時々新聞社

慌ただしい日々の合い間を縫って、感じたことを時々報告したいと思います

難病への補助金削減に待った!

2006年12月21日 | 医療・社会保障
難病のうち、患者数が増えているとの理由で、パーキンソン病と潰瘍性大腸炎の患者のうち、比較的軽症な患者に対する補助金削減の動きがあった。この件については、本紙でも反対を表明しておいたが、今回、厚生労働省がこの補助金削減を行う法改正の提案を見送ったことが判明した。
医療保険団体、患者団体などからも短期間に多数の反対の声や署名が寄せられたことが、今回の撤回の理由であろう。
大多数の国民は、与党である自民、公明の支持者であるか否かにかかわらず、現在の政治のあり方に対しては多くの不満を持っていることだろう。野党支持者や無党派層は、なおさらである。
これを具体的に声にして政府や関連省庁、各政党などに届けることが個々の政策決定にとっては大変重要だ。
ともかくも、今回の世論の勝利を率直に喜びたい。