Movieな空間

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最高!ダイハード・シリーズ!!

2007年07月15日 17時58分24秒 | Weblog

 感激のダイハード・シリーズ一挙公開。さすがにスターチャンネルならではの企画である。1988年制作の『ダイ・ハード(Die Hard)』をブルース・ウィリスが主演してから、すでに、20年が過ぎようとしている『ダイ・ハード2』『ダイ・ハード3』の連続放映にぞくぞくしますね。今年、12年ぶりにかつての「ダイ・ハード」が帰ってきた。『ダイ・ハード4』の劇場公開である。ニューヨークの刑事・ジョン・マックレーン(ブルース・ウィリス)の勇姿が、帰ってきたのである。あのとぼけた人柄と強靭な体力と行動力の持ち主。昔で言えば、西部劇のジョン・ウェインかランボーの現代版といったところか。兎に角、息をもつかせぬ展開がしびれてしまう。これほどまでの映画がかつてあったのだろうか?相手との駆け引きも、息を呑む展開に、映像にのめりこんでしまう。このジョン刑事は、いつも、たまたま事件に遭遇してしまう。それも、テロリストや殺人集団に。本当についてない男なのだが、そんな偶然の事件に、身を挺して立ち向かうところにこの映画の魅力がある。普通の刑事が、超人的な精神力で、事件解決に立ち向かう。どこか憎めない、ドジだけど緻密さを持ったジョン刑事の勇姿が、たまらない魅力なのです。「Die Hard」の意味は「骨の折れるやつ、しつこいやつ」の意味で、この映画の主役・ジョン刑事そのものを意味します。
 『ダイ・ハード』の中で、ジョン刑事は、相手の首領と無線で話すシーンがある。「おまえは、何処かの英雄気取りか?ジョン・ウェインかランボーにでもなったつもりか?」の首領の問いに、「おれは、そんなんじゃない。一番好きなのは、ロイ・ロジャース(西部劇のB級スターで、歌を歌うシンギング・スターと言われた)さ。彼は格好良いからな。」。こんな会話が、とっても面白い。ピカピカのスターは好きではなく、どちらかと言えば、B級の一歩退いたスターを愛するジョン刑事の魅力がたまらない。
【ストーリー】
 ニューヨークの刑事ジョン・マックレーン(ブルース・ウィリス)は、クリスマス休暇を妻ホリー(ボニー・ベデリア)と2人の子供たちと過ごすためロサンゼルスへやってきた。ホリーは日本商社ナカトミ株式会社に勤務し、夫と離れこの地に住んでいるのだった。ジョンは、クリスマス・イヴの今日、ナカトミの社長タカギ(ジェームズ・シゲタ)の開いている慰労パーティに出席している妻を訪ね、現代ハイテク技術の粋を極めた34階建ての超高層ナカトミビルに向かうのだった。ホリーは単身赴任によって、結婚と仕事の両立に苦しんでいたが、再会したジョンを目にすると改めて彼への愛を確認するのだった。ところがパーティも盛りあがりをみせた頃、13人のテロリストがビルを襲い、事態は混乱を極める。リーダーのハンス・グルーバー(アラン・リックマン)は金庫に眠る6億4000万ドルの無記名の債券を要求するが、タカギがそれに応じないのを見てとると、彼を射殺してしまう。そしてその現場をジョンが目撃したことにより、彼とテロリストたちの息詰まる戦いの火ぶたが切って落とされるのだった。ジョンは機転をきかせ、パトロール中のパウエル巡査部長(レジナルド・ヴェルジョンソン)に事件の重大さを知らせ、援軍を求める。その頃テロリストの一味であるテオ(クラレンス・ギルヤード・ジュニア)が金庫の暗号の解読に成功し、債券はハンスたちの手に握られた。また彼は、ホリーがジョンの妻であることをTV放送によって知り、彼女を人質にビルからの脱出を企てる。愛する妻を捕えられたジョンは、2発しか残されていない銃を片手に決死の覚悟でハンスと対決し、一瞬のアイデアの巧みさで彼を撃ち倒す。しかし安堵するジョンとホリーを、1度は彼が叩きのめしたはずのテロリストの1人、カール(アレクサンダー・ゴドノフ)が執念に狙い撃つ。1発の銃声が響き、地面に倒れたのは、しかしカールであった。彼を撃ったのは、かつてある事件で誤射して以来、拳銃を放つことができなかったパウエルだった…。事件は終結し、ジョンは今、彼との友情に、そして何より妻との愛に包まれ、クリスマスの朝を迎える喜びを噛みしめるのだった。
 ブルース・ウィリスという役者は、本当に味のある演技をする。私の大好きな俳優の一人であり、スティーブ・マックイーンやトム・ハンクスと双璧を成す位置づけです。昨年の『16ブロック』も、同様の刑事役を演じ、同様についていない役柄なのです。たまたま、非番の日に、容疑者兼証人を、16ブロックはなれた裁判所に護送する命令を受けて、しぶしぶ従うのだが、これが大変な事件に巻き込まれることとなる。自分の仲間が、全て敵と化し、戦わざるを得ない状況に追い込まれてしまう。こんな役回りを天下一品にこなす役者なんですね。
【ブルース・ウィリスの経歴】
西ドイツ生まれ。父は駐独陸軍軍人で、母はドイツ人。二年後アメリカに移りニュージャージー州で育つ。テレビシリーズ『こちらブルームーン探偵社』の演技で注目されるようになり、ブレイク・エドワーズ監督の『ブラインド・デート』(1987) で初主演。翌年の『ダイ・ハード』の世界的なヒットにより次々と主演作が製作され、アクションスターとしての名声を確立した。『ダイ・ハード』のオファーを受けた際、『こちらブルームーン探偵社』の撮影に拘束されていた為に一旦はオファーを断ったが、同番組の主演女優シビル・シェパードが妊娠し撮影不可となったため幸運を手にすることができた。1987年、米人気女優のデミ・ムーアと結婚し3児の父となり1991年の『愛を殺さないで』では共演を果たしたりしたが、13年間の結婚生活を経て2000年に離婚。ちなみに自身の娘が『ホステージ』に出演し、親子共演を果たした。代表作は『ダイ・ハード』シリーズや『アルマゲドン』などのアクション作品の他、『12モンキーズ』、『シックスセンス』、『アンブレイカブル』などシリアス作品やSF作品、『永遠に美しく…』、『フォー・ルームス』、『隣のヒットマン』などのコメディ作品などがある。


野球漫画!!

2007年07月15日 00時32分37秒 | Weblog

 ハンカチ王子・斉藤君が有名になって、また、野球が活気を持ってきた感がありますね。甲子園での高校野球大会は、負ければ終わりの「サドン デス」の究極の競技であり、それが感動ドラマを生むんでしょうか?プロ野球には無い、ギリギリの世界だからこそ、ひとつのプレーがすべてを決めてしまう事もあるんでしょうね。見ている側も、そんな究極の思いからのプレーに感動するんでしょうね。
 野球漫画は、本当に沢山ありました。少年ジャンプに掲載された「父の魂」この作品は、貝塚ひろし原作のスポコン漫画で、父の形見のバットを持ち、プロ野球選手になっていくもの。バット職人の父・南城丈太郎とその息子・隼人が主人公。母を失った隼人にとって、父の背中は何よりも大きかった! 週刊少年ジャンプ創刊号から長期連載となった幻の人気作品!そして、究極のスポコン・アニメ「巨人の星」。星飛雄馬が、巨人軍の選手だった父から野球を伝授されるのだが、やがては、百獣の王・ライオンが、子供を立派にさせるため谷に突き落とし、這い上がってきた子供のみを自分の子供として育てるとの故事を、現実にやっていく根性物語。豪速球投手から、父の編み出した「魔送球」を改良し、バッターのバットに当てる「大リーグボール1号」や縦への変化で土煙を起こさせ、ボールを消す「大リーグボール2号(消える魔球)」、そして恋や友情の中から、バットの空気を避ける「大リーグボール3号」を編み出す。しかし、この魔球は無理をすることで、腕の筋肉をぼろぼろにしてしまい、やがては選手生命を閉ざすことになってしまう。このアニメの中で、大リーガー・カージナルスのオズマと戦う場面がある。このオズマ、幼少からロボットのように野球英才教育を受け、「見えないスイング」を完成させる。星飛雄馬が、ロボット人間として生きてきた事に葛藤をしていくヒューマンドラマでもあった。梶原一騎原作である。その他に、「プレーボール」「キャプテン」は、ちばあきお原作。野球に才能の無い谷口が、人知れず努力して野球技術を身につけていき、やがては、キャプテンとして、チームを引っ張っていくのです。野球の強豪「青葉」の2軍として在籍していたことから、注目され(野球がうまいと?)たことで、この漫画がスタートしている。確か、ザ・リリーズという双子の女性デュオが「キャプテン」という歌を歌っていましたね。最も、あのキャプテンは、テニスだったんですけれどもね。水島新司原作の「男どあほう甲子園」「ドカベン」「野球狂の詩」「あぶさん」はどれも野球人の生き様を描いた秀作ですね。ご本人も、心底野球を愛していた事が良く分かります。「男どあほう甲子園」に出てくる「剛球仮面」は、憧れでしたね。バック宙返りで、豪速球を投げるんですから「侍ジャイアンツ」も、かなりのものですね。ジャイアンツに入団し、こののぼせ上がった球団にカツを入れるため、「4(死神の番号)」を背番号に選んだのです。色んな魔球が面白かったですね。ジャンピング投法、分身魔球・・。異質なのは「アパッチ野球軍」。ある農村で、働きながらのハンパ学生に野球を教え、強力なチームになっていく。人間関係の勉強になりました。
 こう見て来ると、色んな野球がありますね。野球と言う競技は、アニメになりやすいのかも知れません。野球を通じて、人生勉強になるアニメが多かったように思います。