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中国でのいろいろ

中国での生活、出来事をぼちぼち綴っていければと思っています。

江蘇省 張家港 金鳳凰温泉度假村と国貿酒店

2022-12-01 00:12:01 | <江蘇省>観光

翌日、金鳳凰温泉で昼風呂を堪能してから蘇州に戻ることにして、

旅行気分を味わう?ために初めて張家港で一泊してみました。

 

 

宿泊先に選んだホテルは張家港国貿酒店。

開業は1993年と中国では老舗の部類に入る5つ星のホテルです。

 

 

ホテルの施設にはオフィスやサービスアパートメントも備わっていて、

日系企業のオフィスもここに入居しているようです。

例えがローカルすぎて分かる人は少ないでしょうが、

長春のシャングリラホテルと同じような感じなのかと思います。

ゴルフバックを持った日本人と思われる方もお見掛けしました。

 

 

古いホテルのせいもあるかもしれませんが、5つ星クラスとしては格安です。

それでも廊下はフワフワ絨毯ですし、部屋のアメニティもしっかり揃っています。

 

 

晩ごはんはホテルの敷地内、建物のすぐ外にある日本料理屋さんに行くか、

ホテルの中のレストランに行くのか悩んだのですが、

海鮮バイキングが抖音(Tiktok)から予約すると、

50元以下と超格安だったので釣られました。。

 

 

満員御礼の大賑わいです。

中国の方々の食事時間は厳格と言えるほど決まっていて、

この時間帯を過ぎると人もスパッといなくなるため、料理も補充されません。

さすがに目の前で調理してもらう料理は品切れにはなりませんが。。

 

 

ほんの少し遅い時間に行ったのですが、既に料理の半分ぐらいはもう空になっていました。

ビールもワインもなくなっていましたが、

これだけは我慢できないので、係の人を呼んで補充してもらいました。

 

 

この値段なのでそんなにいいものはありませんが、お刺身はありました。

始めは薄く薄く切って出していましたが、終盤、人がいなくなると厚切り変わりました。

でも、残ったものを次の日に使わないというのが分かるので、それはそれで好感が持てます。

 

 

翌日の朝ごはんもしっかりホテルで。

中華系以外の品数はあまり多くありません。

でも洋風でお腹いっぱいにできるぐらいは揃えられます。

コーヒーマシンが1台しかないのでご老人たちが長蛇の列をなしています。

上海辺りから来た人達でしょうか、中国のご老人がこぞってコーヒーを飲む姿は初めて見ました。

 

 

少し古さは感じますが、国貿酒店、朝食付き400元台で泊まれるなら十分だと思います。

朝食とチェックアウトを済ませて金鳳凰温泉度假村(金鳳凰温泉リゾート)へ。

ここにも宿泊施設がありますがこちらの値段は国貿酒店の倍以上します。

 

 

蘇州の休閑カードの利用可能施設には金鳳凰温泉が含まれていますので、

これを持っていれば、高いお金払ってまでここに泊まる必要はありません。

 

 

地下1206mからくみ上げた天然温泉の温度は52度だそうです。

今はだいたいどこの温泉に行ってもコロナ対策の影響で、屋内の風呂はシャワー以外使えません。

 

 

大きなリゾート施設のようですが、利用客はあまり多くありませんでした。

露天風呂の一つ一つはそんなに大きくないものが多く、半分以上は温度が低めに設定されている感じです。

小さなお風呂は2~3人で足を延ばすと、もう他の人は遠慮して入って来るのをためらう大きさです。

 

 

小さめの風呂だと1人で入っていても誰も来ないので、

少しぬるめのお湯を独り占めしてゆったりのんびりくつろげます。

 

 

ちゃんと営業している小さな食堂や売店があるので、食事や飲み物の心配はありません。

所々に無料の生姜茶もおいてあります。

 

 

岩盤浴の部屋でウトウトしていると仕事の電話が。。

結構長電話になりましたが、タイミングよく身動きが取れる暖かい場所で助かりました。

 

 

仕事の電話は余計でしたが、久しぶりの温泉を堪能しました。

今回のプチ旅行は国貿酒店もちゃんとしたホテルでしたし、温泉は人が少なくてのんびりし放題と、

しっかりリフレッシュして戻ってきました。

でも、やっぱり日本の温泉が懐かしい。。次に帰る時には温泉旅行に行きたいと思います。

 

 

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江蘇省 張家港 沙洲公園

2022-11-24 00:11:24 | <江蘇省>観光

久しぶりに張家港市へ遊びに行ってきました。

今は高架道路が増え、張家港へ行く蘇虞張公路は無料となり時間もお金も以前よりかからなくなりました。

 

 

張家港市は蘇州市に属する県級市です。

沙洲公園は、2001年に現在の姿に改修された、園林のような建物や庭園がある無料の公園です。

 

 

入り口の広場ではお年寄り達が踊っていたりしますが、中に入っていくと、とても静かです。

 

 

木も多く森の中に小川もあって、きっと夏でも涼し気な感じの場所です。

 

 

今だと菊の花などが飾られているのかもしれません。

大きな銀杏の木もあったので、こちらもそろそろ色付いている頃だと思います。

 

 

もともと張家港市は、この公園と同じ名前の沙洲県でした。

1986年に蘇州市に属する張家港市に改名されました。

 

 

張家港は蘇州市内と比べるとまだまだ田舎町の雰囲気が残っています。

沙洲公園のある辺りは、たぶん張家港の中心地になると思うのですが、人も車もあまり多くありません。

 

 

住宅街や商店街も近い場所にあるのに公園の中も人が少ないです。

蘇州だと平日はお年寄りと孫たちで、休日だと親子連れで賑わっているような感じの場所なのですが。。

 

 

天気があまり良くなかったせいもあるかもしれませんが、

休日なのにたまに人を見かけてもお年寄たちがほとんど。

 

 

公園の中には園林を模した建物や庭園、池などがあちらこちらにあります。

なかなかいい公園だと思うのですがどうしてこんなに人が少ないのでしょう。

 

 

蘇州にある園林をここに凝縮したような感じ、

今までどこかで見たことがあるような風景が集まっています。

 

 

看板を見ると売店もあるようですが、営業はしていないようでした。

公園の近く(公園路側)にも簡単な食事ができるような店は少ないです。

 

 

もともとこの辺りは烈士陵園と呼ばれる、殉職者の墓地だったようです。

そのせいもあるのか、古い戦闘機(ミグでしょうか)も片隅に置いてあります。

 

 

終わりの見えないコロナ政策のおかげで遠くには行き難いので、

最近は時々少しだけ足を延ばした近場でプチ旅行を楽しむようにしています。

高架道路などが整備されて、蘇州から常熟や張家港などは以前よりずっと近くになりました。

ただし、どちらの場所も観光地は少ないので楽しむネタがすぐに尽きてしまいそうです。

 

 

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江蘇省 常州 南山竹海風景区

2022-10-20 00:10:20 | <江蘇省>観光

常州の南山竹海風景区は江蘇、浙江、安徽の三省の境に位置します。

その名の通り、風景区内の山々には竹林が広がっています。

 

 

事前にチェックしていなかった自分が悪いのですが、

今は48時間以内のPCR陰性証明がないと入園できません。。

 

 

陰性証明がなく入園したい人は駐車場に設けられた検査小屋でPCR検査を受けます。

行ってみるとものすごい行列になっていました。

ここのシステム(常州のシステム?)は、蘇州と違ってPCR検査用のQRコードが必要で、

これを表示するために苦労している人が多いのか列は全く進みません。

 

 

30分ぐらい並んだ時に、常州在住の人はPCR検査不要と係員が伝えにきました。

このアナウンスの後に行列は1/3に。

やはりまだコロナの影響は続いていて、地元以外から来る人は少なかったようです。

それでもPCR検査を済ませてから入園するまでに1時間以上かかりました。

 

 

南山竹海風景区は2つ山と麓にある竹林の遊歩道や温泉に分かれています。

山のひとつは子供向きなのかと思われるパンダのいる山、南山竹海歴史文化区、

もうひとつは呉越弟一峰のある呉越景観区です。

 

 

最も安い入園料は乗り物を使わない90元で、パンダのいる山を往復するケーブルカーか、

呉越弟一峰を往復するゴンドラのどちらかを選ぶのが200元。

行きの麓の遊歩道の部分(片道だけ)電動カートに乗れます。

ゴンドラとケーブルカーの往復を使って2つの山に行くのと、麓のカート往復分を付けると270元です。

 

 

パンダの山、南山竹海歴史文化区に行くのはやめて、

呉越弟一峰を往復するゴンドラとカート片道のチケットを選びました。

 

 

でも、最初から行先を決めずに90元のチケットで入って、

後からゴンドラやケーブルカーのチケットを買うこともできます。

私のような初めてきた観光客は乗り物付きのチケット買うようですが、

地元の人達は乗り物には乗らずに歩いているのだと思います。

 

 

呉越弟一峰からの見晴らしはなかなかのものです。

蘇州だとこのように多くの山が連なっている景色はありません。

 

 

南の方向が浙江省、西の方向が安徽省になります。

南山竹海風景区も天目湖と同じ常州市管轄の溧陽市にあります。

 

 

山の途中には見所もいくつかあるようで、ゴンドラを使わずに歩いて登ってくる人が多いです。

山頂には大きな鐘があってお金を払うと鐘が突けるようになっています。

 

 

ゴンドラ駅のすぐ上には売店やレストランがありました。

こんな場所に日本料理屋さんもあるようでした。(看板を見ただけですが)

 

 

山の麓には竹林に囲まれた遊歩道が整備されています。

遊歩道は風景区の入り口からゴンドラやケーブルカーの乗り場まで続いています。

 

 

遊歩道の途中にはミニ動物園や遊具などがあって子供も楽しめるようになっています。

天目湖よりも南山竹海風景区の方が観光客が多いです。

 

 

また御水温泉という宿泊施設も備えた天然温泉もあります。

足湯は無料で開放されているのですが、中国の方々に足湯は人気がないようで誰も入っていません。

 

 

日本人の私は無料と聞いて迷わず入りました。

源泉の温度は43度と低めですが、疲れた足を癒すのにちょうど良い感じです。

 

 

江蘇省には山や自然を楽しめる観光地が少ないこともあって、

竹林や山からの景色が楽しめる南山竹海風景区は省内で割と有名です。

遠路はるばるやってくる観光客は蘇州の世界遺産などが目的地なので、

おそらく多くは江蘇省内の人なのだろうと思います。

 

 

パンダの山の方には行きませんでしたが、おそらく乗り物を一切使わずに歩くなら、

丸1日ここで過ごせるぐらいの広さと高低差はあります。

もし疲れて動きたくなくなったら、温泉で休むか一泊してみるのもよいかもしれません。

 

余談ですが。。

外国人は蘇州でPCR検査を受けても健康コード(蘇康码)のQRコード画面には、

結果が表示されない(私だけじゃないですよね、きっと)のですが、

常州で受けたPCR検査結果はさくっと表示されました。

おかげでいつまでたっても古い検査結果が表示され続けて、これはこれでちょっと面倒です。

 

 

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江蘇省 常州 天目湖の翠竹園賓館

2022-10-13 00:10:13 | <江蘇省>観光

天目湖は蘇州から車で遊びに行くなら余裕で日帰りできる場所なのですが、

時間を気にせずのんびりしたいという思いもあって一泊することにしました。

 

 

選んだホテルは天目湖山水園風景区の入り口から徒歩で5分ほどの場所にある、

翠竹園賓館(溧陽熊猫翠竹園賓館)です。

 

 

観光シーズンや連休になると、天目湖山水園風景区に近い湖畔のホテルは、

だいたい800元~(湖が見える部屋だと1000元以上)になりますが、

翠竹園賓館だと朝食付きで450元~ぐらいの値段で、駐車場が広くて車を停めやすいのもポイントです。

風景区入り口前にあるホテルは車が停めにくく混雑していますし、遅く着くと路駐になります。

 

 

このホテルが値段の割にいい感じだったのでご紹介します。

湖は見えませんが庭付きで550元(割引ありの値段)ぐらいの部屋を選びました。

もちろん外国人宿泊可で4つ星クラスになるかと思います。

部屋にはサービスでリンゴとお菓子が置いてありましたが、冷蔵庫がないのはちょっと残念。

 

 

庭には屋根付きテーブルと椅子が置かれています。

木陰ができるようにも工夫されているので外でまったり過ごせます。

部屋への出入りはホテル内の廊下側と庭側のどちらからでもできます。

 

 

柵の向こう側もホテルの中庭で、さらにその先は天目湖と静かな環境です。

が、皆さん(私も含めて)夜遅くまでテラスにいるようで、時折賑やかな声が聞こえてきました。

 

 

天目湖山水園風景区で夜まで遊んだので夕食は出かけるのはやめて、

ホテル内のレストランで済ませることにしました。

名物料理は天目湖砂鍋魚頭です。

地元の食材を使った他の料理も付いてくる218元のセットを頼んでみました。

魚頭となっていますが、頭だけではなく身もあります。

 

 

砂鍋魚頭は、最初に油で揚げてから土鍋で調味料や香辛料を加えて数時間煮込むようです。

基本的に淡水魚は食べないのですが、柔らかく臭みがなく、スープもとても美味しかったです。

お好みで香菜(パクチー)を入れることもできます。

ネットで検索すると台湾料理の名前でたくさん出てきましたが、同じ料理かは分かりません。

 

 

細切りジャガイモの炒め物。

同じ料理でも東北や湖南だと唐辛子を多く入れて辛くしますが、江南料理では辛くはありません。

 

 

干し筍と豚バラ肉の煮込み。

天目湖周辺は竹林が多く筍の産地です。

干した筍はどのお土産物屋さんでも必ず売っています。

 

 

筍には冷たいビールが合います。

このレストランに置いてあるビールは天目湖のご当地ビールでした。

色は濃いめでしたが、味は特に普通と変わりなくといった感じです。

 

 

キノコと豆腐の煮物。

見た目よりさっぱりしていました。

ご飯は必要ですかと聞きに来たので、たぶん白ご飯は無料で頼めると思います。

デザートには定番?のスイカが出てきました。

 

 

しっかり食べて休んで翌日は少し離れた観光地、南山竹海へ行ってみることに。

まずは朝ごはん、ホテルの朝食場所はそこそこ広くて天井が高く開放感があります。

豪華な雰囲気はありませんが清潔な感じです。

 

 

料理は中華がメインでそれなりに品数があって地元の料理と書かれたものも見かけました。

種類は少ないですが、パンとコーヒーもあります。

コーヒーがあるだけでもありがたいです。

 

 

最近、蘇州から西へ向かう際、無錫を経由せずに太湖の北側を

トンネルで抜けることができる高速道路が開通しました。

(無錫経由の方が距離が遠く時間がかかりますが高速料金は安いです)

 

 

無錫の高速道路はよく渋滞するのですが、この道ができたので宜興や常州方面へ行きやすくなりました。

元々の予定はまだもう少し天目湖をウロウロするつもりでしたが予定変更です。

帰りの渋滞を気にしなくてもよいとなると気も楽です。

 

 

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江蘇省 常州 夜の天目湖

2022-10-06 00:10:06 | <江蘇省>観光

天目湖山水園風景区の龍興島から観光船で中国茶島へ渡ったのはもう17時半ごろ。

もうすぐ日が暮れそうなので、ここで夕日を眺めてから移動することにしました。

 

 

お茶の島らしく、大きな急須のオブジェやお茶文化を紹介する博物館などがあります。

 

 

龍興島から中国茶島へ渡る船は満席でしたが、

ほとんどの人はすぐに出口の方へ向かったようで、しばらくすると人は少なくなりました。

 

 

中国茶が楽しめる茶館も何軒か湖畔にありますが、17時にはもう閉店するようです。

 

 

確かに茶館や売店が閉まると、ここでは何もすることがありません。

日が沈む前にはもう誰もいなくなりました。

 

 

おそらく昼間は食事の店や売店、お土産物屋さんなど、多くの店が開いていると思います。

街灯もまだ点かない18時ごろが最も寂しい時間帯です。

 

 

中国茶島と対岸ををつなぐ彩虹橋に着いた頃にはすっかり日が落ちて湖面も赤く染まりました。

昼間の天目湖山水園風景区の様子はこちら

江蘇省 常州 天目湖山水園風景区

 

 

暗くなると街灯が灯り、ライトアップも始まります。

 

 

一番高いチケットは彩虹橋から風景区の出入口付近まで電動カートに乗れるので、

営業終了前にライトアップも見ずに通り過ぎた人も多いのでしょう。

 

 

おかげで自由気ままに夜の天目湖を楽しむことができます。

対岸やその山の上にも灯りが点いたり消えたり。

 

 

色とりどりの灯りで暗かった道も明るく賑やかになりました。

 

 

ウサギが月にもたれかかっている中秋節の飾りも点灯しています。

 

 

最初に船に乗った天目山游船埠頭もライトアップ。

船の灯りが点いているので、もしかすると夜の遊覧船があるのかもしれません。

 

 

こんなにたくさん電気を点けて誰もいないというのも寂しい感じですが、

きっとみなさん湖岸にあるホテルの部屋から夜景を楽しんでいるのでしょう。

(湖の見える部屋は1.5倍から2倍ぐらい高いです)

 

 

19時半頃まで天目湖山水園風景区の中にいましたが、

夜になると出入り自由なのか、入口にはもう係員はいませんでした。

灯りやライトアップが消えたのは21時過ぎだったので、遅い時間まで風景区内で遊べるのかと思います。

お店は全部閉まっていますけどね。

 

 

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