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面白い古い海外ドラマ「The Twilight Zone」(日本題ミステリー・ゾーン)

2013年09月15日 22時33分54秒 | Weblog

 面白い映画がある。1960年代に大ヒットとなった「ミステリー・ゾーン(原題「The Twilight Zone」)」である。この連続海外ドラマを、出版社アシェットが復刻版としてデジタル・リマスター技術により出版したのである。この作品は、超常現象から宇宙人、はてまた人間の内面の世界等、幅広いジャンルに存在する不思議な世界を、リアルなドラマによって描いているのである。この作品を連続で復刻されることに、大変な思いがある。この出版社では、以前に「007シリーズ」を全作品購入した経緯もあり、非常に完成された映像に感激した。
 ロッド・サーリングが生んだ人気SFテレビドラマシリーズ『トワイライト・ゾーン』を、ジョン・ランディス、スティーヴン・スピルバーグ、ジョー・ダンテ、ジョージ・ミラーという当時最も波に乗っていた4人の若手監督を起用して甦らせたオムニバス映画も造られた。日本での公開は1984年。撮影中の事故により、第1話に主演していたヴィック・モローの遺作となった。本作の音楽はジェリー・ゴールドスミスの作曲である。製作の中心になっていたスピルバーグは、自らが監督する映画では音楽にジョン・ウィリアムズを起用し、『ポルターガイスト』や『グレムリン』などで自分は製作に回り、演出は他の監督が担当する場合にはゴールドスミスを起用する傾向がある。ゴールドスミスはもともとオリジナル・テレビシリーズに参加しており『トワイライトゾーン』を熟知していたので、当然の起用であった。こうして本作は、スピルバーグ監督映画としては2本しかないジョン・ウィリアムズ以外の作曲家による音楽が付いた作品となった。(もう1本は『カラーパープル』)。
 
日本では1980年代にビデオ、LDが発売されて以後、長らくソフト化はされなかったが、アメリカで2007年10月9日にDVDが発売されたのに続き、2008年に日本でもDVDが発売となった。
 アメリカでの放映は1959年~1964年と、かなり前のTVドラマなのに、今見てもアイデアが詰まっている。古き良きSF黄金時代の小説ネタからパクってるのもありそうだが・・・ともあれ、その後の「ウルトラQ」「怪奇大作戦」、また「世にも奇妙な物語」等々の日本のTVドラマにも、多大なる影響を与えたことは確実だ。日本では「トワイライトゾーン」ではなく「ミステリーゾーン」というタイトルで放映されたが、放映順序もバラバラ、放映時期もバラバラで、また各種資料も邦題と原題の対応が違ってたり再放送時に邦題が変わったりしてることもあるらしい。


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