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ロータリーの世界。

2010年12月10日 10時16分10秒 | Weblog
かつて世界のあらゆる自動車メーカーが挑戦して作れなかったエンジンが、

いわゆる「ロータリーエンジン」です。

日本のメーカー、マツダだけが成功した画期的なエンジンです。

これ以前、NHK番組でも取り上げられました。

ロータリーは常にエンジンブロック内を回転しながら運動してる為、

レシプロエンジン(一般的なエンジン)と違い運動にロスが出ません。

逆にレシプロエンジンは上下運動の為、上がって下がる時に運動が逆転します。

そこに極わずかなロスが発生してしまうんですよねぇ。

ロータリーは回転運動だけなのでスムースにスピードを速める特長が生まれます。

これが、クルマの速さを大幅に支援してくれてるんですよね。

どうして他のメーカーがこのエンジンの開発に成功しなかったのかは、

1つの部品にありました。

エンジンブロック内で回転してる三角形のローターピストンが、

回転時に常にブロック面と接触する接点部分の耐久性を解決出来なかったからです。

マツダはそこの部品開発に成功したんですよね。

ただし、ロータリーエンジンにもデメリットはあります。

それは燃費。

エンジン内部の円場に三角形のピストンが回転してるのですが、

その空いた空洞スペースに空気とガソリンを送り込む為、

送り込む量が多くなり、どうしても燃費が悪くなってしまいます。

圧縮でガソリンを爆発させてるので、構造的に解決するのは難しいと言われています。

しかし、速さを追求するスポーツカーの世界では画期的なエンジンであることには、

間違いないんですよねぇ。

今日はちょっとうんちくが多い日記になりました。(笑)