時々新聞社

慌ただしい日々の合い間を縫って、感じたことを時々報告したいと思います

ちょっと笑えた話など

2008年02月06日 | その他
★ 以前は、電車が駅に近づくと、「電車とホームの間があいている所がありますのでご注意下さい」という車内放送や駅での放送が流れていた。電車とホームの間はあいているのが当たり前で、もしくっ付いていたらさぞかし大惨事になるだろうと常々思っていたが、最近は「電車とホームの間が<広く>あいている所」とアナウンスされるようになり、ちょっと安心した。何気ない言葉だが、日本語というのは難しいものだ。
★ 最近は略語が流行っていて、たとえば、KYは「空気読めない」など、とっさにはわからないようなものも多い。ところで、最近、テレビコマーシャルで「ミラバケッソ」というのがある。「未来に化ける新素材」の略だという設定だが、もしそうなら「ミラバケソ」でなければならないだろう。「ッ」はどこから出てきたのだろうか?また、この会社は、Kurarayという会社だが、カタカナで標記すると「クラレ」だそうだが、どう読んでも「クラレイ」ではなかろうか。 「イ」はどこに消えてしまったのだろうか?
★ ニュースを見ていたら、犯罪のために逮捕された20代の男性の職業が、「自称無職」と紹介されていた。「自称団体役員」とか「自称会社員」などというのは多いが、このケースでは、本当は職業を持っているのだが、何らかの理由で「無職」を自称したということだろうか。珍しい事例で笑ってしまった。
★ ネットで不動産屋のホームページを見ていたら、ある物件の説明に「○○駅から徒歩2km」というのがあった。徒歩だろうが、車だろうが、距離は変わらないと思うのでミスだろうと思ったのだが、よく考えると、車が通行可能な道を利用すると遠回りになるので5kmになるが、徒歩だと車が通れないような狭い道があり2kmで到達できるという物件もあるかもしれないので、単純なミスとも言い切れない、などと考えてしまった。おそらく、このケースは単純なミスだと思われるが・・・。
★ 生命保険の外交員が契約家庭を訪問するテレビコマーシャルがある。庭先から訪れて、縁側に座って「お元気そうでなによりです」と挨拶するのだが、この台詞はどうも違和感がある。契約者が元気で保険金を支払わなくて済み、最もうれしいのは保険会社である。
もちろん、保険というのは万一の時の備えだから、保険を掛けながら、結局は事故にも遭わず、病気にもならずに生活できることが契約者にとって望ましいことだが、生命保険の外交員からお元気で良かったですと言われると、素直に喜ぶ気になれないのは編集長だけであろうか。

何気ない日常生活だが、注意して観察していると思わぬ笑える話が転がっているものである。世知辛い世の中だが、そんなことに注意しながら暮らしていくのも楽しいかもしれない。