Movieな空間

映画大好き人間の気ままな空間です!!

ピカイチのうまさ!!高松「味の樹」

2010年12月07日 22時50分26秒 | Weblog
  店主 天野幸悦  料理人の喜び
 たった今、高松出張から帰ってきました。日帰りは、大変疲れる出張ですねっと、以前に、このブログで書き込んだのですが、今回のように宿泊(一泊)でも、やはり、とてつもなく疲れるのです。飛行機に乗っている時間、リムジンバスでの移動時間、慣れないホテルでの宿泊等、過酷な時間に対する忍耐は、身体に大きな負担をかけるものなのですね。やはり、家に帰ってくると、ほっとした瞬間を迎えます。何といっても、家が一番。こうやって、PCの前に座り、自由気ままにブログでも書き込んでいれば、リラックス状態なのです。家に居ることが、「人生の楽園」なのかもしれませんね。
           皮ハギの肝造り
 今回の高松出張では、ホテルに紹介してもらった店に行ったのですが、ここは、最高に美味しい魚介を食べさせてくれる店なのです。その名は、四季の料理・瀬戸の小魚「味の樹」。この店、目立たない路地にあるのですが、和食店らしい入り口なので、多少高めの店なのかなあという感じもありましたが、リーズナブルな新鮮魚介料理を提供してくれるというものでした。この店に入ると、板さんと仲居さんが居て、優しく「いらっしゃい」と声をかけてくれました。カウンターに座ると、すかさず、本日の自慢の料理メニューを持ってきてくれた。オコゼの造り、カワハギのキモ造り等数種類の料理が載っていたが、値段が記載されていない。「これはやばいかも・・」と思い、すかさず、値段を聞いてみた。オコゼの造りは3,000円から、カワハギのキモ造りは2,500円~3,000円と言うことだった。高級魚ではないが、造りというものが多かった。あまり高いものは注文しずらいため、カワハギのキモ造りとキスのてんぷらを注文した。併せて、生ビールも注文。その前に、「食前酒です」と、小さなグラスに入ったお酒を持ってきてくれた。この食前酒が、美味。付け出しの小鉢2種も、中々の味わい。この店、たいした料理を出す店なんだと、この時点で早くも感じた。
 カウンターの隣の壁には、直筆のような色紙が掛けられていた。「食べるひとのわがまま 食べる人の満足 食べる人のしあわせ そのすべてが料理人の喜び -天野 幸悦ー」。この格言は、素晴らしい。色んな人が自分の個性で食べる、それ自身が料理人の喜びだと言い切っている。この意識は、普通の料理人ではないなと感じた。そんな中、カワハギのキモ造りを始めてくれた。店の生簀から、カワハギを網ですくい、造りのためにさばきだした。随分大きなカワハギである。料理が目の前の到着。皿の中央には、綺麗なピンク色の肝がつややかに鎮座。周りは、ふぐのように身が綺麗に切られて、盛りつけられていた。カワハギは食べたことはあるが、キモは今回が初めて。「カワハギのキモは、1時間もすれば痛んでしまうので、新鮮さが命なんです」と板さんの言葉。ポンズと醤油のどちらでも好みで食べれる。キモをポンズで頂く・・・・。「バカうま!!」。アンキモのような硬さは無く、やわらかくぷりぷり感があるが、非常にコクのあるうまさなのです。さすが、この店の料理は、天下逸品なのである!!キスのてんぷらもサクサクに揚がっていて、美味!!本当に堪能した料理でした!!この店は、18年の歴史を持つ。現在の場所に移ってからは、13年経つという。この味なら、今後も多くの客を虜にしていくことだろうと感じた。

<天野 幸悦>
「味の樹」がお届けしたいのはいつまでも心に残る「真心の味」。

瀬戸内の魚を料理させたら誰にも負けたくないという思いで毎日、自分の目で魚をひとつひとつ丁寧に吟味。一番良い魚をより安く仕入れ、出来るだけ安くお客様に提供し、満足して頂けるように心がけています。また全国にいる知人から良い食材が手に入ったと聞けば、空輸してもらうなど料理へのこだわりは妥協のない食材選びから始まります。瀬戸の魚と厳しい目で選びぬかれた全国からの厳選素材を心込めて料理する。お客様が帰り際、笑顔で「とても美味しかった、また是非寄らせていただきます」この一言が聞けるとどれだけ忙しくても私も他の従業員たちも疲れが吹き飛びます。より多くの満足して頂けるお客様がいらっしゃってこそ、「真の料理人」と日々精進しております。お客様が心の底から満足出来なければ、「本当のこだわり」、「心に残る真心の味」とは言えないと思っています。

「味の樹」HP>>http://www.ajinoki.com/kodawari.html

心ときめく恋愛コメディ『普通じゃない』

2010年12月05日 01時40分10秒 | Weblog
    普通じゃない
 今では、堂々のハリウッドスターであるキャメロン・ディアスが、まだ若かりし頃の初々しさを随所に醸し出す恋愛コメディ映画、それが『普通じゃない
A Life Less Ordinary)』(1997年アメリカ制作)である。この作品に主演しているユア・マクレガー、キャメロン・ディアス共に、非常に若いカップルを演じている。今では、懐かしいぐらいの初々しさなので、多少の演技や歌の下手さ加減は、気にならないのである。それよりも、圧倒する二人の若さが、全編通じて強烈にインパクトを与えるものなので、映画全体の構成・演出からしても、余りある映像になっているのである。
 天使の策略で出会った男女の恋の逃避行を、ポップな演出で見せていくオフビートなラヴ・コメディ。監督は「シャロウ・グレイブ」「トレインスポッティング」の英国の新鋭ダニー・ボイルで、彼のハリウッド進出第1作。製作のアンドリュー・マクドナルド、脚本のジョン・ホッジ、撮影のブライアン・タファノ、美術のケイヴ・クイン、編集のマサヒロ・ヒラクボ、衣裳のレイチェル・フレミングはボイル作品の常連。音楽監修は「KIDS」のランドール・ポスター。振付はアダム・シャンクマン。主演はボイル作品の顔であるユアン・マクレガー。「ベスト・フレンズ・ウェディング」のキャメロン・ディアス、「クラッシュ」のホリー・ハンター、「身代金」のデルロイ・リンド、「スウィート ヒアアフター」のイアン・ホルム、「シェフとギャルソン、リストランテの夜」のトニー・シャルホウブ、スタンリー・トゥッチほか。
 天国の警察署にて、天使のオライリー(ホリー・ハンター)とジャクソン(デルロイ・リンド)は、署長ガブリエル(ダン・ヘダヤ)からある命令を受けた。それは、わがままなお嬢様セリーン(キャメロン・ディアス)と、その父ナヴィル(イアン・ホルム)の会社で清掃員をしているロバート(ユアン・マクレガー)をくっつけるということであった。オライリーとジャクソンの策略で、ロバートは仕事をクビになり、ガールフレンドにもふられ、車も没収されてしまう。怒りが頂点に達したロバートは、社長ナヴィルのオフィスに乱入、そこにいたセリーンを誘拐して山小屋へと逃げた。しかし山小屋では、完全にセリーンのペース。身代金交渉の電話でしどろもどろのロバートに、誘拐の要領を教えるのもセリーンだった。ふたりは仲良くなり、カラオケでデュエットもした。その頃、天使コンビはナヴィルに会って、セリーン救出の報奨金交渉の話をつけていた。やがてセリーンとロバートはピックアップ・トラックを強奪し、山道で約束の身代金の到着を待った。ところが天使コンビとの一悶着で、金は手に入れられなかった。オマケに父親にクレジット・カードの使用を差し止められてしまったセリーンは、怒って銀行強盗を思い立つ。ところが、ロバートは警備員に足を撃たれてしまう。セリーンはボーイフレンドの歯科医エリオット(スタンリー・トゥッチ)に、ロバートの足を手術してもらう。だがセリーンとエリオットがいちゃついているのを見て、ロバートは腹を立て、ひとりどこかへ行ってしまった。その様子を見て焦った天使コンビは、セリーンに、ロバートが書いたと偽って愛の詩を送るのだが、バカ正直なロバートのせいでうまくいかない。だがナヴィルが身代金を取り戻そうと山小屋でロバートを詰問しているところを、セリーンが救い、ふたりはめでたく結ばれた。そして結婚。スコットランドの城を買って、幸せに暮らすことになったのである。
 天使が、若い二人の仲を取り持つ、コメディタッチの物語。天使である二人は、人間の世界では、殺し屋役を担う。この辺が、非常に面白い。また、色んな困難で瀕死の重傷を負ってるはずなのに、さすがに天使である。不屈の体で甦ってしまうのである。この努力で、貧乏な青年と、やんちゃな金持ちのお嬢様が、結婚へとゴールインするという、純粋な恋愛映画に仕上げてもいる。

サンタへの思い?!

2010年12月03日 22時57分36秒 | Weblog
   サンタクロースの空飛ぶソリ 壁紙 - Cristmas WALLPAPER
 子供と言うのは、何歳ごろまで゛サンタクロース゛の存在を信じているのだろうか?多分、その人の環境や、純真さから、大きく個人差はあると思うが、サンタクロースが存在するということを、純粋に信じる心をいつまでも持ちたいものだ。
 私が、サンタクロースは居ないことを知ったのは、小学校4年生ごろだったと思う。クリスマスツリーに、大きな靴下をぶら下げて、欲しいおもちゃをお願いしていた。「早く寝ないと、サンタさんは来ないよ!」という母親の言葉に、焦って一生懸命寝ようとしたことを覚えている。寝ないと、サンタは来ないんだと、純粋に思っていた。自分の好きなおもちゃをお願いし、その真摯なお願いを受け止めて、ちゃんと届けてくれるサンタクロースは、偉大な人だと心から思っていた。しかし、その当時、何故か真夜中に目が覚めてしまった。そんな時に、衝撃のシーンが目に入ったのである。なんと、母親がツリーの靴下に、物を入れていたのである。しかも、自分がお願いしたおもちゃではなく、お菓子だった。この時、初めて友人が言っていた言葉が甦ってきた。「サンタなんか居ないんだぜ。親が、サンタに扮しているだけなんだ」。この言葉を信じたくは無かったが、現実を見てしまった時、この言葉が、真実だったということが分かった。そして、同時に止め処も無く、涙がこぼれた。信じていたサンタクロースは居ないんだということ、そして、これまでも、サンタ役は自分の親だったということ。心に思っていたことを、家族にしか伝えていなかった欲しいものを、聞こえないはずのサンタが分かってくれるなんてことは、常識で考えても、有り得ないんだ。親が、子供から聞いて、対処していたのだという事実。信じていたものが、すべて嘘のように思われた。あの時のショックは、今でも忘れていない。しかも、予算が無いから、欲しいおもちゃではなく、お菓子に変更してしまった親の会話が、今も脳裏に残っている。
 次の日、欲しいおもちゃではなく、違うものを受け取ってショックを受けていると思っている私に、親は「良い子にしていなかったから、サンタさんはちゃんとお願いしていたおもちゃを届けてくれなかったのよ!」との言葉。私が、ショックだったのは、欲しいおもちゃが手に入らなかったことよりも、信じていたサンタは、実は自分の親だったという事実なのに、そんなことも知らずに、よく言うなあっと感じた。このことは、今でも昨日の事のように覚えている。
 時代は変わって、我が長男のこと。クリスマスに、サンタに一生懸命、お願いをしていた。小学校低学年の頃だったと思う。「よーし、今日はサンタを捕まえよう。どうせ、みんなに配るプレゼントを一杯持っているだろうから・・。お父さんは寝ないでサンタが来るのを待って、とっ捕まえてやるぞ!」と言うと、我がせがれは、「そんなこと絶対に駄目。プレゼントはみんなにサンタさんが届けるものなんだから、そんなことをしちゃ駄目。そんなことをしたら、僕が許さないぞ!」とむきなって怒るのだった。そんな長男も、もうすでに20代半ばである。
 大事なものを信じる心、純粋な心をいつまでも持っていたいものである。かの、宮沢賢治のように・・・。

もう今年も12月、師走!!

2010年12月01日 21時47分49秒 | Weblog

           流行語大賞候補60語発表!「本田△」他
 年々思うのであるが、1年と言うものは、本当に早く過ぎ去るものだと、痛切に感じる。春夏秋冬は、毎年同じようにやってくるのに、何故か、1年の通過が早まっているような気がするのである。これは、感覚なのだろうと思うのであるが、それでも、やるせない。時間や季節が早く過ぎると、それだけ、残された時間も少ないのではないかと、年寄じみた感じを抱いてしまう。
 本日、「2010年ユーキャン新語・流行語大賞」が発表になった。大賞は、NHK朝の連続ドラマにもなった武良布枝さんの著書「ゲゲゲの女房」より、「ゲゲゲの~」である。この作品は、全国的に有名な「ゲゲゲの鬼太郎」の創設者・水木しげるの奥さんが、夫しげるを支えた物語なのである。小説家にしても漫画家にしても、生前に大家になることは難しい。かの著名画家ゴッホでさえ、彼の絵画が認められたのは没後なのである。生前は貧しい生活を余儀なくされていたのである。
その他、NHK解説員で、難しい問題を平易にわかりやすく解説するジャーナリストの池上彰氏の「いい質問ですねえ!」、つるの剛士の子育てを楽しむ男性をあらわす「イクメン」、人気アイドルグループの「AKB48」、お笑いコンビWコロンのねづっちの「ととのいました」が受賞したのである。この流行語は、本当に世相を反映する語句が受賞するので、その時代の総括的なものが判りやすい。振り返って過去を見ると、その時代にマッチした流行語が選ばれているのである。「サラリ-マン川柳」と同様であろう。
 この後、年末にかけて、今年を漢字一文字で表すと「?」、今年の10大(重大)ニュースとなる。これらがすべて出揃うと、「M-1グランプリ」、大晦日の「NHK紅白歌合戦」と言うことになる。そして、除夜の鐘を聞きながら、今年は過ぎ去り、新年がやってくるのである。「行く年、来る年」である。
 12月は、先生も忙しく走り回る月と言うことで、「師走(しわす)」という。元々、新年の先祖の供養のため、お坊さんが忙しく走り回る慣わしから、12月は多忙ということで、この「師走」と言う文字が当てられた。新年を気持ちよく迎えるためにも、色んな準備を一般人もしなければならず、先生のみが忙しいわけではない。世の中のすべての人が、忙しいのである。
 今年1年を表す漢字は、どんなものが選ばれるのだろうか?毎年、この漢字が京都・清水寺で披露される毎に、納得したり首を傾げたりするのであるが、今年はどんな漢字一字で表されるのであろうか??私なり感じているのは、色んなことが真実を伴わず、内容のない事象が多く出現したことから、『』ではないかと感じる。多くの期待を集めて発足した民主党内閣、内情は、骨格を持たない薄っぺら内閣で、期待を大きく裏切った。海外との外交は、お粗末極まりない。真実とはかけ離れた事件が多くあったのも、事実なのである。
 しかし、その前に12月25日はクリスマスである。この時期、最も輝く時期でもある。町はイルミネーションに輝き、恋人たちは、お互いの愛を称えあう・・・、そんなクリスマスがやってくる。私の住んでいるマンションも、今年は、クリスマス・イベントを開催する。回廊には、クリスマスの装飾や中庭にもライトアップを行なう。子供たちによって装飾されたクリスマス・ツリーの点灯式を行い、私がサンタクロースの衣装をまとい、子供たちにプレゼントを渡す。また、ロビーでは、グランド・ピアノやチェロ、ギターで、クリスマスを祝う音楽祭も開催するのである。さすがにベートーベンの「第九」は演奏しないし、合唱しない。でも、楽しく音楽会を開催しようと思っている。年末の大きなイベントなのである。
 クリスマスについては、このブログでも色んな映画について語った。直近では、モーション・キャプチャーを使った「クリスマス・キャロル」についても、批評した。この時期は、クリスマス一色なのである。この「聖夜」が、堪らなく重要で、夢多き時期なのである。

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