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▲9月議会/談合を疑われない入札制度を!土木関係の落札率97.3%

■土木・建設関係のみピックアップして、落札率を計算してみました。

◇対象データ : 平成18年度~19年度7月(指名競争入札)
◇事業の種類 : 土木・建設工事(アスベスト除去や橋など専門性の高い工事は除く)

【 結 果 】

・落札率
 : 97.3%
・傾  向 : 旧4町村での工事は、各旧4町村の業者が落札する傾向が高い(旧佐屋町:84% 旧立田村:74% 旧八開村:75% 旧佐織町:72%)

・入札回数による傾向 : すべての業者が予定価格以上だと、2度。3度と札の入れ直しがされるが、1回目~3回目まで、一番安い価格を入れる業者が同じ

【 傾向と評価 】
・市民オンブズマンによると、落札率が95%を越すと談合の可能性が高いと言われています。同じ地区業者が落札する確率は、不通ならば25%程度のはずであるし、1回目から3回目まで、同じ業者が最安値の札を入れていることも不自然であり、オンブズマンの今までの指摘や、国からの資料などから、行政として入札の仕方を考え直す必要がある。

一般入札制度に改革すると、落札率は80%くらいになると言われています。
もし、80%だったら、1年半で、5億6千万円 損をしたことになります。
仮に、90%だったら、2億4千万円 損をしたことになります。

■談合がおきにくい仕組みを、常に作る努力をするのが行政の役割!

 以上の背景から、市として自ら入札に関する情報公開を進めるようにと要望。

 市は、「更に詳しい入札結果をホームページで公開していく」と答弁。入札をせずに随意契約をしているものも、ホームページで公開されるようになります。

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