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中国でのいろいろ

中国での生活、出来事をぼちぼち綴っていければと思っています。

蘇州 日本語の通じない居酒屋 花筏

2019-03-21 01:50:00 | <蘇州>食事・喫茶

花筏(はないかだ)は学士街にあります。

たまたま通りかかった時、店構えに惹かれて入ってみました。

 

 

店員さん(オーナー?)も絵にかいたような居酒屋の大将風。

物腰がとても柔らかい接客でした。

2人でやっているそうです。

 

 

とても小さなお店ですが、この雰囲気は日本で見かけるような居酒屋風。

表の提灯に偽りはなく、本当に炭を使って焼いてます。

 

 

カウンターの他に、店の奥に2畳ほどの座敷というより小上がりがあって、

そこには6人ぐらい、つめれば8人ぐらいは座れるかも。

 

この店でとても気に入ったのが手書きメニューの数々。

ちょっとした間違いもありますが、そこはご愛敬レベル。

 

 

すごいねぇ。これって自分で書いたの?

と聞いてみたら、友人(中国人)に書いてもらったんだよと。

 

 

スケッチブックに書かれた原紙を見せてくれました。

お店に出しているメニューは、これをコピーしたものに表紙をつけています。

 

 

お酒はビール、日本酒、焼酎、梅酒などがあります。

冷たいビールは生ビールだけ、瓶ビールは冷えてません(夏場は冷やすかも)

 

 

こんなメニューがあるので、日本語で注文してみたら全く通じませんでした。

普通、日本料理屋さんならメニュー名ぐらいは日本語が通じる店がほとんどなんですけどね。

 

温泉卵サラダ。

 

量たっぷり、普通にサラダです。卵もちゃんと温泉卵になってます。

 

ネギま。

 

焼き加減はばっちり。

塩味でもタレ味でもなく甘い。。ゴマはいらない。

どちらかと言うとネギがメインになってる。。

あっ、もしかしてこれスーパーの惣菜コーナーに置いてある焼き鳥の姿と味?

 

鳥唐揚げ。

 

中国の唐揚げって小振りなものが多いです。

カラッと揚がってサクサクして美味しいですが、甘いマヨネーズはいらない。

 

焼き餃子。

 

うん、大丈夫。皮の薄い日本で食べる焼き餃子と同じ感じ。

大将は黒ゴマ好きなようです。

できれば酢(白酢)と醤油とラー油のタレで頂きたいところですが、

タレを頼んだら、中国らしく黒酢とラー油でした。

 

キムチ豆腐汁。

 

きっとキムチチゲか豆腐チゲという食べ物かと思われます。

辛いですが、普通に頂けるお味です。

 

うな丼。

 

これは値段から考えるとハズレ。

小さな鰻がきざみ海苔に隠れています。。鰹節と紅しょうがはいらない。

 

甘い料理の数々、おそらくオーナーは地元の人に違いありません。

お味の方は日式レベルで日本料理とはまだまだ言えませんが、

もし誰かがここに通って味を教えてあげたら、

美味しい日本料理屋さんに化けるかも、という気もします。

 

一応お断りしておきますが、私が記事にしている日本料理屋さんは、

日本人の店であったり、本格的な日本料理屋さんではありません。

明かに日本人以外が経営している中華風?日式料理屋さんです。

中国の大都市には本当に美味しい日本料理屋さんもたくさんあります。

でも、こういうお店もたまには楽しいですよ。

 

 

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蘇州 蘇州料理 新梅華(xin mei hua)

2019-02-21 00:08:00 | <蘇州>食事・喫茶

新梅華は蘇州料理など江南地方の料理がメインで、

蘇州市内に数店舗あるファミレスっぽい感じのチェーン店です。

 

 

どちらかと言えば一品一品の量が少なめなものも多く、

少人数で行ってもいろいろと注文できます。

 

 

地下鉄1号線 塔園路駅のIfMallにあるお店に行ってきました。

今回はいかにも蘇州という感じの甘めの料理も頼んでみました。

 

 

太湖河蝦椒塩(量で値段が変わります)

一番少ない量でこのぐらい。36元です。

 

 

皮ごと食べられるようなのがいいと店員さんに言ったらお薦めされました。

私のビールのおつまみです。塩味か醤油味か指定できそうでした。

 

桂花糖芋艿栗子 35元。

 

女性が好きそうな甘い栗と芋。

字を見れば甘いものとはっきり分かるので予想通りのお味です。

 

江南糖酢骨 35元。

 

こちらもメニューの文字に”糖”字が入ってます。

ちょっと甘めの骨付き酢豚(野菜なしの)みたいな。

甘くて味もしっかりついているので、黄酒(紹興酒)や白ご飯のおかずにも合いそうです。

 

老蘇州菜飯 18元。

 

一見炒飯っぽく見えますが、塩漬け豚肉と菜っ葉炒めの混ぜご飯で蘇州の家庭料理です。

中華レストランの白ご飯がちょっと苦手な私はこちらのほうがいいです。

鍋で出てくるとは思いませんでしたが。。

これだけでお腹いっぱいになること必至なので、

残った分は持ち帰り(打包)前提の発注でもよいかと。

 

茭白蛯籽 19元。

 

茭白(jiao bai)は、日本ではめったに見かけない食材です。

日本語では”マコモダケ”という呼び方をしますがキノコではありません。

真菰というイネ科の植物です。

江南地方ではよく食べられる食材でスーパーなどでも普通に売ってます。

 

普段は塩味で炒めたものよく食べているので同じ感じのものを想像していましたが、

甘ーいお味でした。ちょっと選択ミス。。

 

荷塘小炒 32元。

 

荷塘の日本語訳は”ハス池”です。

たぶん、この白い穴の開いた小さい蓮根みたいなの(すみません名前分かりません)

が入っているからこの料理名かと。。安心の塩味です。

 

値段が手頃なものが多いので、食事時には若い方や家族連れで賑わってます。

 

 

店員さんの制服や立ち位置なんかも

何となくこうファミレスっぽいと思うのは私だけでしょうか?

 

 

でもこの人達の後ろにもテーブルがあるのが中国らしさ。

ただし、大声で店員を呼ぶのが苦手な方ならこのポジションはお勧め。

 

蘇州料理がメインなので、塩味、醤油味、ちょっと甘めなものも多いですが、

品数がそれなりに多くて、辛いものなども一通り揃ってます。

店内は綺麗で接客もまずまずなので、家族連れで行っても安心かと思います。

 

 

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蘇州 北京ダック 故郷情

2018-08-23 00:16:00 | <蘇州>食事・喫茶

故郷情北京烤鴨は、新区獅山路にできたショッピングモール、

天街の中にある北京ダックのお店です。

 

 

天街は食事時に行列ができるほど混む店が多い中、

ここが混んでいるのを見たことがありません。

 

 

美味しくないという印象は特にないのですが、なぜ?

 

 

北京ダック(北京烤鸭)は半身で78元。

値段は結構安い方だと思います。

安いだけあって、”皮だけ”ではなく、身もしっかりついています。

 

 

それでもお味の方は普通に美味しくいただけます。

4人ぐらいまでだったら半身で十分だと思います。

 

 

北京ダックの身の部分を好みの調理方法で作ってもらえます。

鴨架泡飯 15元。

 

 

雑炊風にしてもらいました。美味しいです。

 

捞汁木耳 12元。

 

醤油系の味付けで、唐辛子も入っているので少し辛いです。

ビールのおつまみにいい感じです。

 

蒜蓉烤茄子 12元。

 

ニンニクがどっさり乗った中華焼きナスです。

こちらもビールのつまみにいいのですが、

翌日の仕事やお客さんに合う場合にはちょっと影響ありそうです。

 

京城羊蝎子 68元。

 

羊肉の煮込みです。

臭みはないので食べやすいですが、

そんなに美味しいというものでもない。。です。

 

上湯娃娃菜 25元。

 

緑の野菜も食べたいので娃娃菜をチョイス。

娃娃菜はスーパーなどでもよく見かける白菜みたいな野菜です。

 

老北京疙瘩湯 22元。

 

疙瘩湯は北京を含む華北地方でよく食べられる料理で、

日本のすいとんと同じように小麦粉を練ったものがとろみのあるスープに入ってます。

この店はトマトスープと卵の疙瘩湯でした。

 

 

普通に食事ができるお店です。

特にサービスが悪いというような印象もありません。

場所が悪いというのもあるのかもしれませんが、そんなに混むこともないので、

行列に並ぶのが嫌だったら、ここに来るのもよいかもしれません。

 

 

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蘇州 西北料理 西貝

2018-01-18 00:07:00 | <蘇州>食事・喫茶

お店の正しい名前は西貝莜面村(xi bei you mian cun)で、

中国各地に展開している西北料理(西北菜)のチェーン店です。

 

 

蘇州新区の緑宝広場にあるお店に行ってきました。

結構人気のある店で、食事時には行列になります。

 

 

大西北は新疆や内モンゴルなど回教と呼ばれるイスラム教徒の多い地域なので、

牛肉や羊肉を使った料理がメインです。

待っている間に注文しやすいようにするためか、

大きなメニューが店の外に出ています。

 

 

やっぱり羊肉が一押しのようです。

 

 

でも羊はちょっと。。という方にお勧めなのは牛大骨。

重さで注文します。1斤(約500g)で43元。

よく煮込んであるので肉はとても柔らかく、骨からすぐ取れます。

 

 

この店のニラと卵の餃子、莜面蒸餃は結構好きな味です。

皮はなんだろう、普通とちょっと違ってもっちりしています。

 

 

莜面魚魚羊肉湯は、魚が入っているわけではありません。

魚魚湯とは、ジャガイモ練ったものを小魚のように細長くちぎって、

スープに入れる料理のようです。

 

 

橄欖油三種蘑菇は、きのこのオリーブオイル炒めです。

メニューに書かれている通り3種類入ってます。

あまりオリーブオイル感はないですが、とても食べやすい味で気に入りました。

 

 

肉夹饃もイスラム教徒の多い地域の食べ物ですが、

どこでも見かける中華バーガーです。長春でもよく見かけます。

イスラム教徒のお店なら具材は羊肉や牛肉を使いますが、

それ以外なら豚肉や叉焼などを使っていたりすることもあります。

 

 

葱香烤魚は高温の油で焼いたか揚げてあるのか、皮がパリパリになってます。

鉄板に乗って出てきて火もつけますが、

既に火は通っているのですぐ食べられます。

淡水魚はちょっと苦手なんですが、これなら大丈夫。

 

 

烤羊腿はお店一押しのひとつ。なのでとりあえず発注。

こちらも鉄板で出てきますが既に火は通っています。

ハーフサイズで頼んだので、メニュー写真のような大きな骨はついてません。

でも半分でも十分すぎる量です。

肉自体に濃い味付はされていませんが臭みはほとんど感じません。

唐辛子などが入ったスパイスを付けて食べます。

 

 

口直しやデザートにちょうどいいのが黄米凉糕。

黄米は粟の一種です。

もち米の上に黄米が乗っていて、中にはナツメや干しブドウが入ってます。

しつこい甘さはありません、さっぱりしています。

 

 

だいたいいつも人が並んでいてスルーしてしまう西貝だったのですが、

確かにまた行ってみてもいいかと思えるお店でした。

値段がすごく安いという店でもないので、

蘇州の人達も味が気に入って並んでいるのでしょう。

勝手な想像ですが、”西北”と”西貝”は四声が違うだけで

読み方が同じなのでこの店名を付けたのでしょうか。。

 

 

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蘇州 堂里村の農家料理 堂里人家

2017-10-12 00:14:14 | <蘇州>食事・喫茶

西山彫花楼を見学した後、小腹が空いたので、

近くの農家料理の店に入ってみました。

 

 

堂里人家は、西山彫花楼に近い駐車場の辺りにあります。

 

西山彫花楼の記事はこちら

<http://blog.goo.ne.jp/akira_delta/e/f563983adfc160311613d23041dc75c4>

 

おそらく平日で食事時を逃したら、

この店ぐらいしかやってないと思います。

 

 

メニューを見た感じでは、値段は観光地の割には安いです。

(観光地というほどの場所でもないけど)

 

 

店主のお薦め、銀魚の卵炒め。

銀魚は太湖三宝のひとつです。

 

 

ちょっと銀魚が大きすぎ?の感があるのと、

塩味だけでは少々生臭さが残っているのであまり好きじゃない。。

 

春雨の炒め煮。

春雨とミンチを醤油味で炒めています。

 

 

まぁどこにでもある味で、77快餐にあるのと大して変わりません。

ビールのつまみやご飯のおかずになる味です。

 

店の中に畑で採れた野菜がそのまま置いてあるので、

自分でどれが食べたいか見てから決めても大丈夫。

 

 

せっかく教えてもらったけど。。

何だったのかすっかり忘れてしまった葉っぱ。

 

 

たぶん野菜市場でも売っていたと思います。

クセもなく、塩味で美味しく頂けます。

 

 

これは芋のツル。(だと思う)

 

 

確か栄養価は高いはずです。家畜の餌にもなります。

葉と柔らかい茎の部分も一緒に炒めます。

 

 

白ご飯は冷めたものしかないので美味しくないです。(どこの農家料理でも同じ。。)

料理の味も大したことありません。

でも暑い日にはちゃんと冷えたビールが置いてあります。

行った日は結構暑くて、汗をかきながら店に入ったら、

自分の畑で採ったスイカをおすそ分けしてくれました。

 

 

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