よろずよもやまよろずたび

地元の写真と日々の雑感、写真日記です.
最近は陶芸三昧の日々ですが・・・

いろいろありましたが

2010-12-31 | その他


2010年ほどいろんなことがあった年は珍しいように思います。
東京神宮館開運歴を見た父曰く 「お前の運勢とっても良いぞ、なにをやっても上手くいくそうだ」 といわれ、とくに信じているわけでもないものの気分がよくて、そのせいかデジタルカメラマガジン誌の組写真投稿部門にて1番になり、会社を辞めて北海道へ旅をして、写真三昧の日々を送りつつ、言い忘れていたけれど父母の終の棲家用にと家を建てました。 そして楽焼を楽しんで・・・と、いろいろあったのですが、なんといっても36年勤めた会社を辞めたのが最も大きな出来事だと思います。いまさら会社のことについて書いてもしょうがないのですが、リーマンショック以来厳しい状況だろうとは思いますが、製造業なんだから、やっぱ技術ってのを大事にして欲しいなぁと思います。成熟産業ということで、今までは過去の遺産で喰ってきたように思いますが、これからはそうも言ってられないでしょうね。それと、かつてのオイルショックの影響で、すっぽり抜け落ちてる40代の穴をどう埋めるのかってことでしょうか。余計なお世話とは思いつつ、やっぱり気になるもので・・・・
さて、2010年もあと1時間余り、お世話になりました方々に感謝しつつ、2011年もまた宜しくお願い申し上げます。
みなさま良いお年をお迎えください。



写真は、いまより暖かかった頃、金沢にて

走行6000kmに至る

2010-12-30 | バイク


積雪のあった数日を除き、ほぼ毎日乗っていると、意外と走っているもので、
カブのメーターが6000kmを超えました。 
ところで、チェーンの方は後日みてみたいと思います。
その他、いたって快調。 
それにしても霙が降ると風防について前が見えません。
それに、やっぱり寒いですね。
毎日配達をしている郵便屋さんは、ほんとご苦労様であります。


・・・焚付けるもの

2010-12-30 | その他


3ヶ月前に在籍していたA社から封筒が届いた。 はて? もう縁が切れたはずだが、訝しく思いつつ開封すると、〇×△〇※□〇××x譲渡〇×□△□□※×※□〇・・・・とある。 イマイチよく分からないのだが目に付いた「譲渡」という言葉から、何かを貰えるのかと思いきや、在籍中に夜なべして捻り出した〇〇〇〇について、「譲渡せよ」ということらしい。 在籍中は見返りとして給料をもらっているのだから当然かなぁと思っていたものだが、退社した今となっては、その義務があるのだろうかという疑問が湧いてきた。『このヒネクレ者』 という声が聞こえてきそうである。30年余りお世話になった会社に、それはないだろう・・・とかいう声も。 しかしである。お世話になったと同じくらい、あるいはそれ以上に貢献もしてきたかもしれないじゃないか・・・というのは間違っているだろうか。 ところで辞める切っ掛けというのが、「これからは実務を一切やるな・・・」という上司の一言であった。それに反論し自分の意思を通すことも出来たかもしれないが、他にもさまざまな要因が重なっているのであって、気持ちが萎えてフラフラしていたところに、踏ん切りをつけさせてくれたということで、上司をワルクいう気持ちはないし、過去2回ばかり退職願を出し、都度慰留してくれたので、むしろ申し訳ない気持ちの方が大きいかもしれない。 だから個人に対しどうのこうのというのは無くて、円満退社とすべく取り繕ったのである。 
が、その円満退社に際し人事から要求されたのは、よく分からない秘密保持云々とかいうものへの署名であった。また、月末を退職日にすると 税金がどうのこうのと言われ、所得税が多分にかかるようなニュアンスだったので、一日前に退職したところ、後になって健康保険や年金やらが、たったの一日であっても退職月分も払えと云われて愕然。 所得税以上の出費になったに違いない・・・ってなことまで思い出してしまった。 そんなことを人事は知らなかったのだろうか。それとも・・・というわけで、少し気分を害したものである。

とにかく辞めた理由を一言でいうならA社の組織とか社風とかいうものが硬直しているように感じ、とても居心地が悪くなったというところである。

そういうA社から届いた封書には返信用の封筒も入っていないので 「おいこら、持って来い」 っていうのだろうか。

それはさておき、従業員でもない個人に対し「譲渡」への見返りとは、いったい何なのだろうか。 オカシなハナシがきたものである。


日本海と環日本海地域

2010-12-29 | 


小泉格著 「日本海と環日本海地域」(その成立と自然環境の変遷)
表紙を捲ると「富山県・日本海学推進機構出版助成図書」とあり、著者個人の思いというよりも国や地方の助成を受けた研究の成果をまとめた論文のようなもので、贅肉をばっさり削ぎ落とし、冗長なところが殆どない本です。
海底の地層を採取して、そこにある珪藻化石等々を調べることで、現在から過去3万年程度までの気候などについて知ろうというものです。 それを古海洋学というのだそうですが、日本海は北と南にある海峡の影響で大洋の諸現象が増幅して現れるのだそうです。 中身が論文調だから難しい話についていけなくて、それらをすっ飛ばせば、すなわち 『古海洋学上は氷期に近づいているはずだがCO2の増加により温暖化している。また偏西風による黄砂に大気汚染物質が乗りアジア地域を汚染するから、日本海を取り巻く国々と協力し対応しなきゃいけない・・・』 というように、科学的な調査をするだけじゃなく未来に向けて日本海を取り巻く全体を総合的に取り組むべきとしています。 それで、それを日本海学と名付けているのです。しかしながら最後になって竹島に触れて 「あれは海底の地理的にいって日本の領土だ 」というあたり、愛国心を顕にしていては、国際的な協調というのはまだまだ先のことになるんだろうなぁ・・・と思いつつ読了。
なお、地球規模の寒暖の影響を堆積物の炭素や酸素の同位体から主に太陽活動の影響としていますが、今現在や将来については記されていません。 はて、この先はどうなるんでしょう? かつて2万年前の最終氷期極大期には海水面が120mばかり低下して対馬海峡などは地続きになった可能性があるとしていますが、そんなときがきたとしたら、領土問題はエライことになるんだろうなぁ・・・などとどうでもいい空想をして・・・


ヤバンな科学

2010-12-28 | 


池内了著 「ヤバンな科学」
雑誌や新聞に掲載された著者の科学評論をまとめたものとのことです。
冒頭 『科学者は、科学の専門化が進み、専門以外については無知であったとしても、識者としての傲慢さで物事に臨む。 この科学者こそ野蛮人ではないか』 というスペインの文明史家オルテガ・ガセットの『大衆の反逆』(1930年)を引用し、当時より更に専門化した現在は尚更のこと、とのことです。 で、本書のタイトルが「ヤバンな科学」なんでしょうが・・・・ 
先に読んだ「逆立ちしたフランケンシュタイン」同様、科学者の倫理感などについても触れている内容です。 で、その途中、「ふつうの人々の科学・技術」というところになって、『私が科学の仕事をしているせいか、周囲の人々から食品のアレコレについて様々な質問を受ける。中略。すべてのことを知っているわけではない(むしろ、知らないことの方が多い)ので 中略 「よいといわれているものは信用しないこと」と答えることにしている。』 というのです。 はて? 知らないのなら何故「知らない」と言わないのだろうか? ひょっとしたら冒頭の「傲慢さ」に筆者自ら感染していらっしゃるのかもしれない・・・とまではいいませんが、やはり「知らない」というのは沽券にかかわるんでしょうね・・・と思ったら、本書が色あせてしまいました。 大学の先生らしい本なんでしょうね。
とはいえ、「総合化が必要」といっており、未来に向けて多少なりとも希望が持てる内容かもしれません・・・読了しないまま返却。
ところで、ヴァン・ヴォクトの「宇宙船ビーグル号の冒険」に 総合的な科学知識を駆使する主人公が活躍します。 これ、1930年代の小説だけど、先の『大衆の反逆』の影響かもしれませんね。

逆立ちしたフランケンシュタイン

2010-12-27 | 


新戸雅章著 『逆立ちしたフランケンシュタイン』
2000年に出された本で、オウム真理教の地下鉄サリン事件を発端として、科学にまつわる歴史を振り返り、科学や技術に従事する過去から近代までの者たち(実在および物語上の)に焦点を合わせ、科学と神秘性やモラルについて語っているものです。著者の名前は初めて知ったのですが、日本SF作家クラブ会員とのことで、楽しいことに映画 「博士の異常な愛情」のストレンジラブ博士や 「バックトゥーザフィーチャー」に登場する博士について語られるなど、なるほどなるほどと思わせられるところもありました。 SFというととかくいい加減なものを連想するかもしれませんが、いたってマトモナ内容です。難しい話もでてきて自分には持て余す部分も多々・・・表題の「逆立ちしたフランケンシュタイン」の意味が分かったような分からないようなまま読了。


雪です

2010-12-27 | その他
一昨日の夜から雪が降り出して、昨日は積雪20~30cm。
たっぷり水分を含んだ雪が家のドアの前に積もり、押してもなかなか動きません。
なんとか開いた隙間から外に出て、まずは雪かきです。
そんでもって、町の中をぶらぶら・・・普段とは違った眺めです。










霜の縁取り

2010-12-25 | 風景


今年もまた、ライフサポートセンター主催?の写真展に向けて、その品評会が行われた。



講師は金沢在住のいつもの先生である。
自信作と思っていたもので良い評価をもらったことがない。
で、たぶんフィーリングが合わないんだろうなぁ・・・と思うと
あまり力が入らないのだが、ひょっとすると見透かされているのかもしれないし、



そうではないのかもしれない・・・

楽焼3

2010-12-21 | その他


日曜日、今年最後の窯入れにて、楽焼第三弾完成しました。



素人の作るものですから出来はイマイチです・・・が、沢山あってもしょうがないので、
数人には、「もらってくれ」と半ば押し売り的に渡そうかと思っています。



と思っていたら、楽焼教室にて 来月の『県民陶芸展』に出品するようにとのお達しがあり、
数点は、1月末にならないと戻ってこないようです。
県民陶芸展は、4、5年前に見に行ったことがあるのですが、
それはもう立派な作品が展示されており、素人が作ったとは思えないようなものが多数ありました。
それらと一緒に並べられるのかと思うと、すごく気後れしてしまいます。
でもまぁいいか。 次のこともあるので出品しちゃうぞ・・・

題して 『 えんぴつたて兎くん たち 』 (^^;