よろずよもやまよろずたび

地元の写真と日々の雑感、写真日記です.
最近は陶芸三昧の日々ですが・・・

秋といえば、やっぱコスモスですね

2010-10-21 | 

というわけで、早朝に一枚二枚

ところで、自分より先に辞めた後輩から電話がありました。風の噂で耳に入ったようですが、わざわざ連絡してもらい、とても嬉しかったものです。

その彼が、かつて曰く 『 男は黙って巨艦大砲主義。 ドッカーンといかなくっちゃ!』 というのです・・・(^^;

何かといいますと、カメラのレンズのことです。
モデル撮影会に際し、キレイなオネエさんを前にして気後れしないためには!
周りのオジさん連中に負けじと前に出るには、
ドーンとデッカイ望遠ですよね、ははははっ

という言葉にそそのかされて『 なぁ~るほどぉ~!』 と後先考えず買ったのがcanonの望遠ズームEF70-200f2.8ISです。

Canonの望遠といえば、超音波モーターによるAFや手ブレ補正を採用し、スポーツや報道写真の定番でした。

また、NIKONも遅ればせながら、巻き返しを図っているところでした。 

人間誰しも、こういうプロが使う機材に憧れるものです。 これがブランド力というものでしょうか。 Canon、NIKONの二強以外、コニカ、ミノルタ、ペンタックス、オリンパスなどがありましたが、何れも泣かず飛ばずであり、コニカはミノルタと合併し、その後SONYに買い取られるなど、益々二強の時代になるのか・・・

と思っていたところ・・・オリンパスが手ブレ補正、CCDゴミ取り、防塵防滴、バリアングルモニターを載せたE-3を発売し、併せて超音波モーターを搭載したレンズをラインナップしました。 それがFT規格のカメラで、それに飛びついたのが自分です。 

高価とはいえCanonやNIKONに比べれば手頃な価格でフラッグシップの証というか機能としての防塵防滴を施したシステムを揃えられるのです。 

ですから質実で比べれば(AFなどの性能を除外して)CanonやNIKONに勝るとも劣らない出来だと思います。 
ところがどっこい、世間はCanonやNIKONユーザーが大半を占めているのであり、依然としてプロが使う機材もCanonやNIKONが殆んどであり、コマーシャルも上手とくれば、これから写真を始めようかという人も同じ選択をするというのが当然の成り行きでしょうか・・・。 

世間の評判では、FT規格のOlympusカメラの売り上げは苦戦している様子です。
そこでOlympusはPanasonicとタッグを組んでミラー機構を省きフランジバックを短くし軽量化を図ったMFT規格のカメラを立ち上げました。 
Panasonicといえば白物家電の雄であり、これまたCMが上手ですし、製品の市場投入もOlympusより半年近く先に出しているので、どちらにしても、引き続き苦戦を強いられているのではないでしょうか。 
MFT規格のカメラを出す前からPanasonicとは他数社と通常の一眼レフであるFT規格のカメラやレンズを出していました。その頃は、明らかにOlympusの方が、カメラメーカーとして一歩も二歩もリードしていたはずですが・・・。そういう状況のなかで、『FT規格のカメラやレンズは作らない・・・』 などという噂が流れ、巷ではOlympusに対する不信感が募っているようです。

で、そんなときに次期フラッグシップの発表がありました。 プロやハイアマチュア向けには現状のMFTカメラでは性能的に満足しないというのが理由だそうです。 しかしながら、プロは数が知れているのであり、ハイアマチュアに不信感を抱かせたとあっては、その売り上げがどうなるのか、人事ながら心配でもあります。 
とはいえ、Olympusとしては、MFTカメラで若者を取り込んでおけば、何れ子育てが一段落し金銭的余裕が出来た人や、定年退職し時間的にも余裕綽々な方々が写真を趣味にしようかと思ったとき、またOlympusに戻ってきてくれるんじゃぁないか・・・と思っているのかもしれません。

しかしながら、現状写真を趣味にしている方々の大多数は先のようにオジサン世代であり、カメラ自体を自慢したりするのも楽しみにしている人たちです。 
いまMFTを手にしている若い人たちが、将来様々な余裕が出来たときに、はたして軽くて小さいカメラに興味を持つものでしょうか。

やっぱ、 『 男は黙って巨漢大砲主義っすよ! がははははっ 』 ってのが、趣味の世界だとしたら、Canon、NIKONのシェアを喰うべく、苦しかろうが何だろうが 「継続は力」とばかり、FTに注力してほしいもんです。

そういう姿勢を続けられたなら、コアなファンが多いOlympusのことですから、いつかはきっと2強の牙城を崩すことも夢ではないかも・・・


秋をさがそう・・・3 『 おっちゃん、なにやっとるん?』

2010-10-18 | 風景


これといって秋が見当たりません・・・
しょうがないので、落ち葉を集めて芝の上に並べてみました。



すると、そこに自転車に乗った少年がやってきて

『 おっちゃん・・・ なに やっとるん? 』

「おお、少年よ、よくぞ聞いてくれた。実はのぉ、わしゃぁついこないだまでサラリーマンじゃったがの、仕事が暇んなり、嫌んなって辞めたんよ。 んでも、いまは無職じゃけん、もっと暇ですること無くってね~、でも何じゃ、会社にいたときゃ・・・忙しいときゃぁ、そりゃぁ仕事をしたもんよ。20代、手とり足とり教えられ、わけも分からず叱られたかと思ぇや褒めらて。 30代、物知り顔で突っ走り、成功したかと思えば有頂天、失敗したかと思えば蓋をして。 40代、後輩に負けちゃぁ~いられねぇとばかりに頑張って、四十肩で痛ててててて・・・で、あっという間に50代よ。 思い返せば懐かしいなぁ・・・、 で、それでよ・・・」

「あれっ・・・」

とうに、少年の姿はなし



「 顔を描いてるんだよ・・・ 」

(多少脚色あり)・・・(^^; 

秋をさがそう・・・2

2010-10-16 | 風景




秋をさがそう・・・とか何とか言っていたら、
つい先日、まだ彼岸花が咲いているところがありました。
近付いて撮りたいところですが、川の対岸であり、見頃も過ぎているようなので、
これでいいかな・・・と、以下妥協の一枚。



ところで、

2010-10-11 | バイク


なんの脈絡もないのですが・・・
motoGP マレーシアグランプリで、ロッシ選手が優勝し、ロレンソ選手が今シーズンのチャンピオンを獲得し、ヤマハはコンストラクターズ ランキングでトップを維持しています。ロッシ選手は脚の骨折で今期はダメかと思っていましたが、優勝するまでに回復するとは夢にも思わず、なんといいましょうか、ほんと天才なんだろうなぁと思います。 その彼が来期はドゥカティに移籍するそうです。 なんだかとっても面白くなりそうな来期のmotoGP。 地上波で放送すればいいのに。 F1よりスリリングで面白いのにな。


あなたの帰る道

2010-10-10 | 


フェリーターミナルのある苫小牧東港は、町から離れたところにあって
港以外、周りには何もありません。 ただ野原が広がっているだけです。
そんな寂しげな、海岸に近い道路脇に、ぽつんと立っている赤い旗がありました。
何かの目印かもしれませんが、本当のところは分かりません。

9月20日、フェリー乗船の日でした。
なんとなくホッとした気持ちと、もっと旅していたい思いが交差するなか、
それを支える木の先は、『 あんたの帰る道は、あっち 』 と指し示しているようでした。



失業者の肩にも金

2010-10-09 | その他
給与明細を詳しく見ていなかったので、何が差っ引かれて手取り額になっているのか、よく分からずにいたのですが、退職後、役所に行って年金や健康保険の移行手続きをやって驚いたの何の・・・。
高額な支払いを要求されて絶句でした。
しかも、失業保険の支払いは、3ヶ月はないとのことです。
こうなったら、ぶら下っている生命保険なんかは解約し・・・ そういえば、勤めだしてから一度も払い戻しのなかった生命保険です。満期が近付く毎に上手く言い包められ、それまでのものを下取りしつつ補償額を上げていった結果、今になっての返金はさぞかし高額かと思いきや、払い込んだ額の三分の一・・ぃや四分の一でしょうか・・・。 と思ったら生命保険の何とアホらしいことでしょうか。 まぁ、怪しげなお守りを売りつけられて拝んでいるよりマシで、今まで何事もなかったことに感謝すべしと納得している、この頃です・・・とほほ


小樽へ向かう途中にありました。 崖に貼りつくようにしてある・・・これはいったい何でしょう?
と思いつつ、面白かったのでパシャリ。 HDR処理してます。

スーパーカブ110proの燃費

2010-10-08 | 
ざっと計算してみたら、凡そ65km/L の燃費でした。
毎日200km程度の走行で、3L程度を給油して400円前後です。
長距離とはいえクルマの4倍ほどの好燃費です。
しかも、山道の登りを全開で走ったり、車の流れについていこうと
頑張ってスロットルを捻ったり、普通にストレスない程度に走った結果ですから
大いに満足しているのです。
ちなみに、先日走ったSRX400の燃費は約25km/Lでした。
また、以前乗っていたディグリー(250cc:オンオフ)は30km/L 程度でした。
それらに比べ車両重量が7倍程度の1800ccのクルマの燃費が15km/L というのは、
重さを考えると頑張ってるなと思います。
このクルマ的エンジンをバイクにも適用したら、まだまだ燃費は良くなるかもしれません。
それには、排気量も110より大きい方が良さそうで・・・・
でも、バイクの面白さが減っちゃうだろうな。




函岳へ行く途中でみつけた消防車。


廃屋とか何とか、廃れたものばかり撮ってるようですが・・・

2010-10-07 | 
・・・北海道の魅力は、わたしの目に映ったもの以外に沢山あるので、
是非是非、観光へと足を運んでいただきたいものです。
ところで、広くて真直ぐな道や、敷地の広い家が並ぶ田舎の町は、
どこか異国にいるような感じすら抱きます。
欲をいえば、そこに立ち並ぶ家々が、俄かに建てたものではなくて、
日本的な周りに溶け込むようなものでもなくて、
北海道らしい統一感のある町並みがあったら、
そりゃもう素敵に違いないだろうと思います。
本州とは違う文化が創造されたら、いいんじゃないかと。





とかなんとか言いつつ、苔むす藁葺き小屋で、またまたすみません (^^;

北海道

2010-10-06 | 
今回行ったのは道北と、道南に限られて、
まだまだ見どころが沢山あるに違いないのですが、
そんな中でつらつら思ったのは、日本としての北海道の歴史って
明治に入ってからの、ほんの一世紀半程度と、
あたりまえでしょうが、本州に比べとても短いんだなぁということです。

歴史といえば宗教を抜きにして語れないものだと思いますが、
明治に天皇の絶対的な優位性を確立するため国家神道の敷衍が行われましたが、
開拓し自らの塒を作る以外に、宗教施設を作る余力が無かったからでしょうか、
本州の各地にあるような神社・仏閣とは比べようもない、
粗末かもね、といえるところが多くありました。

鳥居があって小さな本殿はありますが、
銅を葺いた弓なりの屋根ではなくて、真直ぐなトタン張り。
狛犬もなければ賽銭箱すらないところがあるのです。

だからといって宗教観が本州と異なるってことはないでしょうが、
ただ思うのは、先祖代々の家系や氏神とは比較的縁遠く、
一世代、二世代前に苦労された方々への慰霊の念が強い・・・
そんなことを勝手に感じている次第です。

で、それとは関係ないかもしれませんが、
優しくて暖かい方々ばかりに出会って、北海道っていいなと感じたものでした。


自社仏閣を撮らなかったので、古い民家で・・・すんません