アッくんの長岡京新聞社

アッくんの周りで起きる小さくて明るい話題を贈ります。

朱なる十字架(永井路子)

2015年12月19日 | □ 長岡京市ゆかりの本(ヨモギさん)
平成27年12月19日(土)
 ヨモギさんは色んな仕事を掛けもちしてるが・・・

「ガソリンがないなあ~
 スタンドで給油しよう
「イラッシャイマセ」
「機械風にしゃべってもバレてますよ ヨモギさん
「残念 満タンッスか?」
「2,000円分で・・・
「そうだ また長岡京市が登場する本を見つけたよ」
「え?今度は?
「永井路子さんの『朱なる十字架』って小説

 玉 後の細川ガラシャが勝龍寺城で細川忠興と結婚式をあげた
 その翌日の話で 忠興が玉に勝竜寺城内を紹介するシーン・・・

『勝竜寺城は古い城で、ついこの間も、この城をめぐって戦いがあった。
 この時は細川家はこの城を攻め落とす立場にあったのだが、
 その功を買われてここの城主となったのだ。
 土塁もさして高くなく、まわりにめぐらした堀も浅い。
 戦いのあとは壁にも柱にもまだ残っていて、新築した坂本城にくらべれば
 各段に見劣りした。』

 とある」

「なんか勝竜寺城のことがショボイ表現。。。
「だけどね

『それでも古い城には古い城なりのよさがあった。
 坂本城のようにそそり立つ天守もなかったが、角櫓(すみやぐら)に登ると、
 あたりの山々が一目で見渡された。』

 とあるから大丈夫」

「よかった

「それで忠興は玉に紹介するンだ

『都はあのあたりになる』
『右手は淀の川筋だ』
『つづいて山崎、西山、ひときわ高いのが愛宕山・・・』

「まるで勝竜寺城公園にいるみたい

「スマン!次の仕事の時間だ!
 失礼するよ」
「ちょっと待って!まだなんですけど給油!
 つづく


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