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ターボチャジャーの世界。

2010年12月13日 09時37分12秒 | Weblog
前回、ロータリーエンジンをちょこっと解説しましたが、

今回は「ターボチャージャー」について。

よく、市販のクルマに「ターボ車」ってのがありますが、

単純に付いてないクルマより速いって認識だけの人が多いと思うのですが、

何故、速いのか説明しますね。

「ターボチャージャー」とはエンジン内に入り込む空気を、

「ターボチャージャー」内にあるタービンで圧縮(過給圧)し、

より高密度な空気をガソリンと混合させ、

エンジン排気量以上のパワーを生み出す仕組みのことです。

さらに言えばインタークーラーによって、その圧縮され高温化された空気を冷却し、

より効率的な冷却空気を生み出す仕組みと併用されるケースが多いです。

さらにさらに言えば、ガソリンも一般的なレギュラーガソリンではなく、

オクタン価の高いハイオクガソリンをターボ車は指定されています。

オクタン価の高いガソリンとは、

エンジン内での爆発時間を長く出来る特長をもったガソリンのことで、

より滑らかな回転を補うことが可能なガソリンのことです。

インタークーラー+ハイオクガソリンとの組み合わせで、

より効率的なターボパワーを発揮することが出来るんですよね。

初期のターボ車はある一定の回転から突然タービンが回転を始めていたため、

ドッカンターボなんて言われ方をしてました。

それを補う為に、最近では低回転から滑らかににタービンが回り始める、

スクロル式が多く採用されています。

これで、違和感を感じずに加速を感じることが出来るようになってます。

さらにターボ車の特長としては、一般的なエンジンと比べて、

エンジン回転を低く、なおかつパワーを発揮することが可能なとこです。

理想的なパワーアップを実現してるんですよね!