桔梗おぢのブラブラJournal

突然やる気を起こしたり、なくしたり。桔梗の花をこよなく愛する「おぢ」の見たまま、聞いたまま、感じたままの徒然草です。

2014年九月の薬師詣で・佐倉市

2014年09月08日 22時58分53秒 | 薬師詣で

 今月の薬師詣では佐倉を訪ねました。



 京成臼井駅で降りました。この駅をを利用するのは二回目。前回は北口に出ましたが、今回は南口です。



 前回乗ったのはマイクロバスだったので、このあたりのバスはすべからくマイクロバスで、スイカは使えず、料金は現金で前払い、と思い込んでいましたから、京成臼井駅の改札を出たところにあったファミリーマートで、特段欲しくもなかったポテトチップスを買って小銭をつくり、準備万端整えり、とばかり南口駅前のロータリーに降り立ったのですが……。
 やってきたのは四街道駅行の、ちばグリーンバス。ごく一般的な乗合バス。ちゃんとスイカは使えました。




 乗車六分、七つ目の千代田小学校というバス停で降りました。
 四つ辻の交差点になっていて、交差点名は生谷(おぶかい)ですが、そういう名の停留所は一つ前で、誰も降りず、誰も乗ってこなかったので、通過してきたばかりです。



 歩道部分は形ばかり。草に覆われたU字溝が隠れています。交通量はそれほどありませんが、それだけにたまに通る車は悠に80キロは超える猛スピードで飛ばして行きます。

 


 畔田橋で手繰川を渡ります。下流で新川に合流し、西印旛沼に注ぎます。



 バスを降りてから十二分で目的の正光寺に着きました。阿弥陀如来を本尊とする真言宗豊山派の寺院です。
 延文三年(1358年)の創建と伝えられています。古くは字坊谷津というところにあったものを天保四年(1833年)に現在の地に移したとされますが、明らかではありません。



 薬師堂は本堂から少し離れたところにありました。
 本堂前を右に折れます。前日の昼ごろまで雨が降っていたので、径はぬかるんでいました。



 薬師堂。
 ここに木像薬師如来像が安置されています。「千葉県印旛郡誌」によれば、創建の際に安置されたということですが、詳しいことはわかっていません。




 同じ道を戻って、バスで京成臼井駅に戻り、再び京成電車に乗って、京成佐倉で降りました。

 


 曹洞宗勝全寺。望遠で撮影したので、すんなり入れそうに見えますが、彼我の間にはポールをつないでロープが張られていて、跨いで行けないわけではありませんが、見廻したところ、ロープの切れ目がない。
 我が宗旨のお寺ですから、参拝し、歴住の墓所に敬意を評しに行きたかったのですが、今回の目的は他にあるので、残念ながら先を急がなければなりません。




 栄ぐルとは何かと思ったら、「ビ」の「ノ」の部分が欠け落ちていたのです。

 このビルのあるあたりから旧成田街道、旧佐倉街道を経て、十分ほど歩くと、武者屋敷通りに出ます。

 
 


 上から旧河原家、旧但馬家、旧武居家。
棟とも江戸時代後期の建築。旧河原家住宅は市内に残る武家住宅の中で最も古いものとされています。



 大聖院。
 大日如来を本尊とする真言宗豊山派の寺院で、本尊の木造大日如来坐像は市の指定文化財です。



 大勝院の先は高台が切れて、下り坂になります。佐倉サムライの古径・ひよどり坂。



 最後に訪れた周徳院。
 薬師如来像は、近くの高崎川右岸にあった「まる沼」という深い池からすくい上げたたもので、上流から流れてきたものです。




 京成佐倉駅へ戻る途中に海隣寺がありました。阿弥陀如来を本尊とする時宗の寺院です。



 北小金に帰ってきて、地元の慶林寺に参拝。

コメント
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