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中国でのいろいろ

中国での生活、出来事をぼちぼち綴っていければと思っています。

蘇州 老舗洋食屋さん 西西里西餐店

2021-09-16 00:09:16 | <蘇州>食事・喫茶

観前街にある西西里は蘇州では老舗の洋食屋さんです。

2000年前後に蘇州へ駐在されていた方ならきっと懐かしい店だと思います。

 

 

今では蘇州にもお洒落な飲食店が増え、各国の料理が食べられるようになりましたが、

あの頃は上海まで行かないと蘇州ではちょっと。。という感じでした。

 

 

西西里もすごく美味しいという訳ではありませんが、ごく普通に安心できるお味。

昔は洋食屋さんなんて数えるほどしかなく、

お手頃価格でとなると西西里か谷川ぐらいしかなかったように思います。

 

 

メニューも基本的にはずっと変わっていない気がします。

あまり覚えていませんが値段もそんなに変わっていないんじゃないかと。

 

 

ここに来るとよく頼むのがオムライス。

今時のふわとろ卵ではなく、昔から変わらず薄焼きの卵でライスを包んでいます。

 

 

ビール単品でもピーナッツなど簡単なおつまみを付けて出してくれますが、

お供にぴったりなオニオンリング、お好みでタルタルソースを付けて頂きます。

 

 

日式定食があるのに気付いたのは割と最近。

昔はなかったような気がするのですが、単に自分が気付いてなかっただけなのかもです。

 

 

とんかつ定食など、弁当風メニューもいくつかあります。

中華系喫茶店の新島珈琲などでも弁当形式の日式定食がありました。

昔駐在や出張されていた方ならこの感じも懐かしいのではないでしょうか。

今ではもう中華系喫茶店の数もずいぶん少なくなりました。

 

 

薄暗い店内はちょっと昭和を感じさせる雰囲気。

日本でもバブルの頃はこんな感じの食事もできる喫茶店をよく利用した覚えがあります。

 

 

棚に並んでいるお酒の種類も多いです。

夜に行ったことはありませんが、バーみたいな感じになるのでしょうか。

それこそ昭和の”カフェバー”みたいな。

 

 

西西里の創業は確か20年以上前、蘇州で最初の洋食屋さんだったはずです。

たまにお昼ご飯を食べに来るぐらいで夜のことは分かりませんが、

以前と比べてこの店で日本人を含め外国人を見かけることは少なくなりました。

お客さんの数自体も少なくなっている気がします。

 

 

店員さんも年配の方が増えました(というかみんな年を取った?)

今ではオーダーを取りに来るのもおばちゃんです。

もう店のある建物も古くなっているので、そのうち建て替えの時期も来るのでしょう。

 

 

私が初めて蘇州に来た頃には高速鉄道もなく、

今のように思い付きでちょっと上海へお出かけなんてことはかなり困難でした。

もちろん蘇州市内には高架道路も地下鉄もなく、蘇州市内の移動でもそれなりに面倒で。。

今では当たり前の電子マネーや配車サービスも考えてみるとごく最近のこと。

西西里に来ると昔のことが懐かしく思い出されます。

常連でもない私が言うのもおこがましいですが、

昔から変わらない雰囲気とメニューのこんなお店もずっと続いてくれるといいなと思います。

 

 

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蘇州 金科大酒店のランチバイキング

2021-08-26 00:08:26 | <蘇州>食事・喫茶

蘇州の高新区にある金科大酒店は2015年に開業した5つ星クラスのホテルです。

割引を利用すればランチバイキングが平日なら100元ちょっとで頂けます。

 

 

このホテル、濱河路×楓津大街(何山路から濱河路を北の方向へ徒歩5分ほど)の場所にありますが、

仕事の人が利用するホテルなのか観光客が利用するホテルなのか、いまいちターゲットが分かりません。

 

 

大衆点評などで探すと今でもランチバイキングが平日108元、休日148元で出てきます。

平日にしか行ったことはないですが、混んでいることもなく落ち着いて食事できます。

 

 

料理の方は中華の品数が多いです。

とりあえず和洋中揃っていて和食コーナーにはお刺身もあります。

 

 

出てきた料理を奪い合うなんてこともないので、

盛り付けだってその場で好きなように楽しめます。

 

 

中華は各地方の辛いものから甘いもの、一人小鍋コーナーもあります。

今回は中華には目もくれず、普段食べられないものばかり選んで盛ってみました。

 

 

中国では珍しくパイシチューがありました。

パイ生地はサクサクでとてもいい感じ、中身のシチューは改良の余地ありかと。

でも、中国に来てから初めてお目にかかったので思わずおかわりまでしてしまいました。

 

 

私にとってのお気に入りは、お酒コーナーが結構充実しているところ。

果実酒なども並んでいました。

まぁ、いろいろあっても基本ビールしか飲まないけど。。

 

 

特にこれがお薦め、といった料理があるわけではないのですが、

この環境で、この値段で食べて飲めるならちょっとお得感があります。

 

 

料理がなくなったまま長時間放置されているようなこともなく、

ちゃんと都度都度補充しているようです。

 

 

デザートコーナーには小さなケーキやアイスクリームなど。

こちらは、彩や味的には米国や中国の方が好みそうなものが多い感じ(私見です)。

 

 

中庭にはテラス席があります。

春や秋だと外で食べる方が気持ち良さそうです。

きっとここだと解放感で飲みすぎてしまいそうな予感も。。

 

 

食事は中で、食後のデザートとコーヒーは外でというのもありかと。

 

 

品数がもっと豊富で値段もリーズナブルな人気バイキング専門店だってありますが、

どうしても喧噪の中での食事ということに。。

5つ星クラスのホテルのバイキングならそれなりに静かですし、

どの国の人と一緒に行っても何かしら食べられるものがあるので、

そんなに気を使う必要のない昼間のプチ接待に使ってみてもいいかなとも思いました。

 

 

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蘇州 焼肉祭りその2 天街の焼肉好牛

2019-11-07 00:11:07 | <蘇州>食事・喫茶

焼肉好牛は天街の6階にある中華系日式焼肉屋さんです。

こちらはあじやさんと違って混んでいます。

 

 

肉のレベルはそれなりに高いと思います。

肉類は外からも見えるように陳列されています。

 

 

こちらももちろん炭火焼き。

しっかりと赤く、白くなった炭を入れてくれます。

 

 

焼肉のタレは安心の日式。

この店はどちらかというと焼肉居酒屋、焼肉ファミレスという感じの店です。

 

 

メニューはすべて日本語ですが、日本語のできる店員さんは見当たりませんでした。

 

 

サイドメニューも豊富でお酒のアテなどもあります。

またフリードリンクのセットもあるようです。

 

 

和牛の赤富士、このボリュームで110元ってどうゆうこと、

と思ったら、上げ底ならぬ立派な大根を芯にして肉を巻いてありました。

 

 

タン塩はあじやよりこちらの方が厚くて美味しいです。

他の肉もどれも柔らかくて美味しくいただけました。

 

 

すき焼きなんてのもあります。

いろんな料理も肉と一緒にずらっと並べると結構な迫力に。

もちろん赤富士も発注済。

 

 

肉は基本的に店員さんが焼いて切り分けてくれます。

かなりしっかりと焼いてくれますが、その方が安心かも。

切ってくれた肉がこま切れのように小さいのはご愛嬌、中国式なんでしょうか。

 

 

ただし焼肉以外は全て中華系日式料理で、

日本と同じような味を期待するとちょっと残念なことになります。

 

 

お好み焼きは鰹節がいっぱい乗って見た目はまずまずですが固い。。

すき焼きセットに付いてきたみそ汁は薄茶色のお湯みたいな。。

 

 

料理の当たり外れはありますが、

中国人の方々との食事や、あまり肉は食べないという人と一緒ならば、

メニューの豊富な好牛のほうがお薦めです。

 

 

2つの店を比べてみて、私の個人的な感想は、

焼肉だけ食べるならあじやでなくて好牛でもいいかな。

次に行く機会があっても好牛では焼肉以外は頼まないけど。。

あじやはもうステーキセットが一押しです。

すでに昼も夜も何回かステーキセットを食べに行ってます。

 

あじやさんの記事はこちら

蘇州 焼肉祭りその1 天街のあじや

 

余談(蘇州新区ローカルの)ですが天街周辺にはショッピングモールが乱立していて、

天街:今のところ勝ち組、最近駐車場代が高くなった。

金鷹:天街に客を取られて厳しそうな気配。

緑宝:新区ではもう老舗、新しいモールに負けず頑張っています、ここはまだ駐車場無料。

陽光:こちらも結構前からあったがもうダメ、営業停止状態。

IfMall:最初からパッとしないが、今でもそのままで頑張ってます。

獅山石路:最初から厳しかった、もう壊滅状態。

索山広場:最初から論外、テナントが埋まることすらなくほぼ廃墟。

 

銀行や蘇州市の不良債権も積み上がってきてるんじゃないかなぁ。。

地下鉄3号線がもうすぐ開通するし、

蘇州楽園の跡地には大規模マンションなどができるようなので、

これで潰れかけたショッピングモールが復活するのか、ちょっと見ものです。

 

 

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蘇州 焼肉祭りその1 天街のあじや

2019-10-31 00:10:31 | <蘇州>食事・喫茶

中国では連休前後にちょっとみんなで食事でも、

というイベントがちょこちょこあったりします。(私のまわりだけ?)

 

 

今回は2週連続で日式焼肉へ。。しかも2回とも天街へ。。

天街は蘇州新区獅山路にある新しいショッピングモールです。

 

まずは”あじや”へ

2階の人通りの少ない場所にひっそりとお店があります。

こちらのお店は日本語ができる店員さんもいます。(日本人の方もいる?)

 

 

店構えからして和風のお店で、限りなく日本の焼肉屋さんに近い感じです。

テーブル席と掘りごたつ風のお座敷が選べます。

 

 

若い人達と行く場合、最近は”焼肉食べたい”というリクエストが結構あります。

長春の場合、焼肉という話になると、道端の串焼きか、羊の丸焼きを指すこと多いですが、

上海や蘇州の場合だと、韓国焼肉か日式焼肉です。

 

 

もちろん炭火焼き。

排煙はしっかりしているので焼肉臭くなることはありません。

 

 

値段の方は、安くもなく高級でもなくといった感じでしょうか。

単品からセットメニューまでお肉の品数が豊富です。

 

 

焼肉を頼むと焼き野菜、巻用の野菜が付いてきます。

 

 

とりあえず単品でいくつか頼んでみました。

どれも無難に美味しくいただけます。

 

 

白ご飯も単品で注文できて大中小が選べます。

お味は”中国の白米”です。量がものすごく多いのでご注意を。

中だとどんぶり飯ぐらいの量があります。

 

 

中国人のお客さんはセットメニューを頼む人が多く、肉と海鮮のセットが人気です。

 

 

どうしてそんなことが分かるかと言うと、

宝箱に入ってパイレーツオブカリビアンのテーマ曲と共に運ばれてくるから。

しょっちゅうこの曲が流れてます。

この宝箱を開けるとドライアイスの湯気がでる演出がうけてます。

 

 

でも、私の個人的なお薦めは焼肉じゃなくてステーキセット。

このメニュー、テーブルには置いていません。

直接店員さんにお願いするとステーキセットメニューを持ってきてくれます。

量は200g~500gぐらいまで選べて焼き加減も指定できます。

 

 

肉は柔らかくて美味しいです。サラダとキムチの小鉢、ご飯、スープが付いてきます。

値段もリーズナブル、200gで70元ぐらい、300gで98元。

だからメニューを隠してる?

でも、ここに初めて行った時、日本人と思われる店員さんから、

直接ステーキセットの存在を教えてもらったんですけどね。

日系スーパーやデパートで牛肉を買って作るよりここで食べる方が安くて美味しいかもです。

 

次は天街6階の焼肉好牛です。

 

 

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蘇州 獅山天街の南京大牌档(da pai dang)

2019-07-18 00:18:00 | <蘇州>食事・喫茶

南京大牌档は南京発祥で北京、上海、天津、武漢などにも店舗のある、

江南地方の料理、江蘇菜のお店です。

蘇州には園区の蘇州中心と新区の天街に店舗があります。

 

 

江蘇菜の中でも南京周辺の料理を金陵菜と呼びます。

ここでは金陵菜を楽しむことができます。

 

 

店の中は夫子廟周辺のような雰囲気です。

奥にある小さなステージで歌や踊りを見られることがあるそうですが、

私はまだ見たことがありません。

 

 

また、店員さんの制服も民族衣装風で、男の子も女の子もとても可愛らしいです。

 

 

南京素什錦。

 

豆腐皮(干した豆腐)、もやし、きのこなどの和え物の前菜です。

さっぱりしていて暑い時でもこれだったら食べられる感じ。

お酒のつまみにも合います。

 

老鶏湯馄饨(ワンタン)。

 

鶏のスープの小さいワンタンです。

南京の小吃でもよく見かけるワンタン、こちらもさっぱり系です。

 

老壇醤香肉。

 

薄切りの豚バラ肉を中華ベーコン風にした感じ。

少々脂っこいので、ご飯と一緒に食べるかお酒のつまみにするか。

私の場合は迷わず後者です。

 

初めて飲む南京のビール、金陵干純。

 

まぁ中国のビールのほとんどは薄いです。こちらもご多分に漏れず。

”干”は字の如く”ドライ”、中国語の”干啤”はドライビールのことです。

 

青梗菜の炒め物。

 

メニューに載っていなくても材料があれば調理してくれます。

スーパーなどで普通に見かける野菜であれば、まず大丈夫だと思います。

緑の野菜が食べたかったのでお願いしてみました。

 

秘制姜香小黄魚。

 

イシモチを塩、お酒、生姜などで蒸した料理です。

新鮮な素材を使えばきっと美味しいのでしょうが、

中国では捕った後の処理や流通過程での冷蔵や冷凍の管理がダメダメなので、

海の魚はどうしても残念なお味の場合が多いです。

 

古法糖芋苗。

 

南京の有名なデザートです。

キンモクセイ、里芋(たぶん)が入っていて香りもよく見た目も綺麗です。

美味しいですがすごく甘い。。きっと女性が好きな味だと思います。

料理の口直しにもなりますが、私の場合は口直しの口直しが必要かも。

 

老牌陽春面。

 

お店の人がお薦めしてくれた麺。

醤油スープの蘇州麺とさほど変わりはありません。

小さなお椀で出てくるので締めにぴったりです。

 

南京と言えば小吃ということもあるからでしょうか、

ここのお店は一品一品の量が少ないので、少人数でもいろいろ発注できるのも魅力です。

 

 

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