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会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

イルミネーション

2006-12-24 18:18:28 | Weblog
日本全国イルミネーション

写真は 約30年前子どもに買ったツリー。孫にも通用している。

 12月24日(日)

 発光ダイオード(青色)の発明で、色の三原色がそろった。
 公共施設や商店街、事業所などのさまざまなイルミネーションが可能になり多くの人の目を楽しませてくれている。

 国内のイルミネーションの始まりは、明治36年に大阪で開かれた第5回内国勧業博覧会の会場正門に飾られた六千七百個余りの電球とされる。
 それから百三年。日本列島が夜になると光り輝く国になる。
 
 阪神大震災からの復興を願う光のイベント「神戸ルミナリエ」とか歴史のある「仙台の光のペイジェント」などはあってもよいが、どこもかしこもライトアップ、イルミネーションなどと同じことをしていのだろうか。

 生態系や気象に影響はないのだろうかと心配になる。(少しへそ曲がりかな)
 日照時間の長短で植物の成育は違う。照明の加減で菊の成育など調整して、出荷している。
 
 イルミネーションで明るくしていては、自然界の生物に何らかの影響がでるのではないか。東京の表参道ではしばらく止めていた。(今年照明を工夫して復活)

 12月3日 会津大学で「会津エンジン02」が開催された。教育問題部会に出演した照明デザイナー海藤春樹氏は、次のようなことを提言していた。

 「・・・いじめ、自殺などもろもろの教育上の問題がある。それを明るさから考えてみたい。街の中も、家庭の中も必要以上に明るすぎるのではないか。
 照明の工夫をするか、最小限の明るさ(防犯、交通、消防、医療など)にする。
 
 裸電球の下で食事をしたり、お茶を飲んだり、語り合ったりした時代があった。
 時には、不要の照明を消して家族の団欒もいいのではないか・・・と。」

 何年か前、午後11時になるとアルコール提供の店は閉まる。ネオンなども消す。ということをしたことがある。省エネルギーを国策として実施した。
 あの法律は、時限立法だったのかな。忘れ去ってしまっている。

 自分自身、元気のいい時だったのではしご酒ができず、飲み屋街の灯りが早く消えた時は、「深夜営業再開!」と叫んでいた。恥ずかしい限りである。

 イルミネーション(電飾)、ペイジェント(野外の大規模催し)については
それぞれの意見があると思う。自然の光と人工的な音の無い世界に憧れる。
 山登りしていた頃、よくテントの中から星を眺めていた。懐かしい。
 
 今日は一晩のクリスチャンになって、日本的なXマスイブを過ごすことにする。
 小さなツリーのイルミネーションとケーキのローソクでほのかな心の灯火ををともすことにしよう。