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B級グルメ道174 大阪のこてこて串カツ「だるま」

2013年05月26日 17時32分39秒 | Weblog

 先週後半は、大阪出張だった。大阪は、前回も書いたが、本当に変わってきた。20数年前に勤務していた大阪とは、別世界が展開されているのである。特に、大阪の´キタ´と言われる梅田界隈の変わり様はすさまじい。阪急が中心となって、巨大な超高層ビルを建設、また、JRも自分の駅を中心にショッピングモールを創造している。しかも、今回できたグランフロント大阪は、これまでにない専門店も入居したことで、オープン以来3日間で100万人の入場者を記録したとも言う。すさまじいものである。東京の一人勝ちと思われていた経済活性化も、大阪も負けていないのである。これだけの人が詰めかけている大阪、実に活気を持った街なのである。
 出張最終日は、長男も大阪に出張という偶然もあり、大阪を堪能しようということになった。大阪と言えば、こてこての串カツが良いのである。大阪人のこよなく愛するモノは、たこ焼きに串カツの生キャベツ付なのである。ラーメンも実にこってりとしたものが、好まれる。近隣に京都があるが、この京都名物ラーメン「天下一品」、銀閣寺のラーメン「ますたに」に匹敵するのが、「薩摩っ子ラーメン」なのである。ニンニクを効かせ、こってりとした豚骨スープで頂くこのラーメンは、大阪最強ではないかと感じるのである。
 話はそれたが、ラーメンも実に興味をそそるのであるが、やはり天王寺名物の「串カツ」が大阪では最高なのである。この、「串カツ」のうまさが、酒のうまさを引き出すのである。夕刻、長男と待ち合わせて、大阪梅田のJR西日本のルクア10Fにやってきた。ここは、ルクアのレストラン街であるが、実にユニークな店が多い。長男の発案によって、「串カツ」のうまさで定評のある「だるま」にやってきた。ここのレストラン街にある店は、どこも行列ができているほどの人気店が多いのであるが、ここ串カツ「だるま」もたくさんのお客が並んでいた。アベックもいれば、家族や友人同士(男・女)等、並んでいる人も、実にバリエーションに富んでいる。
 待つこと30分、ようやく店内に入れた。ここの店はカウンターとテーブル席が数セットあるだけの狭い店舗なのであり、また、食事のメニューは少なく串カツが中心であることから、お客の回転が速いのが特徴なのである。要するに、多大な時間を待ち時間に割かなくとも良いというメリットがある。
 テーブル席に案内された。まだまだ、行列が続いているので、短期決戦で臨むため、早く多くを注文しようと思った。メニュー表をみると、単品の串カツが多く掲示されているが、下の方に「ルクアセット」なるものが・・・・。これは、ここルクアのオリジナルセットのようで、串カツ14本が一括で注文でき、しかも2,200円とリーズナブルなのである。単品でこの数の串カツを頼むよりはるかに安価。長男が以前にここに来た時においしかったという「キスの串カツ」「どて焼」も追加で注文。飲み物は、生中ビールとした。サントリーのプレミアムモルツである。このビールに、実にさっぱりと揚げられた串カツが絶妙。衣と油を食べると、実に良くない油を使っている店の串カツでは、そうそう食べれない。しかし、ここ「だるま」の串カツは、実にさっぱりとした串カツで、油の嫌味が全くない。相当に良い油を使っているのだろうと感じた。しかも、串カツを付けるソースがうまい。ウィスターソースを使用しているのであるが、なかなかコクのあるソースである。これに付けるだけで、串カツも生キャベツも実に芳醇な味となる。これは、素晴らしい。またしても、どんどんお酒が進んでしまう。モチの串カツ等は、ソースを付けずに、粗塩を振っただけでも十分うまい。ソースで食べる串カツ、塩で食べる串カツ等、自分の最高と思う仕方で、食べるのである。ここに串カツを食べる醍醐味がある。どれも実にカラッと香ばしく揚がった串カツなので、うまい。しかも、ソースもうまいし塩も良い。これは最高である。これほどうまい串カツを、ここ大阪では食べたことがない。これだけの人気を餓えるには、それなりの理由があるということである。
 大阪らしい、こてこての串カツを堪能したのであった!!

串かつ だるま - 料理写真:どて焼き

          串かつ だるま - 料理写真:

串かつ だるま - 料理写真: