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「寒いナ コンビニでコーヒーでも買おうかな
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「いらっしゃいませ~」♪ふぁみふぁみふぁみぃ~
「アッ!ヨモギさん
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「コンビニで店員 やってます」
「あっちこっち仕事の掛けもち 大丈夫ですか?
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「安心してください・・・
それより!長岡京市が登場する本を見つけたよ」
「え?
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「司馬遼太郎さんの『妖怪』って小説
室町時代の8代将軍の奥さん 日野富子さんと
もうひとりの奥さん 今参り局さんとの 暗い権力闘争の話
6代将軍のかくし子の源四郎は・・・
『では、明日、日が暮れるとすぐ桂川のむこうの向日明神の森に来ていただけますか』
と言われ 翌日 陽が傾いたころ その棲家を出た。
西へゆく。桂川をめざしている。川を越えればムコウの地である。
京からみてムコウであるために桂川西方の田園地帯はそのような地名がついたのであろう。文字では向日と書く」
「・・・って 出てくるのは向日市じゃない?
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「長岡京市は むこう、むこう。
アッ!こんな時間だ! 次の仕事に行かないと!」
「・・・
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つづく
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