よろずよもやまよろずたび

地元の写真と日々の雑感、写真日記です.
最近は陶芸三昧の日々ですが・・・

無題

2011-03-31 | 


東京電力会長の会見で1~4号機は廃炉にすると述べたそうだが、
今頃になって、そんなことを言ってるということは、被災当時 『大したこたぁ無かろ~』 と
高をくくっていたんじゃなかろうか?

それが初動対応の遅れになって・・・なんて只の憶測ですが
当初、テレビの解説を聞いていても、どちらかといえば楽観的な見かたがあったようだし
それが当局の発表を受けたものだとしたら、安心させるためのウソだったのか、
それとも間違った認識をしていたってことじゃなかろうか。

水素爆発しズタボロになった建屋をみて、修理して再稼動なんてことは
だれしも微塵も思わなかったに違いないでしょうが、
そういう一般人と経営者の考えは随分違っているのかもしれない。



いたって快調なれどサービスキャンペーン

2011-03-29 | バイク
ギヤ抜けが煩わしいのでバイク屋さんに診てもらおうと出かけてみると、サービスキャンペーン実施中とのこと。なんでも 『クランクケースカバー点検蓋にあるオーリングが熱により硬化してエンジンオイルが漏れる可能性がある』 とのことです。肝心のギヤ抜けは郵政カブに乗ってる人も言っていたらしいのですが、もし問題があるようなら、またキャンペーンなりリコールがあるだろうから、そのときに・・・ということで様子見になりました。 なんとなく釈然としないまま帰路につきましたが、その間はいたって快調なんであります。 





↓ 修理中のバイクのホイール・・・なんだかとっても年代物・・・


今日の朝

2011-03-28 | 風景








朝、家を出る頃にはお日様は高いところにありました。
それでも風は冷たくて、周りの田んぼをみれば霜が降りて白くなっていました。
公園へ行くと、ゲートボールの大会があるのでしょうか、
車に乗ったお年寄りが次々やって来てじつににぎやかです。
その元気さに気圧されつつ、公園の中を散歩してきました。
寒かったけれど気持ちのいい朝でした。

最後にして最初の人類

2011-03-24 | 


表紙の裏に 「・・・20億年に及び人類の未来史を驚異の神話的想像力で描いて、アーサー・C・クラークに決定的影響を与えた伝説的名作 」 とあったので読み始めたのですが、20億年ともなると遥かに俯瞰した視点でもって、わたしの塵のような想像力は及びもせず、話についていけないというのが正直なところです。1930年出版ということで、現代に近いところでは現実とは違っているわけですが、それより先ともなると、出発点が違っている以上先の展開も大きな隔たりがあるのかもしれませんし、あるいは本にあるような物語へと収斂するようなことがあるのかもしれない・・・なんて思いながら斜め読み。じっくり読もうとすると私にはシンドイ一冊でした。20億年後の世界は太陽が終焉に近づき人類も絶滅、あるいは他の惑星または恒星へ移り住まなきゃいけないわけですが、想像を絶するはるかな未来とはいえ、なんとなく切ないもんですね・・・なんて、明日のことすら分からないというのに可笑しな自分です。



2011-03-23 | 


避難所で暮らす人を支援する消防団が、必要な物資を調達するのに買出しにいっているが、現金がなくて困っている・・・という記事をみました。 朝、コンビニで煙草とパンを買い、ささやかながら、おつりを寄付するのですが、透明な募金箱の中には小銭やお札が半分ほど入っているときもあれば、翌日には空に近いときもあります。 たぶん何処かが一括して渡すのかもしれませんが、先の記事をみると一刻も早く渡してもらいたいものだと思います。


カブ 7000kmに至る

2011-03-23 | バイク


暑さ寒さも彼岸まで・・・って、そりゃどこのことだぃ?
と思わせられる、このところの冷え込みです。
それでも日差しを浴びれば暖かくて、
風の当たらない車の中ならば、とっても気持ちいいでしょう。
が、カブではその冷えこみを実感しながらの走行です。

1月、2月の降雪時、ノーマルタイヤでは怖いし危ないし、
そもそも 「 走れましぇ~ん 」 ということで乗れない日が多々ありましたが
ようやく走行距離7000kmに至りました。

走行中のエンジンは快調なんですが、ときどきギヤ抜けが起きるのと
朝の始動時、ガラガラと嫌な音が10秒ほど鳴るのが気になるところで
近いうちにバイク屋さんで診てもらおうと思っています。

で、素人が出来る点検ということで、またチェーンをみると
前回みたときに比べ、若干伸びているようですが、
特別異常があるようには見えませんでした。

というわけで軸間調整後に注油・・・



そういえば、以前ピン~ブシュ間への注油はしないことにしましたが、
すっかり忘れて全体に注油しちゃいました。
写真はチェーンルーブのノズルについた油です。実際には先端に溜ることはありません。
ところでチェーンルーブには2種類のものがあるそうです。
ひとつは今回使ったオイル状のウェットタイプ、もう一つは乾くと半固形になるドライタイプです。
で、缶に表示されてる説明を見ると 「シールチェーン用」 とあって、カブのチェーンに対してはドライタイプの方がよかったのかもしれません。
しかし、ドライタイプというのは、グリース+増ちょう剤(あるいは固形潤滑剤)+ポリマー+溶剤+LPGなどだそうで、缶から出たばかりのチェーンルーブは液状であっても固形物を混ぜてある分、浸透性はウェットタイプに比べれば劣っているに違いありません。それに潤滑そのものはオイルの役目であって、増ちょう剤やポリマーといったものは遠心力などによる飛散を少なくするためのものだと考えられるので、飛散がたいしたことがなければオイルで十分じゃないかと思われます。
ドライタイプは繰り返し使用すると周りに厚く付着して、必要なピン~ブシュ間への浸透を阻害するなんて逆の効果もあるかもしれません。
また、溶剤は潤滑性を阻害するので、十分蒸発するまで待つ必要があります。 でも、その十分というのが分からないんですよね~
昔、溶剤といえばフロン系のものが使われていましたが、オゾン層破壊対策により今では石油系(ノルマルヘキサンとかいうものが一般的)のものになっているようです。揮発性はフロンに比べ格段に落ちるので、いままでのように短時間では乾かないようです。 とくにチェーンのような細かな隙間に入ったものが乾燥するとなると、いったいどれだけ待てばいいのか分からないというものです。 なおシールチェーンに使われてるゴムは、溶剤に対し劣化するのが一般的なので、本来は使っちゃいけないはずなんですが、外表面のことだから直ぐに蒸発するということで大丈夫なんでしょうね・・・
というわけで、ドライブチェーンにはウェットタイプが、よろしいのではないかと。

無題

2011-03-21 | 


被災した原発に立ち向かう消防車をみながら、ふとゴジラを思い出した。



檻に閉じ込めていた仮眠状態のゴジラが蘇り、檻を破ろうとしている・・・そんな気がした。
映画では歯が立たなかった戦車や戦闘機が、なんとも頼りなげだったが、
消防車の放水する姿は力強くもあり、でもホントに大丈夫かなという不安もある。
とにかく、うまく眠らせてもらいたい。

危険を顧みず現場で対応する方々は、ほんとうにご苦労様です。


え~

2011-03-18 | 


内容とは無縁なんですが、頁を捲ると紙がぶよぶよになっていました。
湿気をうけて歪んでいるのです。
さては、前に借りた人が風呂の中で読んだのかもしれません。
退屈で居眠りしていたとしたら、水没し図書館の棚から消えていたかもしれませんが、
幸いにも、そこまでの難は逃れたみたいです。
お風呂で居眠りする気持ちよさに勝る本ということで著者もさぞかし喜ぶに違いありません。

それはそうと、図書館で借りてくる本は、それなりに傷んでいるものですが、
この本のようであったり、お菓子の屑が挟まっているなどすると、現実に引き戻されてしまい
どうもいけません。

そもそも 「教授の異常な弁解」 などと 「博士の異常な愛情」 をもじったような題をみて、
それを手に取る奴の気がしれないというものです。落ち着くためにアタマを掻いていたら
フケで字が読めなくなってしまった。 こりゃマズイ。 息で吹き飛ばそうとしたら唾が飛んだ。
慌てて拭こうとしたら、横にあった湯呑を倒し・・・あわわわわ

本は大事に扱いましょう・・・

40年

2011-03-17 | 


福島原発が出来てから40年以上経つのだそうです。
40年前といえば、自分が十代のころで、すごく昔に感じますが、
原発の耐用年数ってどれほどなんでしょうか?
運転するといっても、主要なところで何かがグルグル回ったり
摺動したりする部分が無さそうなので、
普通の機械のようにガタがくるのとは違うのかもしれませんが
それでも、古いように思われます。
それが今回の事故を長引かせている原因になっているなんてことはないでしょうか?
地震も津波も想定外の規模だったとしても、
その想定ってのが40年も経てば見直されて年々厳しい方向になってるはずだから
それに対応した設備に見直されていなきゃいけないと思います。
コトが収束したあとで、このあたり議論されるんでしょうね。きっと

さて、重要な設備は当然として、戦後に建てられた民間の建築物の多くは強度が低いといわれています。
しかし、住んでる本人も、行政も、直ぐには手をつけられないのが現実だろうと思いますが、
想定外のコトがいつまた起きるか分からないわけで、
後悔しないでもいいよう、できることなら物理的な対策、
(想定以上の対策は、どこまでやればいいのか分かりませんが)
それが無理なら、覚悟を決めておく・・・
・・・・というわけで、
なるようにしかならない現実を受け、自分はとりあえず後者にて・・・



2011-03-16 | その他


前にみた「奇想建築」は建築家の視点で書かれたものでしたが、
こちら、小松義夫著「世界の不思議な家を訪ねて」は、写真家の視点からのものです。
で、家の構造や材料などへの言及はわずかであり、
「不思議な家を訪ねていった旅行記」 といった趣です。
土の家、石の家、草木の家、水上の家 と、日本の木造家屋に比べると
随分違った家々ですが、その地形・気候・手に入る材料などにより様々なものがみられ
昔ながらの家を今でも大切に使っているように思えるものでした。

ところで、わが町大聖寺は、梅雨の時期になると洪水に見舞われるところでした。
「大聖寺川の15kmばかり上流の町から増水の知らせが入ると、いっせいに畳を捲くり
その下の板も一緒に積み上げて備えていたものだ・・・」と父母がよく語っています。
いまでは、上流にダムが出来て、ほとんど水に浸かることはなくなりました。
そのせいかどうか、畳の部屋でも、畳の下は合板を打ち付けて縁の下を顕にできません。

もしダムの容量を超えるような雨が降ったとしたら、また洪水になるのでしょうが、
そのときには、畳を上げてやり過ごすなんてことは出来ず、床を張り替える必要がありそうです。
様々ことで利便性や快適性が向上し、生活も豊になっているのかもしれませんが、
その分リスクも大きくなっているようです。