アッくんの長岡京新聞社

アッくんの周りで起きる小さくて明るい話題を贈ります。

新太平記(4)湊川の巻(山岡荘八)

2017年01月17日 | □ 長岡京市ゆかりの本(ヨモギさん)
平成29年1月17日(火)
 小説家になりたいヨモギさんは色んな仕事を掛けもちしてる・・・

「年末年始 忙しかった~」
「色んな仕事しすぎですよ ヨモギさん
「すべては小説を書くためだ アッくん
 それより また長岡京市が登場する本を見つけたンぞ」
「どんな本ですか?
「これだ!山岡荘八さんの『新太平記』全5巻の第4巻『湊川の巻』だ
 登場するシーンはココ

 楠木正成の奸計に高師直は足利尊氏に進言した。

『・・・早う退かれませ
 ・・・いったんの退却が何の恥辱になりましょう。
 急いで丹波路へおちさせられませ
 ・・・ひとまず篠村まで引きあげて、あの地で二度目のお旗揚げをなさりませ。
 篠村はご当家にとって瑞祥(ずいしょう)の地ではござりませぬか』」

「篠村?篠村って亀岡だよね 長岡京市じゃないよね
「続きを読むぞ

 師氏にそう云われると、尊氏はもうそれに従うより他になかった。
 果して篠村が瑞祥の地になるかどうか?
 しかし、山崎口へは西国の諸勢がなだれを打って退却しているので、とにかく桂川の近くへ遁れるよりほかに道はなかった。
 ワーッとまた、勝ちほこった敵の鬨があがった。

 とある」
「出てきたの山崎口だよね 長岡京市じゃない
「ワーッ!」
「アッ!びっくりした!
「じゃあナ」
「ごまかして行かないでよー
 つづく


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