桔梗おぢのブラブラJournal

突然やる気を起こしたり、なくしたり。桔梗の花をこよなく愛する「おぢ」の見たまま、聞いたまま、感じたままの徒然草です。

桜吹雪と栃の若葉

2021年04月13日 21時20分39秒 | 風物詩

 昨日、西日本ではかなりの大雨。東日本は晴れたり曇ったりでしたが、追っつけ雨になるのは必至。



 ところが、西日本の大雨はどこ吹く風、というような、午前中はこんな青空でした。



 ただ、いずれ雨をもたらすらしい低気圧の影響で風は強い。十一日前、今月二日の桜吹雪は染井吉野(ソメイヨシノ)でしたが、今日の花吹雪は八重桜。

 

 日課の慶林寺参拝に赴く途中に二本の八重桜があります。



 慶林寺の参道にはピンク色の花を咲かせる若木。

 

「りんごつがる」という札が提げられていました。

 


 これから咲こうという蕾もありますからまだ咲き始めたばかり。多少強い風が吹いても、散らされたりしません。
 ♪林檎の花びらが、風に散ったよな、となるのは例年であれば五月。何もかも早い今年は今月中か。



 桐の樹も若葉を芽吹いています。 



 青空に釣られて、栃の若葉を愛でてみようかと、とちのき通りへ足を延ばしました。



 市がきちんと管理しているのだから、まさかとは思うけれど、ひょっとして枯死(?)と思ったら……。



 人間の顔にたとえると、両目の真ん中、鼻のように見えるのが若葉です。



 かと思えば、もうこんなに葉を繁らせている幹もありました。

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2021年四月の薬師詣で・草加市

2021年04月12日 23時58分21秒 | 薬師詣で

 本来なら薬師詣でに出かけるべきだった四日前の八日。体調が悪かったわけではないのですが、グダグダと過ごしているうちに昼を迎え、さらに一時、二時と過ぎてしまったので、久しぶりに出かけるつもりだったプチ旅行を断念してしまいました。
 で、今日も薬師如来の縁日である十二日。埼玉県の草加までプチ旅行を試みました。新型コロナウイルスの波に襲われるようになってから、薬師詣でのプチ旅行は行ったり行かなかったり。ほんの数十分乗るだけですが、電車に乗って薬師詣でに出かけるのは去年十二月の終い薬師以来です。

 


 電車に乗る前、例によって地元の慶林寺に参拝。お賽銭をあげて行きます。



 行きの電車(武蔵野線)はこんな感じでした。



 ちなみに帰りの電車もこんな感じでした。



 新越谷で東武線に乗り換えて、獨協大学前で降りました。
 この駅は確か違う名前だったはず、と思ってみれば、前の駅名にちなむ住宅公団の松原団地もリニューアルして、今風というか、意味不明(つけられた名はフランス語で快適、という意味なのですが、何ゆえにフランス語かという意味で、意味不明)というか、コンフォール松原と名が変わってしまったので、獨協大学前と駅名を変えたばかりです。
 まだ変えて間もない(といっても、すでに四年)からかどうか、いずれまた名前を変えるつもりかどうか、「草加松原」と垂れ幕のようなものが掲げられているところには、どの駅にも○○駅東口というような表示版があったりするのですが、ここにはありません。



 東口から東武バスに乗ります。
 この日は午前中所要があったので、出発できたのはお昼。薬師如来を祀る三覚院と、かつてはその薬師如来を祀っていた薬王寺跡を巡るだけという予定です。



 乗車九分。日立建機前という停留所で降車。

 

 東京外環道の高架下をくぐって行きます。高架下を走るのは国道298号線。両側を綾瀬川放水路が流れて、この先中川に注ぎます。



 バスを降りて歩くこと十一分。三覚院に着きました。真言宗豊山派の寺院です。かつては三蔵院と称し、「武蔵国郡村誌」には、慶長十年(1605年)ごろの創建と記されています。
 三覚院と院号が変わったのは明治四十一年(1908年)、近くにあった東覚寺を併合したからです。

 


 本堂。文化八年(1811年)に建立されたものと伝えられています。

 


 三覚院の門前を葛西用水が流れています。

 


 ところどころに涼み台と川面に降りられる石段があります。



 キタミソウ。こういう草花があるのを初めて知りました。この掲示板には十一月から四月の間に二度花を咲かせると記されているので、まだ咲いているのではないかと覗き込んでみましたが、にわか仕込みの知識ではどれがキタミソウなのか、捜し当てることはできませんでした。



 背後から近づくと、消防の倉庫かと思わせましたが、地図には八坂神社とありました。



 水門がありました。

 

 用水に沿ってさらに歩くと、この地区の自治会館・青柳志茂会館があり、会館前には「妙見山薬王寺跡」という石碑が建てられていました。
 石碑に曰く「(薬王寺は)明治四十二年政府の寺合併策により青柳村三覚院に移管され本尊薬師如来、三尊、その他は三覚院に現存する」とありました。
 さらに石碑には「平成二年外郭環状道路の通過に伴い移転のやむなきに至る」とも記されているので、実際には薬王寺があったのは別の場所で、ここではなかったようです。



 行きに降りた日立建機前の隣・越戸橋から帰りのバスに乗りました。



 昔懐かしい雰囲気の待合所がありましたが、ベンチに坐ったのではバスがきても見えません。

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桜吹雪

2021年04月02日 21時57分01秒 | のんびり散策



 強い風に煽られて散る桜が舞っています。桜吹雪に見惚れながらカメラを構え、シャッターを切りましたが、コンパクトデジカメでは宙を舞う桜の花びらをとらえることはできませんでした。



 慶林寺の参道ではハナミズキ(花水木)の花が開きました。実際は白い花のように見えるのはホウ(クサカンムリに包)。葉っぱが変形したもので、花は中心の緑色をしたツブツブです。



 寶蔵院の墓地です。

 

 ミズキ(水木)は花が終わり、実を結び始めていました。



 寶蔵院に向かう高台の径から見下ろした風景。



 寶蔵院。無住ですが、真言宗豊山派の寺院。



 ママと呼ばれている我が友。どこを住処にしているのかわかりませんが、日中はずっと寶蔵院の境内にいて、私の姿を見つけると必ずトコトコと歩いてきて、挨拶をしてくれます。



 寶蔵院駐車場の桜。高台にある(といっても、比高は20メートル)ので、わずかながらも気温が低いのか、まだ桜吹雪は舞っていませんでした。

 


 キウイ畑。やっと葉が芽吹き始めたばかりです。



 先月二十八日の無患子(ムクロジ)記念日から五日遅れで、近くにあるムクロジの樹を見に行きました。真下に行って見上げると、のけぞるような高さです。



 我が庭のムクロジはすでに若葉を出しているのに、このムクロジには去年の実がついたままで、まだ葉は出ていません。

 

 田水が引かれるのはもう少しあとのようです。



 春の富士川です。ひねもすのたりのたりかな。

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