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▲9月議会/愛西市斎場計画に絡む不思議な道路計画 

9月11日、10時。愛西市議会の2日目。議案質疑。一般会計補正予算案で、斎場に関係する道路計画について、質問した。

■斎場予定地への進入道路用地購入。どうしてこんなに急ぐのか!

 規模についても、財源についても決まっていないのに、斎場への道路用地を取得する補正予算案が上程された。

 9月5日の斎場建設特別委員会の傍聴記にも書いたが、手続きがめちゃくちゃだ。今回の道路用地取得は、監査請求を起こされてもしかたがない内容だ。

 ( 斎場建設基本計画 → 生活環境影響調査 → 土地取得・建設 ) が当たり前の手順。基本計画ができなければ、環境への影響がわからない。環境への影響が明らかにならなければ、建設はできないのが斎場。斎場ができなければ、斎場への道路はいらない。つまり、基本計画と生活環境影響調査の評価がでないと、道路など造ることはできないのです。何か変!なにかあるに違いない。

【質問】

  斎場建設調査特別委員会でも、今議会の議案説明でも、当局から、斎場建設に伴い新設道路を造るとの説明がありましたが、数点、お伺いいたします。

 1.斎場建設費として、大枠の予算案があると思いますが、この新設道路にかかる費用は、斎場建設費に含まれるのか。

道路新設改良費なので、含まれない。

 2.斎場は、合併特例債を使って建設するとのことですが、道路を含めた計画案を示せば、合併特例債を使うことができるのではないか。合併特例債を利用しない理由は?

進入道路ならば、使用できると思う。 

3.どうして道路だけが先行するのかということについて伺いたいが、環境影響調査は、現在の環境状況や生態系を調べ、それに斎場を建てた場合の負荷や影響を加え、適地かどうかを評価し、地元の方々に理解していただくものです。基本計画ができていなければ、その負荷も予測できません。環境上、適地かどうかの評価がなされていないのに、道路が先行することは、法律的にも常識的にも問題であり、公費支出はできないと思いますが、当局の考え方を伺いたい。

・・・

.議会の特別委員会は、審査の場であり、審議の場であり、決定権限を持つ場ではないので、当局がどのように意見を取り入れられるかは、規定がありませんので、法的に云々と言うことはもうしませんが、9月3日の特別委員会を傍聴したときに、私は、特別委員会設置の意味はなんだろうと思いました。
  と申しますのも、当日は、西保で進めるか否かについて話し合われ、「西保団地の合意が得 られていないのに、進めるのはいかがなものか」との意見もありましたが、最終的に「西保で異議なし」とのことになりました。そして、その直後に、経済建設部長から、「9月補正予算で、斎場用の新規道路をくみました」との報告がありました。ということは、特別委員会で合意される前である8月28日に議運が通り、議案として私たち議員のところに届いていたのですから、特別委員会の前に、斎場用の道路用地購入などが予算措置されていたことになります。合意前に、補正予算として提示された理由を伺いたい。

答弁「斎場のためだけに造ろうと思ったのではなく、何か検討策が居るかなと思っていたところに、斎場計画が発生。斎場ができれば、車両の出入りもおおくなるため」

苦しい答弁が続きました。

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