べている。それなりに、めちゃめちゃおいしくて、私の好物の範囲に入っているのだが、それでも、このウニと温かいご飯が一番だということに変更はない。
福井の名店では、50g程度で、1万円を超す、練りウニが売られているし、店は福井駅にも入っている。
で、私は、韓国産が気になっているので、大きな缶詰にになって輸入され、三国の早崎商店(オーロラ印の味付けたらで有名)がパック詰めしていると思っているから、まとめて買えば安いに違いないと、ネットで調べるのだが、同一商品が一切発見できない。
つまり、日本中で、このような商品があるのは、福井だけだと分かった。早崎商店に出かけて調査するつもりだが、韓国産というのは、その素材のウニを韓国から輸入しているということに違いない。塩で練って加工する工程は、きっと福井特融に違いないのだ。
改めて、発見だね、この年になって、さ。
福井のスーパーでは、夏場になると写真のような底の薄い小さな円形の容器に50g程度の中身の入った「雲丹」が魚の加工品売り場に並ぶ。明太子や小さなパックのカタクチイワシの干し魚(昔は、もっともっと安かった!)と同じ。
年末の冬は数の子と同様、このサイズと量で、安ければ1500円前後、1980円が相場で、高いもので2500円。多少、質や量が異なり、安ければ「韓国産」という表示がある。
韓国産で、私は少しも「異議」はなく、ひと夏に、2箱が普通で、3箱は余程特別な場合。
ぜいたく品だ。この中身は固く、たっぷりの塩で練った練りウニであり、生うにの原型など全く見当たらない。カニの甲羅に入っている、少しこりこりした赤みそと似ている。ただ、箸の先でわずかに取って、温かいご飯の上に載せると、熱で溶け始める。これが昔から大好物で、夏はトマトのスライスに塩をふったものと、このウニがあれば、もう、毎日何も言うことなし、なのだ。
で、ここからが田舎者だという話だけど、30歳過ぎまで、私はこれが「雲丹」だと思っていた。で、生まれて初めて「生うに」を食べたのが、新婚旅行でハワイに行って、海鮮レストランで注文したとき、あの「生臭い粒々」が、栗のイガのような海の中の生き物の、卵巣だと初めて知ったのだ。
もちろん、それから35年も生きているのだから、すし屋で軍艦巻きのウニも、うに丼も、同じ塩で練った練りウニでも、高級なウニを食べている。それなりに、めちゃめちゃおいしくて、私の好物の範囲に入っているのだが、それでも、このウニと温かいご飯が一番だということに変更はない。
福井の名店では、50g程度で、1万円を超す、練りウニが売られているし、店は福井駅にも入っている。
で、私は、韓国産が気になっているので、大きな缶詰にになって輸入され、三国の早崎商店(オーロラ印の味付けたらで有名)がパック詰めしていると思っているから、まとめて買えば安いに違いないと、ネットで調べるのだが、同一商品が一切発見できない。
つまり、日本中で、このような商品があるのは、福井だけだと分かった。早崎商店に出かけて調査するつもりだが、韓国産というのは、その素材のウニを韓国から輸入しているということに違いない。塩で練って加工する工程は、きっと福井特融に違いないのだ。
改めて、発見だね、この年になって、さ。