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▲9月議会/文教福祉委員会を傍聴して

■斎場計画の環境影響調査 
 → 賛成4 反対4 最終的に委員長が賛成で 残念ながら「可決」

委員長  : 大宮議員
副委員長 : 石崎議員
委 員   : 小沢議員、永井議員、宮本議員、鬼頭議員、岩間議員、前田議員、三輪議員 

補正予算で、斎場計画地周辺の環境影響調査費 500万円が計上された。

 私は、今議会で、「公金支出のありかた」・「議会のチェック機能が働かないまま計画が進められていること」を指摘してきた。文教福祉委員会でも、いろいろ意見がだされた。

 今日も、「早く計画を進めねばならない」との答弁があったが、その理由がわからない。法に則り、市民の意見をよく聞いて手続きを進めねばならない。悪い前例となってはならない。

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▲鉄鋼スラグ問題、今後の課題

■今回の汚染の原因は?

 愛知県には、今まで「あいくる認定」をしてきたのだから、汚染源は何だったのかを特定する責任がある。県は、共同建設が品質管理を怠ったのだから過失があると言っているが、排出者責任はどうなるのだろう。

■リサイクルの原料である廃棄物の排出者責任は、どうなるか?

 リサイクルされるとわかっていながら、汚染された廃棄物を処理委託した場合、排出者責任はどうなるか?

 排出者は、自ら出した廃棄物が適正に処分されたか見届ける責任がある。そのためにマニフェストがある。リサイクル製品として使われることがわかっていながら、汚染された廃棄物を依頼すれば、当然、責任は問われるはずだ。

 鉄鋼スラグの場合、何か特別の手を加えるのではなく、ただ単に破砕をして再生利用されている。つまり、成分的な変化はない。こういったリサイクルの場合、どこが汚染に対して責任を持つのか。排出者には全く責任がないのか。今後の課題である。

■県による調査結果で、安全は担保できない。

 今日、愛知県と話した。
 おおきな山の一握りを調査しただけ。今回の調査で基準内であったとしても、すべてが安全だと言っているのではないとのこと。20日に業者から改善計画書が出てくるとのこと。 

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▲鉄鋼スラグに関する情報。開示延長がつづく・・・。

■公開質問状の回答期限から、11日過ぎました。でも、まだ回答が来ません。

 私が、県に鉄鋼スラグの山からにじみ出た水質検査の結果を持参したのは、前月23日。質問状の回答期限から、11日も過ぎているのに、まだ回答が届かない。先ほど電話をしたら、25日に回答するとのことでした。

■公開が遅い愛知県の情報公開

 昨年に情報公開請求した「鉄鋼スラグ関連の公文書」が、これまた、一向に開示されない。第3者の異議申し立てにより、現在、情報公開審査会にかけられているようだ。公開されるのは、このままでいくと年内ぎりぎりかもしれない。必要な情報が必要な時期に公開されないことにより、問題が大きくなり、どんどん解決が遅れてしまう。

 愛知県情報公開条例の第7条に、こんな条文がある。

第7条 実施機関は、開示請求があったときは、開示請求に係る行政文書に次の各号に掲げる情報のいずれかが記録されている場合を除き、開示請求をしたものに対し、当該行政文書を開示しなければならない。

(2) 個人に関する情報であって、当該情報に含まれる氏名、生年月日その他の記述等により特定の個人を識別することができるもの又は特定の個人を識別することはできないが、公にすることにより、なお個人の権利利益を害するおそれがあるもの。ただし、次に掲げる情報を除く。

ロ 人の生命、健康、生活又は財産を保護するため、公にすることが必要である
と認められる情報

 すなわち、個人情報であっても「人の生命、健康、生活又は財産を保護するため、公にすることが必要であると認められる情報」については、公開すべきとの判断が、この条例に明記してある。

 かつては、「立入検査簿」などの公文書が、非公開であったものが、この条文を根拠に公開されるようになり、産業廃棄物処理現場が少しずつガラス張りにされてきた。

 しかし、最近、こういった公文書の公開を拒む業者が増えており、必要なとき必要な情報を地域住民が得られなくなっている。そこで、先日、三重県に尋ねてみた。三重県では、すべての公文書を第三者照会にかけているわけではないようだ。上記の条項に該当するか否かの行政判断が最初にあり、必要なもののみ、第三者照会にかけているそうである。
 ところが、愛知県の場合、常に第三者照会により開示が延期され、情報公開審査会にかかろうものなら、開示されるのは1年以上あとである。

 昨日は昨日で、あいくる認定に関する公文書開示の延長の連絡が、県からあった。あいくる認定制度の中で、県民から請求があれば公開することをきちんと謳っておくべきだと思う。

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