「こぶし公園」ではコブシ(辛夷)の花が咲き始めました。
昼前からまた莫迦みたいな風が吹き始め、鬱陶しいやつめ、と思いながら、昼休みの買い物に出ました。
予報では南の風といっていましたが、南風にしては冷たい。
「こぶし公園」の辛夷の蕾はいかほどか、と思って寄り道をしてみたら、なんとすでにほころんでいる蕾がありました。
園内には五本の樹がありますが、咲いているのは二本だけで、一本は一輪だけ。カメラに収めた一本も、咲いているのは四,五輪です。画像をブログに添付しようとして、相変わらず腕が悪いというか、カメラが悪い、と思います。大体背景が悪い。
光線の具合が一番よさそうなのは、シャッターを押したところから45度ほど右に寄ったあたりと思われるのですが、そこでシャッターを切ると、背景には画像に写っているのとは別のマンションが写ってしまいます。
普段ならまだよかったのかもしれませんが、いまは外壁の補修工事とかで、全面に白っぽい目隠しが施されているので、花がどこに咲いているのかわからなくなってしまいます。已む無くこの角度から撮ったのです。
背景の、丸坊主に近く刈り込まれてしまったクスノキ(楠)もいただけません。
無粋な刈り込みをしていなければ、緑の葉がさらに無粋なマンションが写るのを遮ってくれたろうし、辛夷の花を際だたせてくれたと思うのですが……。
「こぶし公園」は市川市が管理する公園ですから、腕の善し悪しはいざ知らず、プロの造園業者が剪定をしたのでしょうが、この楠に限らず、他の公園の樹木や街路樹が丸裸に近い状態に刈り込まれてしまった光景を見るたび、どのような論理があって、これほど無粋なことをするのか、と疑問を懐きます。
ご存じの方がいらっしゃれば、ご教示を願いたいものです。