時々新聞社

慌ただしい日々の合い間を縫って、感じたことを時々報告したいと思います

目黒の公明党、政務調査費で領収書偽造!?

2006年12月24日 | 政党
目黒の公明党が、政務調査費の不正使用があったことを理由に区議会議員6人全員が辞職するという不祥事があったが、その後の調査で、区に提出した政務調査費の領収書に偽造の疑いがあるという。
この領収書は、板橋区にある建設資材販売会社のもので、この会社によると、領収書は通し番号で管理しており、同じ番号の領収書は存在しないという。
にもかかわらず、この会社が発行した同じ番号の領収書が2通存在し、1通は「公明党目黒総支部」宛て、もう1通は「公明党目黒区議団」宛てだという。しかも、「総支部」と「区議団」の個所以外は、筆跡も、金額もまったく同じだという。
この会社は「この(番号の)領収書は、公明党目黒総支部宛てに出した。ポスターを張り出すために使う両面テープ代金だ。公明党目黒区議団には領収書を出していない」と明確に証言している。
にもかかわらず、「区議団」宛ての領収書のコピーが区に提出されていたわけだ。
この理由は簡単である。区に提出するのは領収書のコピーでよいので、本来の「総支部」宛ての領収書をコピーし、このコピーのあて先を「区議団」に書き換えて、コピーしたものだ。
こうなると、政務調査費の使用が不適切だったというレベルの問題ではなく、区に提出した領収書の改ざん、すなわち、私文書偽造であり、改ざんした領収書を使って政務調査費を受け取っていたことになるので、公金横領や詐欺に該当する。
明確な犯罪行為だ。
公明党は、真摯にこの疑惑に答える義務があるだろう。また、公明党にもし良心のかけらが残っているのなら、来年のいっせい地方選挙で、少なくとも目黒区では候補者を立てるべきではない。
こういう組織犯罪を平気で犯す政党に良心を期待するのは無駄かもしれないが、これが正常な区民、国民の考えであることをお伝えしておく。