よろずよもやまよろずたび

地元の写真と日々の雑感、写真日記です.
最近は陶芸三昧の日々ですが・・・

17日 : 瀬棚 → 長万部 →

2010-10-03 | 

キャンプ場から、朝の瀬棚の町
瀬棚から、更に南下すれば函館へと至りますが、20日のフェリーに乗ることを考えると、何となく行きたくなくなり内浦湾に面した長万部へ行くことに。


途中、綺麗な花が咲いているお宅を発見。 すると畑仕事中のお婆さんあり。
伺えば、芋掘りの最中で、ザックザックと現れる、とても美味しそうなジャガイモ。
品種は「ワセジロ」というのだそうです。






長万部の海岸。
一休みしようと立寄ったところにあった遺棄?された船。 

16日 : 小樽 ・ 余市 → 瀬棚

2010-10-03 | 


小樽の西にある余市の町でコンビニで買ったパンとコーヒーで朝食を摂ろうと寄ったところが、「旧余市福原漁場」
まだ開館前で、チケット売り場のおねえさんが鍵を開けて周っているところでした。
「是非、観てってください」 と声をかけられたので、先を急ぐわけでもないので、ちょっと見学に。
すると 「案内しましょう」 と、わたし一人のために説明してくださいました。
持ち場を離れて大丈夫なんですか? と問えば
「いいの、いいの、他のお客さんがきたら、後で頂くから」 と (^^)
ぉおお、なんと大らかなんでしょう。



ところで、この漁場は、日本海側に点々とあって、いわゆる『ニシン御殿』というやつです。
戦前頃まで大量に獲れたニシンの網元の屋敷であって、かつての北前船が華やかしい頃に栄えたものだと思います。 北前船といえば、ここ北陸でも各地に拠点があって、近くでは美川、橋立、三国、などの町が、面影を残しています。 そうした所の絵が蔵の中に掛けられていました。 なんでも此処の教育長さんが各地を訪ねて描かれたとのことです。 当然、先の町も含まれており、昔の光景が甦ってくるような気がしたものです。 ところで、この余市の町が10月4日のNHK番組「鶴瓶の家族に乾杯」に出るのだそうです。ご興味がある方は御覧になってください。





家の中に散髪台が・・・なんという生活をしていたんでしょう。 

さて、余市を後にして日本海側を南下すると、景色は越前海岸の如しです。
山・岩が海まで迫り、それなりにキレイなところですが、北海道らしさは薄れ
ひたすら走り抜けていきます。
で、着いたところが瀬棚の町。 海を見下ろす小高い山の上にキャンプ場があって
この日は、ここで一泊です。 ですが、誰もいません。 だだっ広いところに自分ひとりです。 
風が強く、遮るものがなく、テントがバタバタはためきます。
なんだかとっても寂しい感じですが、唯一照明だけは全体を照らしてくれて恐さを感じないですみました。
設備もキレイだし、眺めもいいので、とってもいいところです。