アッくんの長岡京新聞社

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徳川家康〔14〕明星またたくの巻(山岡荘八)

2017年10月05日 | □ 長岡京市ゆかりの本(ヨモギさん)
平成29年10月5日(木)
 小説家になりたいヨモギさんは色んな仕事を掛けもちしてる・・・

「ハ・いそがしっ ハ・いそがしっ」
「アッ!ヨモギさん
 長岡京市ゆかりの本を見つけたの?」
「そう。山岡荘八さんの『徳川家康』14巻サ
 登場するシーンは 太閤の豊臣秀吉が朝鮮出兵で出陣するため
 後陽成天皇や上皇の儀式を終えたあとのシーン

 ・・・秀吉は、再び馬上で姿勢を正して向明神の社前にすすんだ。
 このあたりはもういっぱいの見物人で、彼らはただその行列の豪華さに讃嘆するばかりであった。
『-ーいったい太閤殿下はどのくらいお黄金をお持ちであろうかの』
『--わかるかそのようなことが』
『--悪口を言う人はの、日本中の検地なども、みな税を取り立てる下調べだったというのだが、これがみなそうして取り立てられた黄金であろうかの』
『--阿保なこと・・・』
ちょっと待って!長岡京市は出てきそうにありません!
「ちょっと脱線したかな?
 向明神は向日神社のことなんだ。

 つづきのシーン

 ・・・向明神の社前へ来ると(太閤秀吉は)また馬から降りた。
 そして、わが後を譲った関白秀次を社前にさし招くと、そこでうやうやしく千成ひさごの馬印を秀次に授けた。
 これで、天下の権は一応秀次に渡したという意味なのであろう。
 しかしそれは必ずしも実体を伴うものではなかった。兵馬・賞罰・財政の三権は、まだ秀吉の手中にあると、きびしく申し渡してあるのだから、いわばこれは看板だけとも言えた。
 ・・・
 向明神の社前を出ると、行列は粛々と山崎街道をすすみ、その夜は摂津の茨木城に一泊・・・

 とある。」

「向日神社でのシーンね
「そうなんだ。
 サ!市民大運動会の準備だ!準備!」
「だから 何の仕事を掛け持ちしてるの?
 つづく
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2 コメント

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Unknown (いげのやま)
2017-10-06 10:47:41
徳川家康の、そろばん、鑑定団で、
約10000000円だっような
返信する
そろばん (アッくんの長岡京新聞)
2017-10-07 12:01:53
「イチ・ジュウ・百・・・」
「一千万円だ アッくん」
「長岡京市に喜捨していただければ・・・
 と
 願いましては~」
(コメントありがとうございました!)
返信する

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