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風防をつけたらヘルメットに当たる風も弱まり、風きり音が小さくなりました。
で、エンジン音などがよく聞こえるようになった気がします。
エンジン以外にも、カラカラと音が聞こえてきます。
なぜか気になるのがチェーンです。そこでカバーを外して見ると、ローラ部の油が切れて輝面しています。
それと内リンクのプレート内側にスプロケットとの接触によると思われる擦り傷が見られます。
スプロケット手前側に特別な異常はみられません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/40/5aac9cc49ee679093901ebd6ec118a5a.jpg)
反対側から見ると、スプロケット側面がチェーンと接触して輝面しているのが分かります。
原因としては、前後スプロケットの位置がオフセットしているため、チェーンが斜めに駆動されたため。 あるいは駆動時の力によりスイングアームが変形し、一時的にスプロケットがオフセット状態になったとか、 スプロケットの歯先面取りが不十分で干渉しやすかったなどが考えられますが、これらが複合している可能性も高いと思います。
で、そのスプロケットですが、みれば板材を打ち抜いただけで、片面はダレて自然にR面をとったようになっていますが、もう一方は何の加工もせずに真直ぐなままで、角が立っているようです。 どうやら、これが一番の原因かもしれません。
とはいえ、安全性が確保され、それなりの寿命があれば、何の文句もありません。
チェーンの各部から摩耗粉らしきものが出ているわけでもないですし、局部伸びが認められるわけでもありません。というわけで、このまま使い続けても、大きな支障はないと思います。 (まだ4500kmほどしか走ってないので、あたりまえかな)
しかし、カラカラ音が気になるので、ローラ部に油を差しておきました。
バイクのメンテナンスは、エンジン・タイヤ・サスペンション・マフラー・電装系などなど詳しく載っているところがありますが、チェーンについて見かけることは稀です。 あまり気にかけられない部品で、問題がなくて当たりまえだからでしょうか。 でも気付いてみれば偏伸びしていたとか、換えたら静かになったとかスムーズになったとかという声もあって、もっとメンテが必要なのかもしれません。
ってことで、時折りレポートしてみようかと思います。