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中国でのいろいろ

中国での生活、出来事をぼちぼち綴っていければと思っています。

江蘇省 常州 天目湖山水園風景区

2022-09-29 00:09:29 | <江蘇省>観光

江蘇省溧陽市にある天目湖は緑豊かなダム湖です。

湖の周りには天目湖山水園風景区、ゴルフ場や温泉、別荘などもあります。

 

 

溧陽市の行政管轄は常州市に属していますので、常州市溧陽市になります。

中国では市の中に市があったりするのでややこしい。。

蘇州市内から天目湖までは車で2時間ちょっとの距離です。

おそらく常州から公共バスなどもあるのかと思いますが、

どう考えても交通の便が悪そうなところなので今回は車で。

 

 

天目湖山水園風景区の入園料は観光船の料金も含めたチケットで180元です。

観光船に乗らないチケットや乗り合い電動カート付きのチケットなどもあります。

休日はそれなりに人が来るみたいですが、混雑していると言うほどでもありません。

 

 

天目湖山水園風景区の観光モデルルートは、おそらく最初に湖里山へ行って、

その後に船で龍興島へ渡り、次に再び船で中国茶島へ行き、最後に彩虹橋を渡って戻って来るのかと思います。

 

 

一泊して天目湖で1日半遊ぼうと考えていたので午後に入園しましたが、

この感じだと周るのに1日も必要ないですし入園券の有効期限も1日だけなので方針変更。

 

 

湖里山方向に行くのはやめてへすぐに船に乗ることに。

天目山游船埠頭を出発する最終便は15:00

龍興島游船埠頭を出発する最終便は17:00

です。

 

 

観光船は大きな船で1階と2階に分かれており、展望デッキにも椅子が並んでいます。

展望デッキの席は人気ですぐに満席になりますが、結局こんなことになって景色は見られないので、

空いている船内の席に座って、写真を撮りに外へ出てくるのが正解です。

 

 

乗船してから20分ぐらいで龍興島に到着です。

島のような名前ですが、実際には島ではありません。

 

 

龍興島はぐるっと一周できるように観光ルートができています。

道に沿って進めば所々に見所?があって子供を飽きさせないような工夫がされています。

 

 

一周できるので右回りでも左回りでも進めるのですが、

左回り(反時計回りに)進まないときっと後で苦労します。

 

 

途中、上りがきつい所にはエスカレーターがあるのですが、

もし、逆回りに来た場合どうやって進めばよいのか分かりません。

 

 

山を登って上の中間地点に展望台、そこからまた下って、

湖畔を通って船着き場に戻るルートになっています。

混むわけでもなく、ガラガラというわけでもなく、ちょうどいい感じに人がいます。

 

 

展望台は一番高い所に見晴らしも良いように設けてあるので、

ここからならダム湖らしく細長い天目湖の全景を眺めることができます。

 

 

あちらこちらに売店が結構あって飲み物や軽食などが買えます。

人がいない観光地は売店があっても閉まっていることも多いので、それなりに人がいないと困ります。

 

 

ご当地アイス(15元)を試してみました。

タケノコの形したアイスは4種類(だったかと)の味から選べます。

この辺りは竹林が多く、天目湖から10kmほど離れた場所には南山竹海という観光地があります。

 

 

展望台を過ぎると下り道になって、竹林の中に造られた木道と長い階段が続きます。

風が吹くと涼しくて心地よいです。

ここで大汗+息切れの逆回りグループを見かけました。。上りの長い階段はかなり大変そうでした。

 

 

龍興島は大人なら、だいたい1時間から1時間半ぐらいで周れるようになっています。

入園するのが遅かったので、龍興島行き最終便、中国茶島行き最終便と、

どちらも最終便を使って龍興島と中国茶島へ渡りました。

(龍興島から直接天目山游船埠頭に戻る大型観光船はありません)

 

 

もう日没が近くなったので、中国茶島で夕日を眺めてから、

そのまま夜の天目湖山水園風景区を楽しむことにしました。

夜の観光編へ続きます。

 

 

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無錫 蕩口古鎮

2021-09-09 00:09:09 | <江蘇省>観光

蕩口古鎮は蘇州、無錫、常熟の3つの市の境界にあります。

2000年以上の歴史がある水郷古鎮ですが、観光地化されたのは最近のことです。

 

 

観光ブームにあやかろうと2008年ごろから修復や整備が進められ、

2010年には中国歴史文化名鎮に認定されています。

 

 

ただ、かなり不便な場所にあるので車がないとちょっと不便です。

無錫駅や無錫東駅からなら708路のバスで蕩口古鎮の入り口まで来られるようです。

また蘇州北駅から83路のバスで行くこともできるようです。

 

 

古鎮の面積はそう広くはありませんので一回りするのに半日も必要なさそうです。

旧居や博物館をじっくり眺めるならもう少し時間が必要かもしれませんが。

 

 

北倉河の両岸にある石畳の道が綺麗に整備されています。

所々に土産物屋、食料品や飲料、雑貨、レストランなどがありますが、店の数はあまり多くありません。

 

 

華氏義庄、銭穆旧居、華蘅芳の生涯の展示館、王幸旧居、華君武旧居、会通館、関帝廟、時計博物館が、

古鎮の中の主な観光スポットです。

 

 

これらはこの街から輩出した学者や音楽家、漫画家、芸術家などの旧家や資料館などで、

王幸さんは音楽家、華君武さんは漫画家、いずれも近代~現代の著名な方々とのことです。

 

 

また、ここに暮らす人々に多い姓は、”華”さんだそうです。

古鎮の著名人の名前に多いのもやっぱり華さんです。

 

 

学校からの遠足(社会見学?)の受け入れにも力を入れているようで、

蕩口古鎮の公式HPを見てみると、見学や体験学習カリキュラムが掲載されていました。

逆に平日の方が子供達で賑わっているのかもしれません。

 

 

古鎮の川には、売魚橋、売鶏橋、太平橋など、

28(だったと思います、たぶん)の古い石橋が架かっています。

 

 

周庄や同里のように有名な江南の水郷古鎮と違って人も少ないので、のんびり散策できます。

大型連休の人出は分かりませんが、普通の土日なら水郷の船も順番待ちは不要かと。

 

 

古鎮の入場料は70元ぐらいだったかと思いますが、ネット予約すると40元のようです。

休閑カードが使える場所ですのでカードがあれば無料です。

個人的な感想ですが、70元で入るのは少々お高いかな。。という印象も無きにしも非ず。。

 

 

休憩とお昼ご飯を兼ねて永安橋の近くの泰園小籠という店に入ってみました。

 

 

江南料理や定番の無錫小籠包以外にも麺類などの軽食もあります。

麺や雲呑の値段は高くありませんし、味も大丈夫でした。

 

 

細い路地の奥には庭園式の綺麗なホテルもあります。

ホテルに一泊して、近郊で採れる銀魚や河蝦などの料理を味わうというのもできそうです。

この辺りはスッポンの産地でもあるそうです。

 

 

水郷古鎮は好きだけど人が多い所はちょっと。。と思う方にはお勧めの場所のひとつです。

ここなら日頃の喧騒を忘れて少しのんびりという感じの楽しみ方もできそうです。

ただし、あまり期待しすぎると本当に何もないなぁで終わってしまうかもしれません。

 

 

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無錫 禅意小鎮 拈花湾(nian hua wan)

2020-12-10 00:12:10 | <江蘇省>観光

拈花湾(nian hua wan)は無錫の濱湖区の太湖湖畔にある、

禅文化を主題としたテーマパークです。

 

 

テーマパークといっても中には街が造られていたり、

宿泊施設もたくさんあったりと湖畔の大きなリゾート施設という感じの場所です。

 

 

入園料は120元で、観光客に人気の場所はちょっと日本風の街並み。

レストランや土産物店、体験型の施設などが並んでいます。

 

 

夜になるとライトアップされます。

昼間よりも夜の方が人が多く賑やかになります。

 

 

塔や水路のある石畳の道は、なんとなく日本のどこかで見たことのあるような風景で、

帰国が難しい今年は特に懐かしく感じます。

 

 

また、夜には踊りや噴水、光など、様々な演出が楽しめるようになっています。

各演目の上演時間は短いですが、何度も繰り返してやってくれるので、

じっとその場で始まるのを待つ必要はありません。

 

 

お店や宿泊施設の並ぶ街は梵天花海という大きな花畑で囲まれています。

場所によってそれぞれ植えられている花が違います。

 

 

大きな花畑は10月末頃まで楽しめます。

夏から秋にかけて、向日葵、百日草、馬鞭草、格桑花(日本語分かりません)

などの花でいっぱいです。

 

 

拈花湾はどちらかというと車で行くような場所で、

公共交通利用の場合は少し時間を気にする必要があるかもしれません。

夜遅くまで観光するならここで1泊ということになるでしょうか。

 

 

百度で調べてみると、無錫駅から楽游2号線というバスが出ているようです。

これを使う場合は拈花湾バス停下車です。

 

 

宿泊施設は民宿風のものから、貸切コテージ、5つ星ホテルなど様々なものが選べます。

民宿といっても個人の家を宿泊施設にしている訳ではないので、

民宿の方がホテルより高い場合もあります。

 

 

今回は5つ星のホテル、波羅蜜多酒店を利用してみました。

値段は朝食付きの1泊で700元~1000元ぐらい、バルコニーもついた綺麗な部屋でした。

 

 

ホテルの朝食もまあまあ大丈夫な感じでした。

基本中華料理になりますが、一応和洋中揃っています。

蒸したての無錫小籠包なども頂けます。

 

 

蘇州と無錫は近いので、普段は無錫に行くと言えば日帰りなのですが、

今回は特別にプチ贅沢気分の週末を楽しんでみました。

 

 

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宜興  陶祖聖境風景区(竹尖長廊)

2019-10-03 00:10:03 | <江蘇省>観光

慕蠡洞を通り抜けた先が竹林迷宮と名付けられた竹林になっていています。

ここの見所のひとつが、竹尖長廊と玻璃桟道というガラス張りの桟道です。

 

 

まずは陶祖竹海と書かれた門をくぐります。

実は宜興で最も有名な竹林は、こことは別の”竹海”です。

(同じ村の中にあるんですけどね)

 

 

竹林の中には迷路があったり、ブランコがあったり、

子供達が喜びそうというか、子供の写真を撮るため親が喜ぶ小道具というか、

大人も子供も楽しそうです。

 

 

こういう場所は人が多くないのが一番。

竹の中を奥へ奥へと進んで行きます。

 

 

続いて竹尖長廊の門をくぐると、なぜか傘がたくさんぶら下がった回廊が。。

 

 

木道の中に休憩できるちょっと広い場所も作ってあります。

竹がそよぐ音を聞きながらちょっと一休みするのもよいかも。

 

 

簡単な食べ物や飲み物が買える売店やお茶を飲める店などが少しありますが、

竹林の中って何かを食べたり飲んだりするような気分にはならないです。

売店もあまり流行っていない感じなのでみなさんも同じなんでしょうか。

 

 

視界が開けた先にあるのがガラス張りの廊下、玻璃桟道です。

玻璃は中国語でガラスのことです。

 

 

足元のガラス越しに竹の先端が見られます。

まぁ中国で有名なガラスの吊り橋のような高さはないので、

足がすくんで動けなくなるような人はいません。

 

 

ガラスはこまめに掃除しています。

綺麗に拭いてあるので下はよく見えます。

 

 

玻璃桟道はひと回り5分もかかりません。

飽きるまで何周しても大丈夫です。

 

 

日曜日の午後に行ったのですが観光客はさほど多くありませんでした。

おかげで鍾乳洞も竹林もゆっくり周れました。

宜興は田舎で外国人が訪れるような有名な観光地でもなく、

蘇州からだと車がないと行き難い場所なのですが、何となくこの田舎の雰囲気が気に入ってます。

 

 

また、宜興は陶器の産地でもあります。

ここの茶器は有名で、道端の露店から土産物屋、立派な陶器屋までどこでも扱っています。

値段交渉が必要ですが、景区の土産物屋でも安い急須なら10元ぐらいで買えます。

気に入った形のものでもあれば値段交渉してみるとよいかと思います。

ただし、希望価格まで値切ったのに買わずに帰ると店の人は本気で怒りますよ。

 

 

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宜興  陶祖聖境風景区(慕蠡洞)

2019-09-26 00:09:26 | <江蘇省>観光

1年ぶりぐらいに宜興まで出かけてきました。

宜興の観光と言えば鍾乳洞と竹林です。

 

 

陶祖聖境は、鍾乳洞と竹林がセットで楽しめる風景区です。

 

 

慕蠡洞と竹尖長廊は別料金になっているような感じでしたが、

蘇州の休閑カードを使えばどちらも入園可能です。

 

 

入り口のすぐ近くにある大きな石像が范蠡像、

范蠡は春秋末期の政治家で、商人ととして富を得た人物でもあります。

宜興の陶業を創設した人物との説があり、陶朱公とも呼ばれています。

 

 

まずは鍾乳洞の慕蠡洞へ向かいます。

 

 

どうやら風景区の中は一方通行になっていて、

逆方向からは慕蠡洞に入ることができないようですのでご注意を。

 

 

少し進むと池が見えてきます。

油断していると見過ごしてしまいそうな小さな穴が鍾乳洞の入り口です。

係員に呼び止められなければスルーしてしまうところでした。

 

 

慕蠡洞の総面積は8200平米、観光用の通路の長さは750mです。

発見されたのは最近のことで、1983年に地元の少年が見つけたそうです。

 

 

洞窟の中に川が流れているので湿度は高いです。

でも、気温が低くて肌寒く感じます。

 

 

洞窟の規模はそう大きくはありませんが、蓬莱宮、元宵宮、崩塌宮、

五岳宮、玉寝宮、玉樹宮、湖石宮、星斗宮、龍象宮の大小9つの広間や、

 

 

定海神針、龍床、小白象など、天井から垂れ下がった鍾乳石を楽しむことができます。

 

 

夏場に宜興の鍾乳洞に入ると超涼しいです。

外に出るのが本当に嫌になるくらい。天然の冷房です。

この涼しさは他の場所の鍾乳洞では味わったことがありません。

 

 

宜興の鍾乳洞の過去記事はこちら。

宜興 鍾乳洞めぐり 張公洞

宜興 鍾乳洞めぐり 霊谷洞

 

鍾乳洞で涼んだ後は、次の涼を求めて竹林へ向かいます。

 

 

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