今の時期は雨季だそうで、夕刻ともなれば雲が湧いて突然のスコールに見舞われることがある。
そんな中を3人・・・4人乗りのバイクが家路を急ぐ姿が、あちらこちらに。
ところで熱帯とはいえ、日本の8月の暑さに比べれば、涼しいくらいに感じるから不思議だ。
それはさておき、客先の事務所に入ると、外の熱気とは別世界で涼しいを通り越し寒い。
半袖の先から出た肘が凍えてくる・・・向かいの相手を見れば長袖のシャツ。
現地駐在の同僚はちゃっかりジャンバーを着込んでおり
『寒いでしょ、設定温度は23度がステータス』 とのこと・・・
日本の「クールビズだ省エネだっ」 て言葉が虚しくなるってもんで
口に出して言えないものの 『あのね、ちょっと、おかしいだろ!あんたら』
タイに限らず東南アジアの国々は、どこへ行っても似たような感じである。
現地企業の経営は大半が華人が占めており、そのネットワークが国を越えて繋がっている。
そして、日本企業も、そうした相手と組むわけだが、そうした文化が変わらないかぎり、貧富の差が大きい社会構造の変革は遅々としたまま・・・または誰も変えようとは思っていないのかもしれない・・・なんて思った。(その中でもタイ国は現地に同化しているからマシな方らしい)
写真は、殆んどがクルマでの移動中、その車内から。
面白い被写体がゴロゴロしていて撮りたくてウズウズするも
『ちょっと停めて』と言えなかったのが残念な滞在でした。