今年は長春でも暖かくなるのが早いです。
人民広場の周辺や市内を流れる伊通河の遊歩道を少しお散歩してみました。
暖かくなるのが早いと言っても蘇州や上海では桜が満開になっている頃、
長春にはまだまだ緑はありません。
それでも3月末で日中の気温が15度以上になる日もあり、
ちょっとお散歩でもしてみるか、という気になります。
とは言え、3月から4月にかけての長春は、1年で最も美しくない季節。。
風がきつい、黄砂が飛んで来て目も痛い(コンタクトしていると特につらい)、
溶けた雪で道が汚い、超乾燥、などなど。
般若寺は人民広場の近くにある、長春では最も大きい仏教寺院です。
中華民国時代の1922年に建立されました。
春節などお寺の行事がある時には賑わいますが、普段ならそう人は多くありません。
天気が良い日の伊通河では、遊歩道を歩いている人もそれなりに見かけます。
この日は天気もあまり良くなかったので人影もまばらでしたが、
冬の間の運動不足解消でしょうか、欧米系の外人さんが自転車で疾走していたり。
冬になると全面結氷してスケートもできる伊通河なので。
暖かい今年の3月末でもまだ少し氷が残っていました。
伊通河は第二松花江水系で飲馬河の支流になります。
伊通満族自治県から長春市内を通り飲馬河に合流した後に松花江にそそぐ全長343kmの川です。
清代には、この川を大型の帆船が行き交っていたそうですが、
川への土砂の流入や鉄道などの輸送手段の発達に伴い水運は廃れていきました。
1950年代後半、上流や中流域に飲料水や灌漑用のダムが造られたり、
地下のパイプを通して水を流すなどで、再び上流から水が流されるまで、
長春市内の伊通河は10年余り渇水状態となっていたらしいです。
しかもその頃は川に生活排水や工業排水が流され深刻な水質汚濁状態でした。
水質改善の取り組みは1986年頃から始まっているそうですが、
残念ながら現在でもまだ全ての問題を解決するまでには至っていません。
2016年から始まった、治水や水質改善、緑化工事によって、
現在の緑道や遊歩道が整備されています。
まだ造成中の緑地も見えますのでしばらくは整備は続くのだと思います。
余談ですが、長春では”酸奶麻花”が流行っているのでしょうか??
酸奶はヨーグルトの意味、麻花は生地を縄状にねじって油で揚げたお菓子です。
しばらく繁華街に出かけることもなかったので気付きませんでしたが、
麻花の小さなお店が増えていて、どこのどの店でも行列になっています。
長春の新緑は5月以降、それまでは多少気温が上がってもまだ春らしくありません。
黄砂が落ち着くときれいな青空が戻ってきます。
長春の四季(体感)は、5~6月が春、6~8月が夏、8~9月が秋、10月~4月が冬で、
春と秋はほとんどありません。
家の中が最も寒いのは暖房が始まる前の10月と暖房が終わった後の4月です。
戻られたのですか>
中国を北や南に大移動ですね?
何だか豪華さが兄❓明るくない雰囲気?
私はとうとう、旅行は中止になりました。
お仕事の合間に旅:いいですね(^^♪
まだ生活の中心は蘇州と上海で、長春には時々戻っています。
今週はかなり南西の方、ミャンマーとの国境まであと5~600kmぐらいのところに来ています。
またそのうちレポートしますね。
旅行に行けなくて残念ですね。
日本のコロナは再び大騒ぎになっているようで。。
”まんぼう”もあまり効果は期待できそうにない感じですし。
ワクチン接種が進めば収束に向かうと信じています。
上海や蘇州のある江蘇省では、
外国人も希望すれば中国製ワクチンを接種できるようになりました。
いつ日本に帰れるか分からない状況ですので、
私は先に中国で接種しようと思っています。