時々新聞社

慌ただしい日々の合い間を縫って、感じたことを時々報告したいと思います

これが美しい国、日本です!

2006年12月31日 | 政治問題
いよいよ今年も終わり。1年の終わりに当たって、日本という国の現状を振り返ってみた。
「美しい国、日本」をつくるというのが、安倍晋三のキャッチフレーズだが、そもそもこの国は戦後60年にわたって、ほぼ自民党が政権を担って作り上げてきた国だ。そして、彼の一族や彼自身も長い間政権の中枢にいて、この日本と言う国づくりに深く関わってきた。その責任を棚上げして、これからは、美しい国をつくりたいと彼はいうのだが…。
・定率減税の廃止など大増税に苦しむ庶民
・年金、健保、介護の保険料も次々アップ
・年金や健康保険給付は次々削減
・大企業、資産家には減税。大銀行は何年も法人税ゼロ
・大企業からの徴税能力を失い、国と地方の借金は1000兆円以上
・耐震偽装やライブドア事件など、規制緩和の害悪が噴出
・生活保護は100万世帯を突破
・ワーキングプアは400万世帯以上。10軒に1件は生活保護基準並みの生活
・雇用者のうち3分の1が不安定な非正規雇用
・違法な「偽装請負」はまだまだ野放し
・失業率は改善したが、完全失業者はまだ250万人以上
・年間の自殺者は、毎年3万人以上
・交通事故による死者は、阪神大震災の死者より多い毎年7千人以上。
・政党助成金という血税はしっかり分け取り
・談合に伴うわいろで知事が次々と逮捕
・教育基本法タウンミーティングでは、官製のやらせが横行。やらせには謝礼まで
・政府税制調査会、本間会長が公務員宿舎に愛人と同居発覚、会長辞任
・愛国心高揚の教育基本法「改正」を強行採決
・所得格差により、教育格差も拡大
・いじめ自殺続発。教員や校長の自殺も
・官邸主導の教育再生会議で委員からも「ヒトラーだ」との批判
・憲法「改正」を公然と主張する政権
・核武装発言を繰り返す閣僚たち
・佐田行政改革担当大臣は虚偽の収支報告書、そして辞任
・防衛庁は防衛省に昇格。いよいよ海外派兵も本格化
・アメリカの言いなりに基地移転、拡充
・米軍への思いやり予算も増額
・拉致問題は進展せず。交渉ルートもなく、米中頼み
・郵便集配局は次々廃止でサービスは切り捨て。次は特定郵便局の廃止も
・造反組も復党。ここだけ「再チャレンジ」が可能なのか!
・振り込め詐欺被害は、200億円超
・刑務所はどこも超満員で増設中
・少年犯罪の増加
……、もうこの辺にしておこう。
これらが解決したら、少しは美しい国になると思うのだが…。
この1年、このブログを訪問して下さった方々に御礼を申し上げます。
来年が良い年になることを祈念致します。