24 黄釈天 Blog 「My Days」by Oldman(吉住)

コロナ予防接種0回、インフルも0回、30年間健康診断0回の後期高齢、元原告団長の下り坂人生、日々の戯言。

巨大な廃屋

2014年09月08日 | 日記
送信from Y.Yoshizmi:迷子になりそうな、巨大な施設。ほとんどがコンクリートの建造物。荒れ果てている建坪2600坪。空気がよどみ、廊下は暗闇が続く。案内者の支店長を先頭に、1階、2階、3階と見て回る。

別棟旧館平屋の和室。かつて、天皇陛下が泊まったという部屋。思った以上に狭く、御付の間も小さい。和室に雨漏り。目の前の庭も池が狭く、庭の増えすぎた木立が視界を遮る。

大した部屋ではない。木造に品位がない。那須のかつての御用邸を観光したことがあったが、あの片鱗もうかがえないではないか。あっちの方が質素だったが、品位があった。

第一、玄関を入った突き当りの大きなガラスを通して正面に見えるのは、10m先の別館のコンクリート壁。その建物の向こうには、巨大な庭があるのに、それを塞いでいるのだ。四角く囲まれたその空間に、かつては動物園の檻よろしく、鳥(孔雀)を飼っていたとか。たとえそこに孔雀が羽を広げていたところで、おぞましい、狭い空間だ。建物に囲まれた上部の空に、今でもネットの残骸が残ってる。最初は、何だろう、と思った。生き物を閉じ込めようという発想が、地獄を招く。

昨年3月に営業を閉鎖したというが、これは20年、いやもっと前に、新館の建物を建てた時から、崩壊が始まっていたとしか言いようのない代物だ。庭のセンスも、建物のセンスも、バブリーな時代の「凡庸」な発想であって、見るべき「歴史」も「文化」の香りもない。

書画、骨董、絵画など「結構なもの」があったらしいけれど、地方の「名士」といわれるだけの「見識」「美学」があったのかどうか、まるで疑わしいだけの巨大建造物、つまり廃屋だな、私の目には。

湯けむり横丁

2014年09月08日 | ニュース
送信from Y.Yoshizmi:一角に5店舗づつ、まったく同じ小さな屋台のごとき建物が通路を挟んで、建っている。名づけて「湯けむり横丁」。ラーメンに焼き鳥、お好み焼き、イタリアン、喫茶?何か不明だが、どこも営業はしていないし、専業出来るような大きさではない。

一軒には、店舗経営者募集の張り紙があった。ガラス戸越に見える店内は、同じカウンターの同じ色の小さな店。並んでいる椅子の色まで同じなのを見ると、役人的発想に虫唾が走る。思慮も配慮も不足して、経営者にもお客にも喜べるような作りとは程遠い。

GWに観光客でごった返す、有名観光地の一こまで、簡便にやっている施設を切り抜いて、閑古鳥の鳴く田舎の温泉観光地に持ち込んだに違いない。こんな店で、どうやって経営者は生きていくのだ?

駐車場の奥の芝生に車両が一台乗り込んで、テントや看板を張り出してソフトクリーム屋が唯一営業をしていた。まだ、はるかに「生きている。」

観光地だから

2014年09月08日 | 日記
送信from Y.Yoshizmi:三国から芦原へ入った。芦原の越前鉄道の駅前に、元旅館跡を町が整備して、小さな木造の資料館を立て、無料足湯の休憩建物を立て、大半は芝生を植えただけのところがある。

時間があったので、そこに車を止めて、トイレを使ってひとまわり。無料足湯では、老人団体が2,30人、わいわいがやがや。日陰は風があって涼しくて気持ちいい。

サンダルを脱いですぐに足湯に浸かってみようと思ったが、足拭きタオルがないので諦めた。

三國に来た

2014年09月08日 | 日記
送信from Y.Yoshizmi:実にいいお天気だ。久しぶりに日本海をちらっと眺める三国、港町にやってきた。九頭竜川の河口が、青い海とつながっている。

とある家に届け物をするだけで、ほぼ通過するだけの寄り道。

やはり自殺

2014年09月08日 | 日記
送信from Y.Yoshizmi:やはり、過去の小野グループ自宅兼迎賓館は、今では80歳過ぎの過去の地方の名士、小野光太郎の長男の嫁が、この建物で自殺した。

病気で東京の病院に入院し、そこで死んだと、アナウンスしていたらしいが、1億円で購入しようとしたレストランオーナーが、金も用意して、明日決済という直前に、第六感の「何か異様な暗いものを感じる」と調査させ、近隣の聞き込みを元に、当事者の長男に白状させ、取引はお流れになったという。

所詮、長男は金が懐に入る取引ではないので、回収しそこなった銀行ががっかり来るだけだから、嘘を貫き通すだけの欲に絡んだインセンティブが働かない。

自殺の原因は、長男の遊び癖だとも言うし、余りに多額な負債を抱えた、虚飾生活のせいだともいうが、自殺した長男の嫁は、これまた逆に、経済のしっかりした福井の名士(長い間商工会議所の会頭に君臨していた早稲田出身のメーカーのオーナー)の娘。

嫁ぎ先で娘が自殺して、そのショックで、会頭を交代したほど、衝撃は大きかったようだが、異様な染み跡のついたベッドマットを見つけたレストランオーナーに「予感」を与えた自殺は、やはり、大きな社会迷惑だ。

とっとと「離婚」して、歩いてでも帰ることの出来る近さにある実家に戻るべきだった。わがままに思えるような、強い生命力の行動の方が、逆に社会に与える「迷惑」は少ないのだ。

資産は1億円では売れずに、6000万円ほどで、千葉の名もなき資産家が買い取ったという。
これもまた、裏がありそうだ。
どこのアホの資産家が、何の目的で、北陸の田舎町の資産を買うのか?有り得ない。転売利益目的にしては、建物が重過ぎる。建物は「生もの」同様に日々劣化する。再生可能な収益物件ならいざ知らず、単なる住居物だから、理屈が合わない。

現在東京で元気に活動している、破産者小野光太郎の隠し金が動いたとしか思えない。
日本中を探し回っても、この家の所有に執着を示す人間がいるとしたら、これを作った人間だ。しかも、高齢になれば、執着は激しい。

いつか、返り咲いて、また昔のような華やかな生活をしたいという思いが、心の隅にあるのだ。それが、金を動かして、所有へと向かう。二度と、昔が戻ってくることはない、無駄使いだが、思いは捨てられない。

若ければ、新しいモノに向かう。しかし、高齢者は心が昔に向かうのだ。

耳鼻科

2014年09月08日 | 日記
送信from Y.Yoshizmi:週一の予定の耳鼻科通いだが、数日すると頭を洗ったとき水など入るのか、かすかに痛みを覚えることがある。

で、少しでも早めに診てもらおうと、月曜日朝一番に出かけてきた。曇って涼しい間に、というメリットもある。ママチャリで往復する朝の運動だ。9時に出て、10時に戻った。10時を回ると陽射しが出てきた。

おお、丁度いいタイミングだ。

で、耳は問題なしだという。綺麗になりつつあるらしい。

今朝は珍しく5名の先客がいた。いづれも、やっと歩くような高齢老人。一人の耳の遠い婦人が、前と同じ薬が出ていないと、受付で何度も繰り返していた。「飲み薬を出したから、それだけでいい」という説明に、なかなか納得しない。

薬が頼りなのだ。

怪しい空模様

2014年09月08日 | ニュース
送信from Y.Yoshizmi:[ 19c,30c,20% 55p67k ] 曇りのち晴れ

涼しくて空模様は怪しいのだが、この先雨にはならずに晴れる予報だ。午後には、三国と芦原に出かける。芦原では、福井県一と言われた、温泉旅館(閉鎖)の土地建物(3000坪)を下見する。

建物には、電線ドロボーが入って内部は真っ暗。懐中電灯を携帯する必要があるとか。立派な池を囲んだ日本庭園など、草ぼうぼうで、害虫、蚊の温床に違いない。蛇口も取られているらしい。

ドロボーは県外で余罪でつかまったらしいが、被害回復は出来ない。よく、破産管財人名の弁護士が、倒産した建物の入り口などに張り紙をして、勝手に入ったら罰しられます、と書かれているが、ドロボーは被害届を出すことで、警察が追跡する刑事事件となるけれど、受けた被害の回復は、だれも責任を取ろうとしない。

これなども、管理責任を負う、破産管財人の賠償責任を問うべきだ。鍵を預かって、建物の保全管理を引き受けるのだから、警備保障会社まで付けろとは言わないが、損害が発せしたら補填できる保険などをかけておく必要がある。

そのあたりは、かなり無責任で、租税の滞納があると、金目の動産は全部、県や市町村の税務課課員が、最近、かなり調子に乗ってネットオークションでの換金に味をしめて、暗躍し、全部持っていく。その一部の金で、建物保全用の保険はかけられるが、なにせ、すべての保証債務の中で、税金は最優先だから、10円だって残さない。

まあ、破産するにしても、まだ営業余力の残っている間に、経営者が決断すれば、高額買取なども可能なのだが、ビジネス敗者というのは、つまり、とことん悪あがきして、返って地獄の底の底まで落ちて、より多くの人々に迷惑をかける。

「文化人」とか「地方の名士」などと言われても、己の生き方に「覚悟」がないから、そんな世間の肩書きなどは、単なる「モノ」に囲まれた、虚像にすぎない。