あかねの出来事

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新潟は「花」の街でした(花育マスター等)新潟視察3日目(10日)

2017-08-11 14:03:02 | Weblog










新潟視察最終日は
「花育マスター制度」について。
新潟市の花と食を一体的に学ぶことができる
「食育・花育センター」に行って
お話しを伺ってきました。

実は新潟は「花」の街だったのですね!
ボケ、アゼリア、クリスマスローズの生産拠点であったり
チューリップの切り花出荷率は「日本一」!!
新潟市の市の花が「チューリップ」であるのはそのためなのですね。

平成20年、花の大生産地である新潟市は「花や緑」に親しみ、
心豊かなまちづくりをすすめるために「新潟市花育推進計画」を策定。
市民運動としての花育を推進するために翌年、「花育マスター制度」を
創設しました。
花育推進事業として、花育マスター制度、花育通信、花育事例集の発行、
産地見学ツアーの開催、夏休み親子演園芸教室の開催等行っています。

(ちなみに平成24年には食育マスター制度も創設しています。)

花育マスター、食育マスター共に、さまざまな分野の専門家が
登録なさっていて、面談といままでの実績を判断して
マスター登録を行っているとのこと
市外の方でもOKだそうです。
園芸家、華道協会の先生達、造園業、アロマやハーブの専門家
お花屋さん等が登録なさっていて、現在、145名の方が
登録なさっているそうです。

地域の花育活動に来てほしいときに、センターに申請すると
適切な方を派遣してくれるそうです。
講師への謝礼は市の謝礼基準にのっとり1回につき
7600円。
依頼元は別に費用(実費等)がかかるようです。
ワンコイン講座など、開催するところもあるとのことです。

昨年度の派遣回数は139回。4169人の方が参加しています。
プロの方に気軽に来ていただけて、お花や盆栽、園芸、フラワーアレンジメントや
ハーブの講習を受けたり、地域活動ができるのは
羨ましい限りです。

新潟市民の生活に「花」が欠かせないものに
なっているように感じました。

花育と農業者の連携もばっちりとれていて、
全農・JA、花卉生産組合と連携い、季節の切り花展示を行ったり、
母の日、敬老の日、バレンタインデーなどの「物日」には
流通業者、小売店による花束やフラワーアレンジメントの提案展示を行い
花のある生活の提案や消費拡大を行っています。

「食育、花育センター」は「いくとぴあ食花」(食と花の交流センターエリア)
4施設の一つ。
(他には「こども創造センター」「動物ふれあいセンター」「食と花の
交流センター」があります)
食育も同時に行っているので、素晴らしい調理室がありました。




遊びながら
自分の食事の栄養バランスがわかる機器があったり、
お魚を三昧に卸すことができる模型があったり・・・・
年間40万人を超える来館者がある、というのも
頷けます。

驚くことに、このエリア内の施設は「無料」で利用できる!!
(レストランは別ですが)
市外の方も「無料」。驚きました。

「食育、花育センター」が新潟市の市民の「食育」と
「花育」の拠点となっており、花育マスターが
市民の花に親しむ生活や活動に活用されているか、実感した視察と
なりました。

丁寧に親切に説明してくださった食育・花育センターの
皆様、本当にありがとうございました。

そして、新潟市の視察に大変にお世話になりました、
新潟議会事務局渡辺主査には心から御礼申し上げます。
新潟で学んだことは、これからの活動に
しっかりと活かしていこうと思います。
ありがとうございました。

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